【転移93日目】 所持金1京0567兆1447億3170万ウェン 「いえ。」
朝、割と早く目が覚める。
フカフカの絨毯の上で寝転びながら作戦会議をしているうちに、4人で寝落ちしていたらしい。
カインの体調がやや悪かったので、ベッドで休んで貰う。
(環境、急激に変わり過ぎだよな。)
外交上、明らかに問題があるのでバリケードは撤去することにした。
(こんなこと他国の迎賓館でやったら宣戦布告と見做されかねないので真似はしないで欲しい。)
積み上げたテーブルや椅子をドナルドとポールが小気味よく下ろしていく。
いつもなら、こういう時に率先して手伝うカインがぐったりしたままなので、ポールが慌ててエナドリを口に流し込み回復を図る。
「やあ、諸君!
おはよう!
こんな状況だが、楽しんで乗り越えて行こう!」
あ、いつもの快活なカインだ。
やっぱりエナドリ凄いな。
腕力のあるカインが作業を手伝った為、すぐにバリケードは解除される。
この数分後、何事も無かったような表情でテオドール殿下がモーニングを誘いに来た。
俺達も笑顔で快諾する。
お互い疲れるが、これも仕事のうちである。
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よくぞまあ、こんな豪勢な朝食を用意したものである。
テーブルに広がる贅沢料理の数々に舌を巻く。
一見、ボリューミーな見た目でありがながら、口に入れてみるとライトに調整してある。
多分、日本人の味覚にも合っている。
帝国ホテルやらリッツカールトンのモーニングが好きな方ならば口に合うだろう。
俺も食べた事は無いが大好きだ。
「兄王が…
王宮での晩餐に招待したいと申しているのですが…
如何でしょうか?」
『服装とか…
ちゃんとした物を持ってないので
私が行くのは不敬に当たりませんか?』
「いえいえいえ!
コリンズ社長には、相応しい衣装を用意させて頂きました!
ドレッサー係、入れ!」
「はッ! マリーヌ・コティヤール少尉入ります!」
首長国では女性の従軍が禁止されているのだが、《各王族が自腹で婦人の将兵を雇用するのは自由》というガバガバルールがある。
どうも見る限り、愛人枠兼ハニトラ要員予備枠らしい。
俺は大人なので他国の軍規にまでアレコレと口を挟む気は無い。
「少尉、アレをお出しせよ!」
「はッ! コリンズ様、こちらの御召し物をどうぞ!」
どうぞと言われて取り出されたのは法衣。
それも宝石が各所に散りばめられており、かなりコテコテしている。
ん?
これヒルダが殺した大主教が着てたものと同じデザインじゃないか?
「いえいえ!
コリンズ社長に相応しい衣装を模索した結果。
最上位の法衣以外にあり得ないとの結論が出ました。」
次は会議の過程から混ぜろよ。
「おお! お似合いですぞ!
まさしく神の代弁者!」
『じゃあ神に代わって発言します。
聖典の教えを守って質素倹約に努めましょう!』
辺りが静まり返る。
「では、社長!
16時にお迎えに上がります。」
…聞けよ!
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色々晩餐会用の衣装が貰えたので、皆でお色直し。
俺以外の3人はボンボンの上にいい歳なので、何だかんだ言って複雑な礼服もアッサリ着こなしてしまう。
初対面では冴えないオッサンのイメージがあったポールも、無精髭を剃って髪をオールバックに纏めると結構な伊達男ぶりである。
『ハーレムメンバーに今の恰好見せてあげれば惚れ直してくれるのに。』
「…衣装に惚れられても傷付くだけだよ。」
そんな話をしながら、国境沿いでの遺体埋葬に礼を述べる。
「リン君、勝手なことをしてゴメンね。」
『あんな勝手なら大歓迎ですよ。』
「俺、多分リン君の考え方に近いと思う。
金持ちや権力者が、それを持ってない人間を一方的に殺すのって…
どう考えてもおかしいよ。」
それから二人で封建制への不平を述べ合いながらヒートアップする。
かなり熱くなった時点でドナルドがブレーキを掛けてくれた。
「気は済んだ?」
「『はい。』」
「確かにガス抜きは必要だよ?
でも、それは出国してからにしよう。
私で良ければ幾らでも相談に乗るから。」
「『はい。』」
4人も居ると誰かがブレーキ役を務めてくれるから助かるよな。
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途中、首長国側からの情報提供が入る。
【帝国皇帝アレクセイ・チェルネンコ戦死】
やはり確報らしい。
自由都市からの援軍との合流と支援物資の受領を目的に軍を迂回させていた所、四諸侯側に襲撃されて殺されたらしい。
連絡ミスなのか援軍は来なかったようだ。
で、本題はここから。
四諸侯が首長国に対して終戦を懇願している。
「領地は全て返還するし、チェルネンコ家の資産を接収次第賠償金も払う。
ムシの良い話だとは重々承知しているのだが、何とか和平会談に応じて貰えまいか?
また身勝手な話で恐縮なのだが、リン・コリンズ社長にとりなして頂けまいだろうか?」
とのこと。
目障りな皇帝を無事に殺害し簒奪の目途が立ったので、今度は国際社会への門戸を形振り構わず敲きたいらしい。
そんな事言われても、国際社会から見たら四諸侯って単なるテロリストだからなあ。
王国・首長国・連邦のような封建制国家から見れば主君を弑した大逆人。
(離反工作は王国の主導だが…)
自由都市・合衆国・共和国のような共和制国家から見れば国際協定を破って侵略行為を行った野蛮な封建領主である。
この状況から彼らが国際社会の仲間入り出来るとは…
素人目にも現実的だとは思えないのだが。
まあ、そこは国際社会が審判することだろう。
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晩餐会。
宮殿の大広間で鏡を見ると、顔中に傷のある小男が車椅子で大主教用の法衣を纏っていた。
実に醜悪な絵面だ。
反吐が出る。
まるで卑しい成金がカネにあかして権力の座を手に入れた様に見える。
…いや、そのまんまなんだけどさ。
「いやあ、お似合いですよ!
何と神々しい!
まさしく神の代弁者!
地上の第一人者の風格です!」
テオドール殿下の隣にいた男が調子よく追従してくる。
殿下の同腹弟のクロヴィス殿下である。
この人は生来の軟弱者なので士官学校への入校は免除されたそうなのだが、その分社交好きな性格を活かし王室関連のイベントに皆勤賞している。
要はロイヤルファミリー内の太鼓持ち担当である。
一見ふざけた男だが、相当マメに国家に尽くしているらしく、テオドール同様に国王陛下からの信望はかなり厚い。
アンリ王太子を始めとする、戦える王族は全て対四諸侯戦に出払っている。
テオドール殿下の第四師団も副官の指揮でアンリ軍に合流しているらしい。
無論、首長国王族は層が厚いので文弱の男性王族も多数いる。
残ってる男性王族は年少者以外はどことなく線が細くナヨっとしたタイプの者が多い。
女性王族は数えきれないほどいた。
未婚の女子だけで30人以上いるらしい。
恐らくは母親の身分順に整列している。
(微妙にドレスの柄が異なっていた。)
粗相をしたくないので配当が発動する前にお手洗いを借りる。
「何十ℓか小便が出る体質なんです。」
と説明すると、特別に厩舎脇の排水溝に案内して貰える。
まさかそこまで柔軟な対応が為されるとは想像もしていなかったので心底驚嘆した。
《ンディッド・スペシャルアンバサダー信徒》当が支払われました。》
ふー、スッキリ。
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小用から戻ると、国王陛下がニコニコしながら俺の車椅子を押して豪華なソファーチェアに案内してくれる。
まさかそこまでするとは思わなかったのだが、車椅子から俺を持ち上げソファーに移すことすらした。
俺が軽い所為もあるが、歳の割に力強い動きだった。
続いてカイン・ドナルド・ポールの3人が同じ意匠のソファーに案内される。
大きな肘掛にはシーシャや茶菓が備えられており、1人1人に執事の様な紳士が付く。
続いて、若い女性王族達が俺達一人一人に酌をしていく。
「これなるは七女のアンジェリーヌです。
歌舞を得意としておりましてな、中央大劇場でオペラを披露した事もあるのです。
親としてはそろそろ落ち着いて欲しいのですが。」
「お会いしとうございました、コリンズ様。
まあ、勇敢なお顔。
何でも王国では魔物退治でかなりの功を挙げられたとか。
是非、アンジェにそのお話を伺わせて下さいませ。」
『あ、どうも。』
「これなるは九女のオーギュスティーヌです。
大学を卒業したら婿探しをする約束だったのですが…
研究を続けたいと言って、院進してしまいました。
私が金融工学推進の音頭を取っている関係で、表立って叱責も出来ず、困ったものです。」
「はじめまして、リン・コリンズ社長。
オーギュスティーヌで御座います。
コリンズ社長とは自由都市の債券市場で一度お目に掛かっておりますのよ。
ようやくご挨拶が出来ましたわ。
私、社長に色々教えて頂きたいって、ずっと思っておりましたの。」
『あ、いえ。』
「これなるは十女のブランディーヌです。
引っ込み思案の儀礼嫌いの癖にコリンズ社長が来られると聞いた途端に駆け付けて参りました。
先年、コレの母が亡くなってしまいましてな。
最近はずっと塞ぎ込んでおりました。
どうか温情を掛けてやって下さい。」
「…ぶ、ブランディーヌです。
あ、あの。
私、こういう場があまり得意ではなくて…
粗相をしてしまっていたらゴメンナサイ。
な、名前だけでも覚えて下ったら、ブランはとっても嬉しいです。」
『あ、はい。』
「これなるは十一女のカロリーヌです。
先程のオーギュスティーヌとは母を同じくしているのですが。
あまり勉強を好まぬようでしてな。
私の目を盗んでパティシエの真似事のようなことをしております。」
「カロリーヌでーす。
出来の悪い妹でーす♪
きゃっ、お姉様ゴメンナサイ!
えへへ。
こういう役回りなんです。
そのプティング、私が焼いたんですよ。
え!?
美味しかったですか!
…嬉しい♪」
『あ、どうも。』
「これなるは十二女のシャルリーヌです。
母親に似てのんびりとした気質でしてな。
この晩餐会に同席させて良いものか随分悩んだのですが…
本人が《コリンズ社長にどうしても逢いたい》と駄々をこねましてな。
親馬鹿と笑って下されば幸いです。
粗相があればすぐに退席させますので。」
「もー、お父様ぁ。
リン・コリンズ様。
シャルリーヌで御座います。
シャルとお呼び付け下さいませ。
最初にお話を伺った時から、ずっとお慕いしておりました。
その…
コリンズ様にお目に掛かれて感激です!
あの! あの! 私! 私!
王国から突然やって来たキャラバンが連邦の人達を潜りぬけて自由都市に辿り着いたお噂を聞いて
どんな方かとずっと想像していたんです。
逢いたいけど怖い人だったら嫌だなとか、思ったりして。
それで! それで! 今日初めてコリンズ様のお顔を拝見して。
最初は大きな傷があって怖かったんですけど…
でも、でもでもでも!
瞳がとても優し… きゃっ!」
「シャルリーヌ! コリンズ社長に失礼だろう!!
下がっていなさい!!
社長、大変失礼致しました。
父親である私の監督不行き届きです。」
『あ、いえ。』
「では気を取り直しまして。
これなるは十四女のクリスティアーヌです。
まだ12歳で…
本来は晩餐会への出席資格は持ち合わせてはいないのですが…
コレは書見を好む性質でしてな。
…きっと母親の聡明な部分を受け継いでいるのでしょう。
特別に王宮書庫の特別閲覧権を与えております。
コリンズ社長のお役に立てるかも知れないと思いまして連れて参りました。」
「はじめまして。
リン・コリンズ様。
ご紹介に与りましたクリスティアーヌで御座います。
父王からは過分な紹介を受けましたが、浅学菲才の身で御座います。
本日は末席に控えておりますので、御用の向きがありましたら気軽にお呼び付け下さいませ。
クリスは貴方様の忠実な婢で御座います。」
『あ、いえ。』
…専制君主凄いな。
生まれた男は軍人・外交官・事業家・学者に割り振られ、女はこうやって政略結婚要員に割り振られるのだ。
いや、この国が強い理由の一端が解かったわ。
ただ勝つ為に全てのリソースを注いでいる。
地図で見ていた頃は大国に囲まれた中小国位の印象があったのだが…
これは本当に秀逸である。
感嘆しか出てこない。
続いて男性王族が皆で俺を称える詩を即興で詠みながら握手を求めてくる。
背後ではテオドール殿下が前髪をかきあげてピアノをかき鳴らし始めた。
まるで自分が英雄か何かになってしまったような錯覚に陥る。
それにしても、物の見事に美男美女揃いである。
純白の軍礼服・ドレスに赤髪が映え、彼らが並んでいる姿そのものが芸術としか言いようがない。
ふと左手の大鏡が視界に入ったのだが、俺さえ紛れていなければ至高の美景である。
(自分のビジュアル的異物感が際立ちすぎて自己嫌悪になった。)
一通りの挨拶が終わった後に、国王の案内で庭園を案内して貰える事になった。
相変わらず車椅子を押すポジションを手放す気はないらしい。
第七王子のジェラルド殿下が奏でる優美なフルートの調べをBGMに様々な麗花・奇岩・珍木を拝見させて貰う。
そこら辺にニョキニョキ生えている樹が「ああ、あれは単なる世界樹ですよ。」とモブ的に扱われていたので、やはりカネが掛かった場所なのだろう。
「ああ、失礼しました!
これなるは十七女のヴィヴィアーヌです。
今日は駄目だと言っただろう!
大切なお仕事の日なんだよ。」
「ごめんなさいおとうさま。
ヴィヴィもどうしてもこりんじゅさまによろこんでもらいたくて
おはなばたけをきれいにしていたの
はじめまして
わたしのおなまえはヴィヴィアーヌです。
あのねあのね
このおはなばたけはヴィヴィのおきにいりなの」
『あ、はい。』
花の事はよく分からないのだが、頑張って笑顔を作って喜ぶ素振りを作ってみた。
きっと上手くは笑えていないのだろう。
ここからが首長国外交の巧妙極まりない手口なのだが、俺に雑談を求めてきたヴィヴィアーヌが突然花で編んだ冠を俺の頭に載せてしまった。
「これはこれはコリンズ社長。
ヴィヴィアーヌの無礼をお許し下さい。
いやあ、年端の行かぬ娘のやった事とは言え、完全に私の責任です…
幼さ故、戴冠が何を意味するかさえ理解していないのです。
この埋め合わせに、近いうちに正式な場を設けさせて下さい。」
『いえ。』
…何で俺の歓迎会で俺がこんなに疲れるんだよ!
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皆で談笑しながら庭園を回っていると雨が降り始めたので、建物の庇沿いに歩いて一旦正門に回る事になった。
十数分歩いて、正門付近に差し掛かった頃である。
突如、誰かの叫び声が響き、騒然とした雰囲気になった。
俺がビクっとしてからそちらを見ると、眼帯をした坊主頭の軍人が何事かを国王陛下に訴えていた。
よく見ると目や頭部に巻かれた包帯から少し血が滲んでいる。
「えええいっ!!!
賓客を迎える吉日にまで騒ぎを起こすとは!!
何をしておる!
あの痴れ者を早く叩き出せ!!!」
陛下が虎の様な怒号を飛ばす。
普段は優美な方だが、当然こういう声も出せるのだ。
「陛下! 陛下!
今日と言う今日は諫言をお聞き入れ下さいませ!!
今だって! 人民も将兵達も無惨に野辺に屍を晒しているのですよ!
そこなるコリンズめは!
連邦の首魁ではありませんか!
我が国の民草を虐殺した張本人です!
それが国賓などと正気の沙汰ではありません!!
後世に汚名を残しますぞ!!
陛下! どうかお考え直しを!!」
「えーーーい、度重なる狼藉の数々。
もはや堪忍袋の緒が切れたわ!
誰ぞあの賊を斬り捨てよ!!!」
「お待ち下さい父上!
レオンティーヌの言動はひとえに祖国を想ってのことで御座います!
雑兵貧民から慕われているアレを斬るのは国益に適いません!
兄として責任をもって罰を与えます!
どうか、どうかここは御寛恕頂けませんでしょうか!」
「ならぬ!
勘当で済ませておったのが愚かであったわ!
誰か余の太刀を持て!
この手で成敗してくれる!!」
「「「「陛下! 陛下! 何卒、何卒!」」」」」
「そこの車椅子の御仁!
リン・コリンズ殿とお見受けした!
有り余る財貨で色々と悪謀を張り巡らせているようだな!
今度は国王陛下や兄上を誑かしに来たのか!!
せいぜい束の間の栄華を楽しむがよい!
貴殿の悪謀は必ずや我が手で打ち砕いてみせる!
これだけだけは覚えておくがいい!
国家は、国家とは断じて王や資本家の私物ではない!
そこに住む人民全ての共有財なのだ!
私は必ずや貴殿の陰謀を阻止し、人民の為の国家を作り上げてみせる!!」
『あ、はい。』
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『ドナルドさん、アレどこからが仕込みなんですか?』
「全部だよ、決まってるだろ。」
『外交現場って怖いですねえ。』
「みんな生き残るのに必死だから。」
首長国は俺のプロファイリングを余程念入りに行ったのだろう。
敢えて俺が嫌がるシチュエーションを繰り返した後に、トラブルを装って一番俺好みの者をぶつけて来る。
心底巧い手口だと思う。
あの国王の眼が黒いうちは首長国は安泰だろう。
恐らくは何も知らずに父王に誘導されていた眼帯姫とは…
またドラマティックな舞台で引き合わせられるんだろうなあ。
【名前】
リン・コリンズ
【職業】
(株)エナドリ 創業オーナー
駐自由都市同盟 連邦大使
連邦政府財政顧問
【称号】
ロイヤルトリプルクラウン・ファウンダーズ・エグゼクティブ・プラチナム・ゴールドエメラルドダイアモンディッド・スペシャルアンバサダー信徒
【ステータス】 (リン・コリンズからは視認不能状態)
《LV》 42
《HP》 (6/6)
《MP》 (5/5)
《腕力》 3
《速度》 3
《器用》 3
《魔力》 2
《知性》 5
《精神》 8
《幸運》 1
《経験》 15兆4056億7489万5095ポイント
次のレベルまで残り13兆3159億2953万0560ポイント
【スキル】 (リン・コリンズからは視認不能状態)
「複利」
※日利42%
下12桁切上
【所持金】 (リン・コリンズからは視認不能状態)
1京0567兆1447億3170万ウェン
※バベル銀行の10億ウェン預入証書保有
※国際産業道路98号線交通債100億ウェン分を保有
※第11次魔族領戦時国債200億ウェン分を保有
※第4次帝国インフラ債550億ウェン分を保有
※帝国総合プランテーション債230億ウェン分を保有
※自由都市海洋開拓債1000億ウェン分を保有
※第2次自由都市未来テック債1000億ウェン分を保有
※首長国臨時戦時国債1100億ウェン分を保有
※自由都市国庫短期証券4000億ウェン分を保有。
【試供品在庫】 (リン・コリンズからは視認不能状態)
エナドリ 788605ℓ
※今回発生分の331214ℓは全て首長国迎賓館の排水溝に廃棄