二人の朝
ちょっと短い感じですが、見ていってください
次の朝がやってきた。朝ごはんを作るために、いつもどうり早く起きる。ベッドの方に目を向けると、葵がまだぐっすりと寝ていた。昨日は外にいたから、そりゃ疲れているよな。
立ち上がって顔を洗ったあと、準備を始めた。今日は二人分、さらには葵の分の昼ご飯も作らないといけないので、やることは多い。
(俺が学校にいる間は、葵は大丈夫か?)
不安を抱きながらも、着々と料理を進める。
卵焼きにウインナー、お米に納豆と、ザ朝食
なメニューである。焼ける音で目が覚めたのか、葵が起きてきた。
「おはよう。もう少しでご飯ができるから待っててね」
自分でも思ったが、結構ガワをかぶっているので、いつか絶対に外れるよな。
朝食が出来上がり、皿に盛りつけた後にテーブルへ持っていく。二人分のご飯も装って、準備ができた。
「いただきます。」
俺が手を合わせると、葵も手を合わせ、二人で食べる。いつもは一人で食べていたので、
朝ご飯を二人で食べるのが新鮮な感じだった。
黙々と食べて行き、あっという間に食べ終わる。俺は葵の分の皿も持って行き、洗い始める。すると、葵は俺の隣に来て、ふきんを手に取った。何から何までやってもらって申し訳ないようだ。
「ありがとう、お願いね。」
そう優しく言って、彼女に洗った食器を渡し、次の食器を洗う。葵は綺麗に拭いて、食器を元の場所に直してくれる。
それが終わると、俺は今からのことを伝えたい。
「葵ちゃん。今から僕は学校に行ってくるからね。昼ご飯は作って冷蔵庫に入れてあるから食べてね。」
そう言って、レンジの使い方を教え、俺は準備をする。
(あっやべ。昨日色々あったから宿題やるの忘れた。)
とんでもないことを思い出したが、なんとかなるだろうと思い、支度を続ける。
「それじゃあ行ってくるね。僕が帰ってくるまでは念のため鍵を閉めててね。配達とかが来たとしても無視していいよ。冷蔵庫の中のものとかは自由に食べてもいいからね。それじゃ行ってきます。」
まるでオカンみたくいって、俺は学校へ向かう。
(とりあえずはこれで大丈夫か。今日は早めに帰ってこよう。)
部屋を出て、俺は向こうから鍵がかかったのを確認すると、学校へ向かっていった。
ちょっと続きで出したいキャラの名前が決まらないのでここで切れてしまいました。決まり次第早急に書きますので、まったりと待っていて下さい。