表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

一人百物語

映ってるんです

作者: 犬猫夜行
掲載日:2026/07/18


近所のスーパーへ買い物に行った。

店のあちこちでは監視カメラが作動していて、お客に向けて<ちゃんと見てますよ>という意味を込めてか、店の数ヶ所にモノクロモニタが設置され、映像が映し出されいた。

買い物料金を払い、店を出ようとしてふと店出入口近くにあるモニタを見ると

店に入って来る中年男性のすぐ後ろに

白っぽい、ぞろりと裾の長いワンピースの様な、寝間着の様なものを着た中年女性が歩いているところが、映し出されていた。

女性の足元は何故か素足だった。そして女性の衣服の腹から腰にかけて、何か黒い染みの様なものが散っていた。

画質の悪いモニタ画面でさえ、その女性が物凄い形相で男性を睨みつけているのがわかった。

モニタから目を離し、男性の方を見ると、男性はこちらへと歩いて来ていた。その後ろには

女性などいなかった。

もう一度モニタを見ると

モニタはすでに別の場所を映し出していて、確認出来なかった。


また別の日。

同じスーパーの売り場で商品を出している店員男性のそばに、黒い人影の様なものが沢山うごめいているのがモニタに映し出されていた。


また別の日、別のスーパーで。

床から2m弱くらいの商品棚のてっぺんに、5、6歳くらいの男の子が座っているところがモニタに映し出されていた。

モノクロ画面の中でニコニコと笑いながら商品の真ん中に座り、小さな足をブラブラさせている。

そんなところに上って危ないなぁ、親は何を、と見ると、画面に映し出されていたあたりには、そんな子は居なかった。



いつも何かが見えるわけではないが

ああいうものには時々、妙なものが映し出される事があるらしい。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ