平等とアフォリズム
人は神様から同じプレゼントを
平等に渡されている
ある人は、それを不幸と呼び
ある人は、それを幸福とした
ある人は、それを見て嘆き悲しみ
ある人は、それを種に発明した
ある人は、それで性行為をし
ある人は、それを音楽にし
ある人は、それをよろこび踊った
ある人は、それを悪魔からのプレゼントだとした
ある人は、それを言葉にし
ある人は、それを泳いで
ある人は、それで迷い
ある人は、それで商売し、会社を興し
ある人は、それで花を植え
ある人は、それで山や川や海を散策し
ある人は、それで田を耕し
ある人は、それでお茶をすすり
ある人は、それを配達して
ある人は、それで鉄砲を撃った
ある人は、それで料理を作り
ある人は、それで競い合い
ある人は、それをご先祖からのプレゼントだとし
ある人は、それで逆上して殺戮し
ある人は、それで消えない愛の炎を灯した
ある人は、それを涙を流し分かち合い
ある人は、それを誠実に生きて
ある人は、それにより、快活で自然体になり
ある人は、それで悟りをひらいた
ある人は、それを子孫に伝え
ある人は、それで復活し
ある人は、それによって大元気になり
ある人は、それから昇天した
人は、見たいものを見る
人は、望みのまま生きている
人は、引き寄せ合って、連動している
人は、時に欲望や感情の奴隷となってしまう
人は、欲望や感情の主人になるべきである
欲望や感情を愛や悟性を持って
上手く手なづけて、方向付けていく
そうすれば、欲望や感情は
奇跡を起こす
聖なる生命エネルギーに変わる
人は、自分自身や他者や「他」のなかにある神様を中心にすべきである
神様とは愛の生命体と源であり
よろこびである
愛とは神様である
わたしには
神様がすすり泣いているのが聴こえる
人は、まことの愛を中心にすべきである