【降臨101日目】 所持金57億1190万0283円 「…アナタって最低の屑ね。」
「ボクの名前は光戦士。
今日も平穏な世界を堪能している満喫枝豆なのだ。
はい、今日も世界は平和です♪
その証拠に経済指標の荒れている国はありません。
日経平均もNYダウも上海総合も香港ハンセンもユーロストックスもブラジル・ボベスパもインド・BSE SENSEXも一切変化なし♪
いやあ世界経済は今日も順調ですなあ。
各国の指導者達は気づいたのです。
株式市場を開かなければ、指標は絶対に下がらないと♪
めでたしめでたし、ちゃんちゃん♪」
『わー♪ ぱちぱちぱちー♪
とっても分かり易かったわ、光戦士君♪』
「喜んでくれてなによりなのだ♪」
『ワタクシね?
みんなが見せてくれたニュースはどれもピンと来ないのだけれども。
光戦士君の解説だけは頭に入って来るの。』
「ずんだもんは人類の集合知っすからね。
きっとボクは人類全てに叡智を授ける為に生きているのだ。」
『うふふ、だからワタクシ光戦士君とは話しやすいのね♪』
「どういたしましてなのだ♪」
『じゃあ、ワタクシ。
そろそろモーニングにしたいわ。
石賀を呼んで頂戴。』
「ごめんなさいなのだ。
石賀さんは用事があって出かけてるから、アンタの朝食はボクが作るのだ。」
『あらぁ。
石賀がいないのね。
残念だけど、光戦士君の作ってくれる朝食には興味があるわ。』
「それじゃあ腕によりを掛けて作るのだ♪」
『うふふ、楽しみにしているわ♪
それじゃあ、待っている間に小牧の報告を聞こうかしら。』
「ごめんなさいなのだ。
小牧さんは偵察任務に行ったのだ♪」
『あらあ、そうなの♪』
「そうなのだ♪」
『じゃあきっと、福田も毛内も寒河江も江本も竹内も偵察に出ているのね♪』
「ご明察恐れ入ったのだ♪
早口眼鏡キショオタ姉ちゃんなら呼べるけど、どうするのだ?」
『あらあら、ワタクシの答えなんて知ってる癖に♪』
「そいつは失礼したっす♪
朝食が出来るまで束の間の静寂を楽しんで欲しいのだ♪」
『あらあらうふふ♪』
「はははのは♪」
『「あっはっはっはっはwwww」』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ボクの名前は光戦士
実家が洋菓子店を営んでいる関係で、おうちの手伝いはよくやらされるのだ。
普段嫌々やっていたお手伝いだけど、こういう遠出の時は応用が効いていいっすね。
ボクは特に料理はしないのだけれど、卵は綺麗に割れるのだ♪
う、うー。
…思い出すのだ。
ママ上の命令で朝から晩まで卵を割らされたあの日々。
確か上海から安倍晋三追悼クッキーの大量発注が入った時期っすよ。
向こうから送られて来た注文書に【追討クッキー】って書いてあったから、きっと盛大な勘違いがあったのでしょうね。
儲かったからどうでもいいけど。
はい、洋菓子屋が多用する食材と言えば?
卵・小麦粉・砂糖・生クリーム♪
これで作る朝食と言えばぁ❤
パンケーキなのだ♪
お粉を混ぜ混ぜ、生地をコネコネ、フライパンでジュージュー♪
お皿にポンとひっくり返して、上にクリームどばどば♪
脇には福岡の名産イチゴあまおうをずらーっと並べるのだ。
はい、洋菓子屋と言えばイチゴは外せませんからね。
子供の頃、ピカ兄ちゃんと一緒にイチゴのヘタを取った事を思い出したのだ。
天国のピカ兄ちゃん。
いや、きっと行ったのは地獄でしょうけど、冥福を祈るのだ。
南無南無ちーん。
はい、言ってる間にパンケーキの周囲にイチゴが並びました。
これだけだと色調的に赤が勝ちすぎるので、シャインマスカットを適度にポンポンポン♪
最後にチョコレートソースを何やら意味ありげにサラサラサラー♪
はい、如何にもまんさん受けしそうなスイーツでインスタでバエるパンケーキが完成なのだ♪」
『まあ、光戦士君。
とっても素敵♪
光戦士君のお店なら帝都でもソドムタウンでも繁盛するわ♪』
「1ミリも聞いたことのない地名で例えてくれてありがとなのだ♪」
『うふふふ♪』
「はははのは♪」
『「あっはっはっはっはwwww」』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『ワタクシ、少し退屈になって来たのだけれど…
まだ誰も偵察から戻って来てないのね?』
「みんな、アンタの為に念入りな偵察を行っているのだ♪」
『まあ嬉しい♪』
「勿論、誰もいない訳ではないのだ。
懲役25年の殺人鬼レニー姉ちゃん。
軍法会議待ちのアネモネ姉ちゃん。
托卵訴訟全敗した安久津オバサン。
対ディズニー最高裁決戦を待つ七感オバチャン。
どれでも好きなのよりどりみどりなのだ♪」
『あらあら、ワタクシの答えなんて知ってる癖に♪』
「そいつは失礼したっす♪
一段落するまで束の間の瞑想を楽しんで欲しいのだ♪」
『あら?
これは?』
「ノンニコチン煙草なのだ♪
エコでロハスでオーガニックなのだ♪
さあ召し上がれ♪」
『くすくす、また今度頂くわ♪』
「まあまあ、いつもアンタが周りに薦めているじゃないっすか♪
自分で吸っている所は一度も見た事がないけど♪」
『あらあら、うふふ♪』
「はははのは♪」
『「あっはっはっはっはwwww」』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『ところで光戦士君。
ここは一体どこかしら?
山の中?』
「ここは北九州市。
アンタをヒルダさんに逢わせてあげる為に海を渡るのだ。
ほら、眼下には関門海峡♪
あの海峡を越えればヒルダさんが住んでいる本州島に上陸出来るのだ。」
『あらあら、まあまあ。
それで昨日はキャンピングカーで睡眠を取らされたのね?
どうりで揺れた訳だわ。』
「あそこに見えてるのは、おにぎり山。
眼下に広がっているのは門司の街なのだ。」
『ふーん。
まだ海峡は渡らないの?』
「波待ちなのだ♪」
『あらそう。
船出が楽しみね♪』
「タイミングが合えばすぐにでも出航するのだ♪
アンタの望みを少しでも早く叶える為にボクらは頑張ってるのだ♪」
『あらあら、うふふ♪
頼もしいわね♪』
「はははのは♪
大船に乗ったつもりでいて欲しいのだ♪」
『「あっはっはっはっはwwww」』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『ねえ、光戦士君♪』
「何なのだ?」
『ワタクシ、ヒルダさんと連絡を取りたいわ。
まずはおスマホを持って来て下さる?』
「それはそれは残念なのだ、現在全世界で電波障害発生中。
人類はスマホ使用を一時中止しているのだ♪」
『あらあら、そうだったのね♪』
「そうなのだ♪」
『うふふふふ。』
「はははのは。」
『「あっはっはっはっはwwww」』
「あ、モシモシお母しゃん。
やけん昨日も言うたやろう。
うち、お仕事しとーと。
恋人も出来たんやけん!
すらごとやなかばい!
え?
どげん人かって?
あー、よか人ばい。
頭が弱かばってん、社長っぽか仕事しとー。
え? ちょっと今風かな?
LBGTとか理解的。
えー、結婚?
まだ早かよー。
子供産まれたらどうするとかって?
いやー、そん人と結婚はちょっとねえ。
孫ん顔が見たか気持ちは分かるばってん。
非嫡出児はつまらんよね?
うおー!?
分かった分かった、分かったけん!
片親ん苦労は痛か程わかるばい?
ばってん、養育費前払いでドカンな人なんよ。
分かっとー分かっとー!
結婚っておカネが全てやなかやろ!
えー?
紹介しぇなつまらん―!?
うーーん。
いや、親に見しぇれん人って訳やなかけど。
うーーーーーん。
そこまで悪か人やなかだけどねー。
そげんポンポン捲し立てんでくれる?
お母しゃんの影響で口調早うなっとーっちゃん。
キモかってじぇったい。
我ながらたまに思うモン。
えーーーー!?
うちん方がお母しゃんより早口!?
まっしゃかーwww
え?
ほんなこつ!?
あちゃーーー。
あちゃちゃのちゃー。
まあよかばい。
じゃあ電話切るね。
そげなとやなかと!
仕事仕事。
じゃ、こっちらから電話するけん
お母しゃんな電話してこんでなー。
ばいばーい。」
『あらあ、風賈さんごきげんよう。』
「うわやっべ。
電話使えない事になってるんだった!
光戦士君ゴメン、怒ってる?」
「いや、最初から早口姉ちゃんには1ミクロンも期待してないのだ。」
『あらあら、世界的な電波障害の中で通話出来るなんて不思議ねぇ♪』
「この姉ちゃんは脳味噌から電波を発信してるからセーフなのだ♪」
『あらあら、地球には色々な人が居るものねえ♪』
「世界はとっても広いのだ♪」
『うふふふふ。』
「はははのは。」
『「あっはっはっはっはwwww」』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『ねぇ、光戦士君♪』
「なんなのだ?」
『ワタクシのおスマホはどこかしら?
ポールとお喋りがしたいのだけれど。
いえ、分かっているのよ。
どうせあの忌々しい駄妹がしゃしゃり出て来るのは分かっているのだけれどね。』
「それは残念なのだ。
アンタのスマホは電池が切れていたので、ボクが気を利かせて充電中♪
1週間もあれば使えるようになるのだ♪」
『あらあら、それは気を利かせてくれてありがとう♪』
「あ、光戦士くーん。
充電器借りるねー。
はい、タイプC挿入っと。
あ、挿入はそういう意味じゃないからデュフフw
いやあ、ついついコメ欄でレスバしちゃって。
僕の武器は攻撃力1の針しかないって読んでる?
長文打ってる途中で電源切れたのよ。
この風賈の目を持ってしても見抜けないとは…
お、マイクロウェーブ来た。
ツインサテライトキャノン発射!
はい、再起動でーす。
いやあ、充電早くて助かりますわー。
さてと辻ちゃんと高嶋ちさ子をチェックしてから
主戦場のヤフー知恵袋に戻りますか。
いやあ忙しい忙しい。
あ、私ここで充電しながら仕事してるから。
気にせず二人で話を続けてね。(所用時間18秒)」
「ボクにとっては世界超恐慌なんかよりも、この早口眼鏡の存在の方が余っ程脅威なのだ。」
『風賈さんは充電がお早いのね♪』
「充電速度は口調に比例するとの研究結果が最近発表されたのだ。
アナタもあの人の喋り方を真似するのだ?」
『うふふ、1週間待たせて頂くわ♪』
「はははのは♪」
『くすくすくす♪』
『「あっはっはっはっはwwww」』
「え、何々?何を笑ってるんですか?
私じゃないですよね?
私笑いものにされてないですよね?
いや、被害妄想って自覚はあるんですけど。
スクールカーストトラウマというか…
今、笑われてるの私じゃないですよね?
私如きにそんな価値ありませんよね?
サーセンフヒヒヒヒ。」
『フウカさん。
貴女はワタクシの1番大切なお友達よ♪』
「えー!?本当ですかぁ?
いやぁ、光栄だなあ。
宇宙一ウザいっていつも言われますけど。
生まれて初めて友達認定されました!
私もリン子さん好きです!
一生粘着します!」
『あらあらうふふ。
じゃあ貴女は一番大切だから、
今すぐワタクシの視界から消えて下さる?』
「はーい♪ (トテトテトテトテ)」
『…。 (苦笑しながら肩をすくめる)』
「女の人間関係は怖いのだ…」
『さてと、お邪魔虫が消えたところで。
光戦士君♪』
「何なのだ?」
『光戦士君は頑張ってくれてるから、ご褒美をあげなきゃね。
何か欲しいものはなぁい?』
「いえいえ、ボクの望みはリン兄ちゃんと一緒に居ることだけなのだ。」
『あらあら、そんな風に思ってくれていたのね。』
「アンタのおかげで気付けたことなのだ。」
『あらあら、うふふ。』
「…。」
『あっはっはっはっはwww』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『さぁて小さな監守クン♪』
「監守?
牢獄なんてどこにも無いのだ?」
『そろそろ恩寵の儀が始まるのだけれど。
流石にサポートを呼んで下さるのよね?』
「今日はボク1人で偽札発行を手伝ってやるのだ。」
『あらあら、1人で大丈夫?
100㌔以上の紙幣が出現するのよ?』
「はっはっは。
こう見えて洋菓子屋の息子ですよ?
小麦粉袋や砂糖袋や栗缶箱を運ぶこともあるのだ。
偽札の100㌔や200㌔大したことはないのだ♪」
『あらぁ頼もしいわね♪』
『「あっはっはっはっはwww」』
『ねえ光戦士君。』
「何なのだ?」
『ワタクシ、君のことをとっても評価してるの。
だから君にだけは10倍の報酬を払わせて欲しいな♪
毎日1億ウェンを支給したいの。』
「あっはっは。
そんなにいっぱい偽札を持ってたら裁判員の心証を損ねるのだ♪」
『ワタクシ、無力で不器用なのに必死に頑張る健気な男の子に昔から弱くてね。
そういう子が大化けする過程も見守ってきたし♪
ねえ、お姉さんの味方にならない?』
「あいにくボクはリン兄ちゃんの味方なのだ。」
『あらあら。
ワタクシ、義理堅い子は大好きよ。
不思議と愚かなまでに融通の利かない子に惹かれるの♪』
「きっと人間は自分に無いものを求める生き物なのだ。」
『わかる♪わかるわぁ♪
ワタクシ、いつだって皆から羨望されて来たから、誰にも理解されないタイプの英雄に惹かれるの♪
ねぇ、光戦士君♪
君はどんな人に惹かれるの?
お姉さん興味あるな♪』
「ボクは毒親に自我を殺された無個性枝豆だから、不屈の自我を持つ男に憧れるのだ。
それが遠市厘を大好きな理由なのだ。」
『うふふふふ。
自我?
自我ぁw?』
「そう、何者にも負けない自我なのだ。」
『あっはっはっはっはwww
そうなんだw 自我www
誰にも負けない自我wwwww
あっはははははははははははははwwww
ん~♪ 可愛いわねぇ♪
何も知らない男の子ってどうしてこんなに母性本能をくすぐられるのかしら♪』
「何も分かってない女の人って見ていて可哀想なのだ。」
『…ふーーーーーん。
なるほど、流石に一代の覇者か。
コリンズ母娘が争うのも致し方なしね。』
「アンタが何を言ってるかわからないけど、そろそろ偽札の時間なのだ。」
『ふふふ。
坊やと話すのは本当に楽しいわ。
ねえ?
どうしても1億ウェンを受け取ってくれないの?』
「ボクの答えは変わらないのだ。」
『仕方ないわね。
じゃあ、偵察兵達に打診させて頂戴。
ワタクシに忠誠を誓う者には日給1億ウェンを支払ってあげるわ♪
悪い話ではないと思うわよ?』
「その事についても皆からの書状を預かっているのだ。
ほら、読めなのだ。」
『書状…? (パサ)
…なぁに忠誠宣言~?』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【忠誠宣言書】
我々は遠市厘猊下の思想・理念に深く共鳴し、二心なくその実現に身命を賭すことを誓います。
なお、忠誠の証明として遠市厘猊下以外の如何なる勢力・人物からも知行を受け取らないことも加えて宣誓します。
毛内敏文
石賀一博
寒河江尚元
福田魁
小牧晃
竹内遊馬
江本昴流
金本光戦士
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「書いてある通りなのだ。」
『ふむ…
恐れ入ったわ。
ソドムタウンで居候をさせてやっていた時はここまででは無かったのだけれど。
夫達の見立てが証明されるのは心地良くもあるわね。』
「出した偽札はアンタが勝手に使えばいいのだ。」
『ねえ。
一応念を押しておくわよ。
ワタクシのこのボディは正真正銘のリン・コリンズ。
DNA鑑定だったかしら、それをしてくれても構わないわ。
忠誠宣言書を出したからには、ワタクシに従って貰うけど。』
「アンタ、宣言書を読まなかったのだ?
思想・理念に深く共鳴し。
ボク達はリン兄ちゃんの在り方が好きなのだ。。」
『…な・る・ほ・ど。
男の子同士のお友達ごっこって離れて見る分には美しいけれど…
いざ向かい合うと、これほど厄介なものもないわね。』
「テメーなんかにゃ一生分からないのだ。」
『さて、手勢が尽きたか…
敵わないわね。』
「いや、これは苦し紛れ。
テメーが奴らと結託したら、全部思い通りになるのだ。」
『奴らぁ?』
「どもー、りんこりん♪
そろそろお楽しみタイムッスね♪」
「大魔王様ぁ~♡
貴女のアネモネちゃん参上でーす♪」
「私、明ちゃん18歳!
猊下の為に生理周期調整完了済みでーす♥
カネが貰える時間だyahooo!!!!」
「おーう、トイチ君♥
そんだけカネ出したら疲れるやろ。
オバチャンが手伝ったるで~♪」
「リン子さん!
さっきお母さんに結婚するって言っちゃいました!
責任を取って下さい!」
『…。』
「正直、コイツラと結託されたらボクにはどうしようもないのだ。」
『…ないわぁ。』
「?」
『正直に言うわよ。
ワタクシ、この子達のこと大嫌いなのね。
こんな下賤に頭を下げるくらいなら、光戦士君に尋問されてる方がよっぽどマシよ。』
「それは意外な答えなのだ。
てっきり結託するものかと。」
「ちょっとちょっとりんこりん!!
あれだけ愛し合った仲じゃないっスか!!」
「大魔王様、さては!!
誰かに好悪反転の暗黒魔法を掛けられた!?」
「えーっ、ナイナイナイ。
猊下はそんな台詞は言わないわー。」
「これはツンデレやな。
トイチ君みたいな陰キャのストライクゾーン。
ウ↑チ→は内角高めに入っとると断言出来るわ。」
「ひっどおおおい!!!
リン子さん、私を弄んだんですかーーーー!!!
ふー、言ってみたかった台詞をようやく言えました♥」
『ねえ。
光戦士君がワタクシの立場だったら、こんな下賤共と組みたいと思う?』
「…いや、何事にも限度があるのだ。」
『そういうこと。
やれやれ、案外ままならいものね。
ボディさえ支配下におけば何とでもなると思ったのだけれど…
ふふふ、こんな楽しいのは久しぶり。
まあいいわ。
じゃあ、今日の給与は下賤5匹にのみ支給します。
光戦士君、それで構わないのね?』
「うん、この5人に…」
「ちょっと待つニャッ――――――――!!!!」
「ジャンジャンバリバリーーーー!!!!」
『ッ!?
誰? 何?』
「話は聞かせて貰ったニャ!!!!
給料受け取りを自粛した奴が居るという事は!
余ったカネは奈々ちゃんのモノだニャー!」
「オレノナヲイッテミロー!
オレノナヲイッテミロー!」
「あ!!
猫オバサン!!」
「おーーう。
金本の弟じゃねーか。
元気にしてたニャー?」
「ショタショタバリバリー!!!!」
「うわっ!!
何なのだ、このキショいオバサンは!!」
『…確か、大魔王の記憶にあるわね。
久能木瀬里奈。
托卵FXパチンコ女ね。
…安久津明ともキャラ被るわね。』
「パクられた時にパチ子に助けられちまったニャ。
以来、コイツにタカられ続けて困ってるニャ。」
「台パン! 台パン! 台パン!
遠隔ゥゥゥゥゥウウウウウッ!!!!!」
「痛痛痛、わかったニャ。
感謝してるから、連れて来てやったニャろ。」
『松村先生。
貴女、指名手配されてるのではなくて?』
「だからニャ。
逃げ場が無くなったからオメーと合流しに来たニャ。」
「チンチンバリバリーーー♥」
「あーーーーーーー!!!!!
この顔思い出したーーーー!!!!
令和最悪の犯罪者、松村奈々容疑者!!!!
私ガルちゃんで見ましたよーーー!!!!
冤罪でも死刑にすべきってトピ立てたの私です!
こっわ!! こっわ!!
殺人鬼ーー!!! (所要時間6秒)」
「ニャハッ、そんなに褒められると照れるニャ♪」
『ねえ、誰?
こんな女を呼んだ子は?』
「うおっ!
ひでえニャww」
「ジャジャッジャwww」
「オメーも《こんな女》に含まれてるニャ。」
「ベタピンッ!?」
「猫先生…
大丈夫なのだ?」
「うおーーー!!!!
金本弟ぉーーーーーー!!!!
心配してくれてありがとニャーーー!!!!
後でいっぱいショタハメしてやるニャーー!」
「連レ打チ♥連レ打チ♥」
「あ、いや。
ボクが心配したのはアンタらの脳味噌…
まあいいや。
どうして猫先生がここに居るのだ?」
「腹が減ったからオメーの実家にタカリに行ったニャ。
裏口のガラス割って安倍晋三クッキーを喰ったニャ。」
「あれはオマエかー!!!
この外れ担任!!
マルサかと思って滅茶苦茶焦ったんやぞー!」
「七感オバチャン。
後で被害届出しといて。」
「いや! 警察はマズい!!!
ポリにアレやアレを見られたら金本家が詰む!」
「全国指名手配犯より悪いことしてる実家ってクソっすね。」
「そういう訳でオマエん家の車に発信機付けたニャ。」
「どういうわけなんですかね?」
「そしたら突然動きだして九州で止まったからぁ♪
奈々ちゃんピンと来たニャ♪
あー、これ絶対トイチと合流したニャって。
カネクレーダー見て盗んだバイクで辿り着いたニャ。
勿論、夜の校舎窓ガラス壊して回ったニャ♪」
「えっと、日本の警察何をしてるんですかね?
犯罪者はちゃんと死刑にしてくれないと困るんすけど。」
「まてー、ズン!!
死刑が多用される社会は金本家が不利や!!
犯罪者の人権尊重ッ!!!
カリフォルニア式の寛治が好ましい!!!」
「…生まれる家は選べないのだ。」
「まあ、そういう訳で金本弟♪
これからは仲間同士、ニャか良くしようぜー♪」
「こんな犯罪者から仲間扱いされちまったのだ。」
『やれやれ、随分騒がしくなったこと。
まあいいですわ。
松村先生、宜しくね。』
「…さっきから馴れ馴れしいオマエ。
誰ニャ?」
『あらゴメンあそばせ。
ワタクシ、リン・コリンズですわ。
あれから少し髪型を変えましたの。
また奥州の時の様に楽しく暮らしましょう♪』
「…いや肉体からは確かにトイチの臭いがするニャ。
そこには異存はニャいんだけど…
(クンクンクン)
コイツ、トイチじゃねーニャ。
オマエ、誰ニャ?」
『貴女の可愛い生徒ですわ♥』
「いーや、違うニャ。
魂の臭い…
女? 日本人じゃニャい?
おい、オメー!!
奈々ちゃんのトイチをどこにやったニャ!!」
「うわー、初めて猫先生が役に立ったのだ!!
猫先生!! そいつは偽物なのだ!!!
リン兄ちゃんの身体を乗っ取った悪者なのだ!!
やっつけてなのだ!!!」
「ニャにい!!!
トイチは奈々ちゃんの獲物ニャ!!!
拉致ってATM達磨にする予定だったのに!
横取りしやがって許さんニャ!!!」
「うーーーーん。
悪者が増えただけなのだ。
世の中厳しいっすね。」
『うふふふ。』
「ニャにがおかしい!!!」
「ジャン?」
『ワタクシ松村先生のことを尊敬しておりました!!!』
「お、おう。
いきなりどうしたぁ。」
「バリぃ?」
『恩師! 恩師! 恩師!!
仰げば尊ッ恩師!!!
教師の鑑ッ!!!
宇宙三大恩師筆頭!!!
我が生涯の師!!!』
「ニャ、ニャハハ。
ほ、本当のこと言うニャよー。
照れるニャ。」
「ジャバぁ…」
『ワタクシが日経新聞に取材された暁には!!!
松村奈々先生の御指導の賜物と答えます!!!』
「お、おう…」
「バ、バリ…」
『載りますわよ!!!
【私の履歴書】に!!!
世界一の大富豪の恩師として!!!』
「あ、あ、あ、あ…
【私の履歴書】
奈々ちゃん世俗的権威大しゅき…
あ、脳が焼けるニャ…」
「ジャバ…」
『無論!!!
口先だけの敬意では御座いません!!!
松村先生への感謝の証として!!!
日給1億円を保証します!!!!』
「あびゃああああああ!!!!!
ニャニャニャ、ニャガンボーーーンッ!!」
「ジャバぁ?」
『そしてっ!!!
公約は大麻合法化!!!』
「ンッゴロニャーーーーーーーーーンッ♥」
「バリバリー。」
『そちらの頭の可哀想な貴女には、パチンコ全台甘釘設定6!!
全ホール等価交換を義務付けますわ♪』
「ジャンジャンバリバリッ――――!!??
(軍艦マーチ)
パーパーパパラパ、パパパパパー♪
オキャクサマ、ヨクゴゾンジノコト
デハゴザイマスガ
キノウオヤクソクイタシマシタトオリ
キノウサクバンモ
キカイチョウセイ・スロットチョウセイ
イタシマシタリスレバ、
ホンジツモ、キノウサクバンイジョウノ
デダマヲモチマシテノ
オキャクサマノオデムカエトナッテ
ゴザイマスレバ
オトナリ、ゴキンジョ、オトモダチ、
オサソイアワセイタダキマシテ、
ジャンジャンバリバリ、
ジャンジャンバリバリトオトリクダサイ、
オダシクダサイ、オダシクダサイ、
オトリクダサイマセマセ。
オキャクサマノヨクシルコトデハゴザイマスガ、
パチンコノヒッショウホウハイマモムカシモ
イチニネバリ、ニニネバリ、サン、シガナクテ
ゴニガンバリトドコンジョウデゴザイマスレバ
ネバッテネバッテゴンバッテネバッテゴンバッテ
ジャンジャンバリバリト
オトリオダシクダサイマセ。
シカクシメンノワクノナカ
クルクルトマワルゴショクノカザグルマニ
ノセラレマシテ
ヒダリサイドカラミギサイド、
ミギサイドカラセンターエト
イッパツイッキュウヲ、テイネイニタンネンニ、
タンネンニテイネイニト
ゴユウギシテイタダキマスナラバ、
カナラズヤカナラズヤ、
カ・ナ・ラ・ズ・ヤ、デテマイリマス。
ダサセテイタダキマス。
ジャンジャンバ〜リバリ、
ジャンジャンバ〜リト、オダシクダサイ、
オトリクダサイ、オトリクダサイ、
オダシクダサイマセ。
ドテノヤナギハカゼマカセ、
カワイイアノコハクチマカセ、
パチンコアナタノウデマカセト
ナッテゴザイマスレバ
イチニネバリ、ニネバリ、サン、
シガナクテゴニガンバリト
ドコンジョウヲモチマシテ
ゴユウギクダサイマセ。
オモテツウロヲゴツウコウノミナサマ、
ウラツウロヲゴツウコウノミナサマ、
コチラガミナサマオナジミノ、
ゴラクノデンドウ、ウルオイノオアシス、
パーラーパチコパーラーパチコデゴザイマス。
ドウゾ、オモテカラウラヘト、
ウラカラオモテヘト、
イキヨウヨウト、イキヨウヨウト、
オクヘナカヘ、ナカヘオクヘト、
オハイリクダサイ、オスワリクダサイマセ。
トウテンジマンノクギシニヨリマシテ、
クギハアマクヒロクオオキクノ、
チョウセイトナッテゴザイマス。
マダマダユウシュウキ・ユウシュウダイ、
ユウシュウキ・ユウシュウダイガ
ノコッテオリマスレバ、
オスキナダイヲオエライタダキマシテ、
オトナリ、ゴキンジョ、
オトモダチニオマケニナリマセヌヨウ、
デマス、ダシマス、ダサセマス、
ジャンジャンバリバリ、ジャンジャンバリバリト
オトリクダサイ、オダシクダサイマセ。
シンシュウシナノノソバヨリモ、
ワタシャアナタノソバガイイ
アナタモイクナラ、ワタシモイクワ
「パーラーパチコ」デアイマショウト、
ゴシメイゴライテンゴヒイキゴライテン、
マコトニ・マコトニ・マコトニ
アリガトウゴザイマス、イラッシャイマセ。
ソレデハドチラノオキャクサマモ、
サイシュウサイゴノ
オジカンガマイリマスマデ、マタ、
オジカン、オカラダガユルサレマスカギリ、
ゴユックリト、ゴユックリト
オアソビクダサイマセ。
ホンジツモイクタアリマス、
ゴユウギ、ゴラクジョウノナカヨリ、
タスウサマノゴシメイゴライテン、ゴヒイキ
ゴライテンヲイタダキマシテ、
マコトニマコトニアリガトウゴザイマス。
…ジャンジャンバリバリャアアアアーッ!!」
『松村先生♥
ワタクシを本物のリン・コリンズと認定して頂けますわね?
ついでにパチンカスの貴女も。』
「認めるーーーー!!!!
認めるニャーああああ!!
もうこの偽物がトイチでいいだろ!!!」
「サンテンホウシキ!!!!!!
サンテンホウシキ!!!!!!」
「いやいやいや!!!
猫先生何を言ってるのだ!!!!
コイツどう見てもリン兄ちゃんじゃないのだ!!」
「うるせーーーーーーー!!! (ドカッ!!)」
「ジャンジャンバキバキーー!!! (バキッ!!)」
「ぐはあああああ!!!
ごはあああああ!!!!」
「カネくれる奴が本物に決まってるニャろ!!!
脳味噌枝豆かあああ!!!!」
「コナン=新一 CR花満開ッ!!
169,062玉ッ!!」
「ゴホッ、ゴホッ。
う、うう…
じゃあ本物のリン兄ちゃんはどうするのだ?」
「はあ↑? 本物ぉ↑?
ニャガーーーーーーーッシュwwww
ニャガラーーーーーーッシュwww
ばァーーーーかwww
この偽トイチさんこそが本物なんだよお!!!
あー?
それともオメーの言ってる本物っていうのは…
あのキチガイ陰キャのことかぁ?
ぺっ(唾を床に吐く)
前からあの糞陰キャウザくて仕方なかったニャ。」
「ぺっ (吐いた唾が松村に少し掛かるが知らん顔)」
「猫先生…
アンタって人はぁ…」
「ニャーハッハッハッハwwww
金本弟、覚えておけニャ。
世のニャかカネだニャ!!!!
カネをくれる奴が偉いんだよおおおおwwww」
「ジャンジャンバリバリーーーーwwwwww
イマハアクマガホホエムジダイナンダwww
イマハアクマガホホエムジダイナンダwww」
「っく、どうして世の中こんな屑ばっかり居るのだ。」
『プークスクスクスwww
どうやら天はワタクシに味方したようですわね♪
さあ、ワタクシの味方をしたいみなさーーん♪
この指とーまれっ♪』
「レニーちゃんッス♪」
「アネモネちゃんでーす♥」
「安久津明ちゃん17歳だもん♪」
「金本七感17歳メインヒロインやで♥」
「あ、あ、あ、私も私も!
仲間外れにしないで下さいよお。」
「ゴロニャ―――ン♪
奈々ちゃんもー♥」
「ジャンジャンバリバリーーーー♥」
『ありがと♪
でも、ロクなの居なくて逆に傷つくわ。
あ、そこ。
気持ち悪いから本当に指に触らないで。
それでは!!!
本家リン・コリンズ!!!
恩寵の儀を発動致しますわ!!!』
「「「「「「「カネカネカネカネナンマイダー♥」」」」」」」
『ふはははははは、チカラがッ!!!!
無限に湧き上がって参りますわーーーー!!!!!!』
《14億0261万円の配当が支払われました。》
『おーーーーーほっほっほっほ!!!!!!
これがワタクシの大魔王のチカラですわーーーーー!!!!!』
「「「「「「「「YAHAAAAA!」」」」」」」」」」
「う、う、う…
こ、この世に救いはないのだ…」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【真リン・コリンズパーティー編成】
パーティー名 「エルデ不倫ダ」
真・リン・コリンズ (真お嬢様)
レニー・アリルヴァルギャ (囚人兵/傷害致死)
アネモネ・I・ギャラルホルン (軍法会議待)
安久津明 (民事訴訟中/托卵・窃盗・私文書偽造)
金本七感 (ディズニーと係争中)
南風賈 (せいぜい7回開示された程度)
松村奈々 (逃亡犯/殺人罪)
久能木瀬里奈 (逃亡幇助/殺人罪)
※基本給1億円、支給対象7名。
【所持金】
50億0929万0283円
↓
64億1190万0283円
↓
57億1190万0283円
※配当14億0261万円を取得
※臣下に日当として計7億円を支給
※苫小牧市への義援金送付は終了。
☆保有大麻53キロ→68キロ (15キロ増加)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『ワタクシ、松村先生に特別なプレゼントがありますの♪』
「おお!
偽トイチィーーー♪
こんな大金くれて、まだ何かくれるのか?
オマエいい奴だニャーーーー♪
で、何? で、何?
ニャにをくれるニャ?」
『じゃーーーーーん♡
大麻でーーーーーす♥』
「ニャガーーーーーーーーーーーッシュ♪
ニャガラ――――――――――ッシュ♥」
『先生、ワタクシ間違っておりました。
愚か者でした!!』
「ニャ!?」
『以前のワタクシはやれ法律だのやれ倫理だの下らないことばかり気にして…
松村先生の崇高な教えをまるで理解しておりませんでした。
今後は心を改め!
先生の教えを大麻合法化活動という形で実践することで恩返しに替える所存であります!』
「おお!!!
偽トイチィーーーー!!!!!
オメー、ようやく目覚めてくれたかーーーー!!!!
信じてたッ!!
先生オマエを信じてたぞッ!!
う、う、う、あのトイチがなぁ。
こんニャに立派になりやがって(グズッ)」
『はい。
愚民共の支配にこれほどコストパフォーマンスの良い手段はありません。
アルコール・セックス・ドラッグ・ギャンブル。
大魔王は何やら勘違いしていたようですが…
愚民共には与えるだけで良く、その先の革新などどうでも良いのです。
松村先生♥
これからは好きなだけ大麻を吸わせて差し上げますね♪
男もお酒も食事もおカネも、全部差し上げますわ♪』
「ニャガーーーーーーーーーーーッシュ♪
ニャガラ――――――――――ッシュ♥」
『ではこの書類にサインして頂けますわね♪』
「するニャするニャ♪
この怪しげな【本人認定書】とやらにサインするニャ♪」
『うふふふ、流石は先生、賢明な御判断です♪』
「私、松村奈々はこの者が本物の遠市厘氏である事を認定しますニャ♪
はい、肉球拇印でポン♪」
『はい、頂きました♪
ワタクシ、松村先生とは気が合いそうですわ♪』
「ニャガーーーーーシュwwww
ニャガラ――――ッシュwwww」
『うふふふふ。』
『あ(ニャ)っはっはっはっはwwwwww』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ザザ――――ン(波の音)
「なあトイチ…
オメーには教えられたニャ…
大麻もまた地球の一部…
それを断念するなど世界を破壊するも同じ…
奈々ちゃんはまた、同じ過ちを繰り返すところだったニャ…」
『お、恩師様!!!』
「奈々ちゃんをまだ、恩師と呼んでくれるニャ?」
『ワタクシは今の今になって、初めて恩師様の悲しみを知りました!
ワタクシは、恩師様と張り合うことだけを考えていて!
話を聞こうともしませんでした!
なのに恩師様は最後まで…
ワタクシの事を…』
「何を言うニャ…
所詮奈々ちゃんは大罪人ニャよ…
だがニャぁっ… 見てくれニャ!
奈々ちゃんの身体は一片たりとも大麻の中毒に犯されてはおらんニャ!!
(指先プルプル!! 血管不自然にピクピク!!)」
『分かっておりました!!
分かっておりましたのにぃ!!』
「ああ、トイチ。
夕陽が美しいニャ…」
『はいっ!
とてもうつくしゅうございます!』
「…ああ、東方が赤く燃えているニャ。」
『恩師様? 恩師様!!
おんしさま!!!
おんしさまあああああああああああああ!!!!!!!』
【異世界複利 完】
「茶番は済んだのだ?」
『地球には面白い人が多いわねぇ。』
「…。」
『あぁら、なあに?
まだ尋問は続くのかしら?』
「テメーは何者なのだ?」
『あらあら、坊やには既に名乗りましたのに。』
「…確かにボクの注意不足だったのだ。
アンタはとっくに正体を名乗っていたのだ。
一昨日はエルデフリダと言っていた…
異世界の人なのだ?」
『異世界?
世界の中心は帝都だけでしてよ。』
「要するにアンタにとっては、こっちが異世界なのだ。」
『御名答♪』
「知らない世界にやって来て…
よく、そこまで適応出来てるのだ。
それ、兄ちゃんの身体を乗っ取ってるのだ?」
『ワタクシの大切な人がね。
下らない小説を山ほど書いてたの。』
「?」
『その人、スクールカーストがとっても低かったからww
鬱憤を晴らすために書いたのでしょうねww
冴えない少年が異なる世界では英雄になるような夢物語ばかり書いていたわ。
それを読んでいたから、今のワタクシは適応出来ている。
おかしいでしょ?』
「どちらがおかしいかは置いておくのだ。
地球人も似たようなものなのだ。
ボクも配信が忙しくなるまでは何作か書いてたし。」
『ワタクシ、その人の取り巻き女達が大嫌いだったのだけど。
主に妹ちゃんとかね。
皆であの人の部屋に勝手に入って書きかけの原稿を笑いものにする時だけは団結出来たわ♪
オトコって莫迦よねぇwww
どこに行こうが本人の価値は変わらないのにww』
「オメーは優れた人間だから地球でも勝てるとでも言いたいのだ?」
『そうね。
女としては勿論ワタクシは究極にして至高よ。
自称している訳じゃないの。
周りが勝手にそう評価してくれていただけ♪
だから、このボディが必死で女姿に化けている様子を見れば笑っちゃうのだけどね。』
「…。」
『きっと女として価値があり過ぎる所為ね。
母として思い通りにならない事が多いの。
子育てって難しいわ。
光戦士君は14歳だったかな?
一番扱い難い年頃よねぇ。』
「違う!
単に14歳の親世代が下らないオッサンオバサンなだけなのだ!」
『…ッ!?
あはははははははは!!!
一本取られたわね。』
「アンタはそういう下らない子育て論を語る為に兄ちゃんの身体を乗っ取ったのか!?」
『乗っ取った?
違う違うww
ワタクシは召喚されたの、大魔王の中にね。』
「召喚?
アンタは何を言ってるのだ!!」
『地球人如きの知能・学術水準では、当面辿り着けないと思うけど。
座標をショートカットして遥か遠方の物体・生物を獲得する方法は存在するわ。
我々帝国人はその概念自体を魔法と呼んでいるけど。』
「ま、魔法?」
『例えばワタクシの夫は水魔法を使うの。
手から自在に水を出せるのよ。
タネは簡単。
広い宇宙のどこかから水分を持って来ているの。』
「…。」
『ウラジミール7世…
ワタクシのお祖父様は凄いお方だったのよ。
モンスターを異なる世界から大量に呼び出す術を習得しておられたの。
お祖父様は皇帝としても召喚士としても超一流だったのだから♪
だから皇帝ウラジミール7世が親征すると、いつだって逆賊共は絶望と苦悶の悲鳴を上げながら死んでいったそうよ♪。
うふふふ、時空を超越した成果物の獲得、これが召喚の本質であり皆が魔法と呼ぶモノの正体♪』
「要するにアンタ達は色々なものを呼びつける技術を持っているのだ。
はっ!!
じゃ、じゃあピカ兄ちゃん達が行方不明になったのも!!!」
『言っておくけど、ワタクシじゃないわよ。
王国という悪い国がやったこと。
昔から困った連中でね、お祖父様も何度か膺懲軍を攻め込ませたのだけれど、殺し切れなかったわ。
彼らがキミのお兄さん達を呼び出した張本人なの。
邪悪な侵略戦争をさせるためにね。
そこで頭角を現したのがリン・コリンズというわけ。
ちなみにワタクシの祖国帝国は!
天下万民を解放する使命を持った正義の聖戦国家!
叡智と文明の中心たる世界の模範♪
だから、勘違いしてワタクシを恨むのはやめてねーwww』
「…。」
『で、今回は逆。』
「え?」
『リン・コリンズがワタクシの意識を召喚したの。
ワタクシも驚いたのよ?
会議中に突然意識だけ呼び出されたのだから。
退屈でウトウトしてたのも原因かな(笑)』
「い、いや。
それは召喚とは言わないのでは?
そもそも、兄ちゃんはどうしてアンタなんかを呼んだのだ!」
『ふーーーむ。
あくまで大魔王の記憶を覗いた上での仮説だけど。
逃亡の為の女装。
そのモデルにワタクシを選んだみたいね。
まあ当然よね、だって女の到達点がワタクシなのだから、身の程知らずとは言え賢明な判断だわ。
その過程で…
ワタクシの思考や言動をトレースしたのでしょうね。
お化粧とか髪型とか完全に寄せているし。』
「へ、変装したくらいで異世界の人間を呼べる訳ないのだ!!」
『そうかしら?
対象をイメージするって召喚の基礎よ?
例えばスライムを召喚したい時は、スライムのイラストや固有ルーンを魔方陣に刻むし。
言っておくけどワタクシ…
お爺様の奥義・秘術を唯一受け継いでいるから、召喚学に関しては第一人者よ?
だからワタクシの解説は概ね正鵠を射ていると思って聞いてくれていいわ。
ここだけの話ね?
一番召喚に使えるのは模型。
それも精巧であればあるほど、召喚成功率が上がる♪
っぷw
失礼w
どこかのお馬鹿さんが言われるがままに作ってくれたから、随分ワタクシ達の計画が捗ったことを思い出したわ♪』
「オマエが悪い奴だってよくわかったのだ。」
『ああん誤解♪
一族の悲願を託されただけ。
光戦士君が家業の手伝いをするようなものよ。
ワタクシもチェルネンコ家の女として使命が山ほどあったのよ。』
「…どうせ権力とかそういうことでしょ。」
『ふふふ、ハズレとは言えないかな♪
話を戻すわね?
要はね、形を似せるのが召喚の奥義なのよ。
あの子、随分頑張ったのねえ。
可能な限りワタクシに似せていたわ。
元々、居候させてやってた経緯もあったし、夫ともポールともかなり親密だったしで、パス自体は完全に通っていたのよ。
だからワタクシの意識がこちらに来れたの♪』
「リン兄ちゃんを返せなのだ!」
『あっはっはw
男の子の真剣な眼差しってどうしてこうも素敵なのかしら♪
ゾクゾクするわ♪』
「…リン兄ちゃんを返せ。」
『返せも何も、大魔王ならこのボディの中でワタクシと話をしているわ。
結構、仲良くやってるよのよw』
「口から出任せ言うななのだ!
身体を盗んだ奴と慣れ合える訳がないのだ!」
『嘘じゃないわよ。
大体、あの子が身体を取られたくらいで動揺すると思う?
光戦士君、大魔王を侮り過ぎじゃないかしら。』
「…いや、乗っ取られたら乗っ取られたで、その状況を有効活用する人だけど。」
『ふふふ、今は脳内で色々交渉を持ちかけられているところ。
とりあえず大魔王はね、《男衆に分配金を払って一旦解散させろ》って言ってるわ。』
「…女はどうするのだ?」
『ねえ、坊や。
女衆の扱いはどうするって光戦士君が尋ねてるわよ!』
「!?」
『ふむふむ。
アナタ、人の心はない訳?
コレットちゃんも、もう少し相手を選べばいいのに。』
「ほ、本当に中で兄ちゃんと話せるのだ?」
『当たり前でしょう。
脳を共有しているのだから。
聞いてよ光戦士君、この大魔王酷いのよ。
女を頭数に入れてすらないの。
は!?
ちょっと待ちなさいよ!
それってまるで備品扱いじゃないッ!
…アナタって最低の屑ね。』
「まだ信用はしないけど、リアリティは伝わって来るっすね。」
『七感やパチンコの妊娠にも興味がないみたいだし。 男の人が酷い生き物だとは知ってるけど、幾らなんでも酷すぎない?』
「そういう人でしょ。」
『光戦士君。
大魔王から君に伝言よ。』
「一応聞いてやるのだ。」
『手待ちの資金を使って世界経済を立て直せ、だって。』
「了解、ボクらで何とかしておくのだ。」
『あら、信じるの?』
「それが兄ちゃんの発想かそうでないか位は、嫌でもわかるのだ。
遠市厘なら、身体を乗っ取られても世界の救済しか考えないのだ。
大体、男も女も社会の為の備品っすよ。
女だけ特別扱いして貰えるとか思ってたのだ?」
『あらぁ、アナタもそっち側なんだ。』
「オメーの反対側を目指していることだけは確かっすね。」
『ふふふふ。』
「はははは。」
『「…。」』
【名前】
エルデフリダ・アチェコフ・チェルネンコ
【職業】
四天王
【称号】
皇太后
【家族構成】
夫 ドナルド・キーン (前四天王)
息子 ハロルド・キーン (帝国皇帝)
公認間男 ポール・ポールソン (公王)
【ステータス】
《LV》 無駄に高い
《HP》 無駄にタフ
《MP》 無限
《力》 ポールの3倍前後
《速度》 優雅
《器用》 優美
《魔力》 帝国召喚学の結晶
《知性》 法学博士
《精神》 漆黒
《幸運》 銀の匙
《経験》 19億8764万8375
本日取得 0
本日利息 4億3479万8082
次のレベルまでの必要経験値6億9670万6175
※レベル29到達まで合計ポイント必要26億8435万4550
※キョンの経験値を1と断定
※イノシシの経験値を40と断定
※うり坊(イノシシの幼獣)の経験値を成獣並みと断定
※クジラの経験値を13000と断定
※経験値計算は全て仮説
【スキル】
「複利」
※日利28%
下4桁切り上げ
「召喚魔法・極」
※召喚士として人類最高の知識と潜在能力を保有。
但し使用経験と意欲が殆どない上に、知識を他者と共有したり、社会に還元するつもりは微塵もない。
更にはスキルとは誰かが自分の為に使うものであり、高貴な自分が使うなどもっての他と考えている。
【所持金】
57億1190万0283円
3979万BTC (下4桁切り上げ)
↓
5094万BTC
1696万XRP (下4桁切り上げ)
↓
2171万XRP
1696万SOL (下4桁切り上げ)
↓
2171万SOL
※ユーロ・ポンド・ルーブル・バーツ・ペソ・ドルも保有。
※ユーロ・ポンド・ルーブル・ドルの保管権を孝文・j・Gに付与。
※仮想通貨の運用権を孝文・j・Gに付与。
※米国債・タイバーツ・フィリピンペソの保管権を児玉繭子に付与。
☆保有大麻68キロ
【残り寿命】
2817万8500日 (下4桁切り上げ)
↓
3606万8500日
【所持品】
Maison Margiela ショルダーバッグ 白
Archi Diorリング ホワイトゴールド×ダイヤモンド
ティファニー ビクトリア グラジュエイテッド ネックレス
カルティエ Juste un Clou ブレスレット
【約束】
〇ポール・ポールソン (9歳) 「君のことはボクがずっと守ってあげりゅ!」
× ドナルド・キーン (17歳) 「わかった、良き家庭人となることを約束しよう。」
〇コレット・コリンズ (12歳) 「ダン支援と引き換えにハロルドを登極させる。」
× ヒルダ・コリンズ (29歳) 「カズコ支援と引き換えにハロルドを登極させる。」
ウラジミール7世 (66歳) 「全時空永遠帝国の建国を託す!!」




