デジャブ
久しぶりの投稿になります。今回は短いですけども、多分次は早めの投稿になります。
私は、サラマンダーに絡まれていた商人の娘のユエルを助けた後に街アーノルドに連れてきてもらい、冒険者ギルドに冒険者として登録してもらうのだが、なぜか注目されてしまった。
「なぜか、じゃないでしょ!」
「え、何が?」
「え、いや何か言わないなと思っちゃったのよ。」
「?」
「とにかく、次はクロムの獣魔の登録の番よ」
「うん、そうだな。」
「キュッ?」
「次はね、クロムを登録してもらう番だよ」
「キュッ!」
おそらく、わかってくれただろうな。クロムは頭いいからね。
「すいません!」
「あ、は、はい!何でしょうか!?」
「この子も一緒に登録して欲しいんですけども。
獣魔登録に。」
「あ、はい!わかりました!え~と、スライムですね。まずこの台座に乗せて下さい。これで戦闘力等を測りますので」
「わかりました!それじゃあ、クロム、早速その台座に乗ってみて」
「キュッ!」
わかった!といい台座に乗るクロム
「・・・なーんか、私いやな予感するわ」
「え、何が?」
「キュッ?」
「それでは、測りますね。・・・え?」
そこに写っていたのは、
種族:黒龍【スライム】
クラス:元竜王
レベル:20
称号:全てを喰らう者
「え?え?・・・・・・何これ。」
受付の人が驚き、そして、中のギルドの人たちも驚いた。
「ちょっと、私たちじゃあ、処理仕切れないわよ!誰か、ギルドマスター呼んできて‼」
「わかった!俺が呼んでくる‼」
そして、一人のギルド員が呼びに行った。
「みんな、どうしたんだろ?」
「キュッ?」
「あぁ、やっぱりこうなると思ったわよ。
・・・ハァッ」
しばらくすると、一人の大男が来た。
「どいつだ、そのやらかした連中は?」
「あちらです。あの3人です!」
そして、やって来た男はまるで巨人を現すかのような大きさだった。だからなのか、このギルドが大きかったのは、と一人で納得した。
「何か、私も入れちゃってる!」
「お前らだな。・・・・・・」
「ん?はい、一応そうだと思いますけど。」
「キュッ?」
しばらく、彼は見つめていた。
「・・・なるほどな。これはヤバいな。」
「!」
「やっぱり、彼から見てもそうなのね。」
「え?何が?」
「彼は相手のステータスの能力を見ることが出来るのよ。」
「へぇー、そうなんだ。」
「・・・あんまり、よくわかってないでしょ。」
「うん。」
「・・・後で教えるわね」
その時、なぜかおバカちゃんの目で見られたのは言うまでもない。