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アミュースケールによる種々のスケッチ  作者: アミュースケール
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葉は土に憧れている

葉はだんだんと色付いていく

黄色やオレンジ、赤や紅へと

そして、やがて枯れて茶色になる

それから

ひらひらと宙を舞いながら

落ち葉となり

土に還っていく


聖書に書いてあるように

人間は果たして

土から出来たのであろうか?

わたしは

不思議なほど納得してしまう

何故だろう?


おそらく

論理や解説よりも

すでにある答えの方がいつだって

高位にあるからかも知れない

答えを感覚的に先に

キャッチするのが

直感や閃き、機知

というものなのだろう


また、ノヴァーリスが言うところの

言葉のなかの言葉が語られているから

だと、わたしは感じる


その言葉そのものに

臨在し、召喚される

大いなるものを感じる


土は地球にある

ほとんどの生き物達を支えている

また、土は

生物や植物の死骸から造られている

そこにバクテリアなどが

住みつき、我ら命が踏みしめる

土となる


また、岩は土にはなれない

砂場などにある砂は

岩が細かく削られて出来たものであり

岩が土になるには

繰り返しになるが

細かく削られた岩である

純粋鉱物に

地衣類やコケ類、バクテリアなどが

住みつき

死んだ生物を分解されていくことによって

有機物と腐植物がたまり

その後、水や空気などの働きにより

鉱物と有機物の複雑な混合物である

土が誕生する


やはり、生き物の力が必要である


土とはなんであろうか?

わたしは、先に言った

直感や閃き、機知

また、詩的なアプローチから

書くことにする


土とはある種の

生き物達の先祖が造り出している

霊界のようなものでもあろう


子である葉はやがて落ち葉となり

やがて先祖の土になり

土からまた葉をつけて

天に向かい

育つ

子孫の木が産まれる


空にも向かっているが

土にも向かい

木は育っている


葉と土のこの

循環やサイクルは

まさに、永遠性を顕している


土には無数の生命の

記憶とエッセンスがある

また無数の生命が重なっていく

土は次第に豊かになり

記憶もエッセンスも膨大な量となっていき

土そのものが進化を遂げていく

生命の成長過程を

土も通過していき

ある段階に

入ると、神様からの

深淵から深淵を呼び賜る

エナジーの流入が起こる

「主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった」

このように人が誕生した


そういう意味では

人間は、地球上の生命の

最後の希望なのかも知れない

人間は地球上の無数の生物の

結晶であり

バトンを受け渡されている


わたしたち人間は

地球上で、このバトンを受け渡された

アンカーである


また、この土はわたしたちの

体験を深め、経験し、実践する

土台となってくれているが

これは、やはり

わたしたちは先祖に

支えられ、神様に支えらていることにも

通じているだろう


神様や命の先祖が全てを底から

支えて下さっている

甚大なる愛の働きを感じざるおえない

いわば、人間は神様や先祖を踏み台にして

踏みしめて、踏み潰しながら

生きているのだ

この大いなる愛を忘れてはならない


土だけではない

なんでもそうだ

今座っている椅子

普段から横たわっているベッド

それらも神様が

形態を変えながら

わたしたちの土や岩、地になり

支えて下さっている


また、

物には心や魂が宿っており

また物が物として

重力バランスを保ち

存在が保てていられるのも

一重に、神様や無数の生命の先祖が

神秘的かつ、正確で精緻な

愛を注いで下さっているから


アスファルトばかりになっていくと

土が恋しくなったり

高層ビルやマンションに

長らく滞在すると

土が恋しく感じるのは


このような由縁が

あるからではないだろうか


土はわたしたちの命の

故郷のようである


土に、触れ

土の声を聞き

土に、礼拝し



土に、還り

土とひとつになって

無数の生ける新たな生命を

新たに創造していこう!

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