プロローグ
気が付けば白い空間に居た。 見渡すと、同じようにしている幼馴染二人を見つけた
「君達を呼んだのは僕だよ」
目の前に青年が現れた
「そんなに警戒しないで欲しんだけど・・・」
だが三人は、警戒を辞めない。さらにいつでも動ける体制になっている
「お願いをしたくて呼んだんだ」
「どんな?」
警戒をして居るがちゃんと話は、聞いている様だ
「僕の管理をしている異世界に行って欲しんだ」
「なぜ?」
「君達を送り込むのと同時に、世界に必要な物を流すためにだよ」
「なぜ俺達に?」
「危険がある場所だからね。それと、君達自身我慢が辛くなってきてると思ったからだね」
「へ~」
切り詰めた雰囲気から現在は大分良くなった
「もちろん無償でとは言わないよ」
「じゃあ、これはテンプレに近いと思っていいの?」
「それに乗っ取るなら特典をプレゼントするよ」
「その前に親達はどうなる?」
「どうして欲しい? 記憶を消すか、異世界に行くことを言うか」
「少し待ってほしい」
そうして三人は後ろを向いて相談を始めた。 それから時が経ちこちらに向き直った
「この区間にもう一度来れるか?」
「どいう事?」
「一度戻って、異世界の事伝えてから新たな技や技術を教えて貰ってくる」
「それだったら、ここに両親呼んで、ここでやったら? ここなら時間を気にせずにできるから」
「出来るのか?」
「出来るさ」
そうして、両親もこの空間に呼び出し、話を説明し、稽古に入った
それから時間が経ち、こちらに戻ってくると
「最初の頃とは全く違うね・・・」
僕すら危険を感じるって・・・
「そら当たり前だぜ。俺が、全身全霊で鍛え上げたからな」
彼らの父親が言う
「そうか、じゃあ特典を決めようか? 五個までね」
「私は限界突破と瞬間建築と糸作成と隠蔽と仮装。 ちなみに皆限界突破は共通で取るから」
「限界突破 食い溜め 無限収納 隠蔽 並列思考」
「俺は、武器製造と無限収納と限界突破と隠蔽と付与」
「分かった。ちなみに両親はどうする?」
「俺達は年がな。だから残るぜ」
「それぐらいなんとでもできるけど?」
「そうなのか、どうする?」
「それじゃあ付いて行きましょう」
「何歳にする?」
「20」
「それでいい?」
「ああ」
「特典は一つまで」
「食べのもに関して知識」
「俺は、鉱石の知識すべて」
「ええー」
「なんだよ、悪いか?」
「戦闘系にすると思ってたから」
「そういう事か。最高の一振りを作りたいからな」
「なるほど」
やっぱり戦闘関連だった
「それじゃあ、良い人生を」
こうして家族全員で異世界に行った