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人の幸と不幸の違い
人の幸せとは何を持って言うのだろうか?
そして、不幸せとは何を持っていうのだろうか?
お金をたくさん稼げたら幸せ?
そんなことはない。
では、健康に働ける身体があったら幸せ?
そうじゃない。
私は体が動かなくなって分かったことがある。
これは、動く時には分からなかったことだ。
動かなくなり、動けることの幸せを感じた。
周りの目が可哀想にと言っているのを感じた。
これは、動けなくならなきゃ分からないことだ。
つまり、幸せと不幸せは表裏一体なのかもしれない。
人から幸せそうに思える人にも、苦しみがあるその人にしか分からない苦しみが。
そして、不幸せに見える人にもその人にしか分からない喜びがあるはず。
どちらの方が、真に不幸せなのかはその人次第なのかもしれない。
だから、思う。
自分のことを不幸せと感じないで。
たとえ、周囲に笑われたっていいじゃない。
自分が幸せだと感じていれば。
それでいい。
自分が、幸せかそうでないかを決めるのは、他人じゃなく自分なんだから。