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迷走故の覚悟


夏樹の自立事件から数日。


キキュリテアンダは悩んでいる。

解明が思うように進まないのも恋心の行方も全てが迷宮入りしそうだった。


迷子のキキュリテアンダが責任を取らなくてはと思いたった終着点。


「やっぱり、きゅうこんかしらぁ…」


そんな呟きを聞いてしまったセテセンバニャーニがキキュリテアンダに尋ねる。


「ししょー、球根必要なの?」

「そうね。とても重要だわ。」

「準備しなきゃ!」

「そうね、ありがとう。」


若干、噛み合わない会話をセテセンバニャーニはトゥイティリアンに報告をした。


「トゥティ!ししょーは球根が欲しーって!」

「球根ですか?研究用に欲しいと仰ったのですか?」

「んー…むずかしそーに言ってたし重要なの!」


セテセンバニャーニの言っている事は多分いや絶対違うと確信をしているトゥイティリアン。

大方、夏樹が関係してるのだろうと目処は付いている。

だが万が一の事を考え魔術と相性の良い球根をトゥイティリアンは用意するのだった。




迷走中のキキュリテアンダは家に帰宅していた。

まだ夏樹は仕事をしているので魔術省にいる。


キキュリテアンダは居間のソファーに座り考える。


ーナツキはきっと私の事を何とも思っていないと思うわ。

何とも思っていないは言い過ぎよね、家主くらいには思ってもらえてるはずね。

きっと私の思いと覚悟は迷惑でしょうね。

でも解明が思うようにいかなくて、ずっとこの国にいるなら幸せになって欲しいの。

もし結婚とかするなら…


目を瞑り思考を巡らせる。

一呼吸してキキュリテアンダは夏樹の帰りを待った。


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