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深淵の蒼(ノベルゲーム)

架空のゲームというのが大前提の紹介文風作品です。


紹介するゲームは実在しませんので、真に受けないようお願い申し上げます。

深淵(しんえん)(ブルー)



発売日∶20XX年XX月XX日


発売プラットフォーム∶PC 家庭用ゲーム機 スマホアプリ


ジャンル∶ノベルゲーム




概要∶


   大昔に実在したと言われる、上映中ずっと青一色しか表示されない映画。


   それと真っ黒な画面のまま音声で物語が進む、ノンビジュアルアドベンチャーゲーム。


   それらをリスペクトしたノベルゲーム。


   キャラクターの表示無し。 背景青一色。 表示される文字は白い。 効果音も鳴る。 BGMだって流れる。 声はフルボイスで豪華。 だが社員っぽい素人の演技にしか聞こえない声ばかりなので、没入感は無い。


   ブルースクリーンにでもなってしまったかと、不安になる画面構成である。


   そのビジュアルのまま白い文字で物語は進行する。


   BGMは抽象的で、単調で、聞き続けているとどこか不安に感じてしまう曲1つのみ。



   そこから紡がれる物語は現代を舞台とし、展開する物語は素人臭い演技の声もあってか、やはり不安で不穏(ふおん)な空気が流れ続けている。


   モノローグでは語りに語るが、まともに喋る事が極めて少ない主人公(性別不明)の視点で語られる、現代ではありつつもどこか絶妙に感性や価値観の違う者達しか現れない、まるでロボットの不気味の谷現象を思わせる不気味さがにじみ出ている作品。


   主人公の意思を示す(が、滅多に喋らない)選択肢があり、それを選択して物語を進めるマルチエンディング方式。




   主人公が住む街は治安が良いと語られるが、主人公の周りで小さなトラブルや事件が頻発する、本当に治安が良いのか疑問に思う。


   そんな街にまつわる、大きな謎に巻き込まれる主人公とその仲間達の様子が語られる。


   …………と言うか、勘のいい者なら既にタイトルで謎は見透かされてしまう。





   これがなぜ○ソゲー扱いされているかと言えば、収録の状況が悪かったのか、肝心な場所で音が飛ぶのである。


   文字はちゃんと表示されているのに、セリフや効果音やBGMが時々音飛びし、視覚情報がはじめから奪われている(画像類が表示されないの意味)のに大切な場面で聴覚まで取り上げられてしまっては、ゲームとして成立しない! と騒がれたからである。


   むしろバグゲーでは? とも言われたが、バグゲーを選考する場所は無いのでク○ゲーとしてまとめられた。


   なお声の質に関しては聞き取りにくくても文字情報があるし、素人臭さが受け手の感情を揺さぶる効果が有ったので、それほど問題視されていない。




   このゲームはクソ○ーを選考する会議がはじまる時期の直前に発売されたもので、その音飛びバグと呼べる問題点が浮上し騒がれてしまった為に、ク○ゲーとしてノミネートされて選考されてしまった経緯がある。


   だが実はその音飛びは開発側の意図した演出であり、正常な演出であると公式から発表された。


   実際にそれで緊迫感と言うか、狂気感と言うか、冒涜(ぼうとく)感と言うかの表現に成功しており、これはク○ゲーではないとの声も少数ながら挙がっていた。


   


   が、その発表はクソ○ーの選考が終了して公表された後である。


   なので悲運の○ソゲーとして、ネタとして、今もネット上でネタにされている。







主要登場人物∶


……………………。


………………。


…………。

以下ネタバレ













 嘆きの三聖女を検索して下さい。

 それでピンとくるかもです。

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