第77話~女子更衣室5分後
レジ係の店員は更衣室の出口の方から厨房係の声が聞こえてきたので、【耐えきれない】と記載されたカードをもちながら入り口にかけよった。
ただ、まだ、荷物の整理が終わってないので、扉を開けずに扉ごしに話しかけた。
レジ係の店員「ちょっと、ちょっときいてきいて、私、怖い怖い、なんかもういや。。」
厨房係はいつもと違うレジ係の店員の様子を察知して、明るくふるまった。
厨房係「おいおいど~した?、あ、さては、ちょっと黒い虫がでてきちゃったかなぁ?お前らお菓子ロッカーでたべるからだよっ」
たしかに女子店員同士は休憩や就業後に、ロッカーでそれぞれお菓子をもちより、とりとめのない話をしていた。冷蔵庫もあることも手伝ってちょっとしたカフェとなっていた。
レジ係の店員「そんなんじゃないよ。。カードが私のロッカーからでてきた。。また【耐えきれない】って書いてある(第41話参照)」
レジ係の店員は半分以上もう泣いていた。
厨房係「えっ?」
厨房係はこのときばかりは耳を疑った。さっき店長室でみかけたカード【耐えきれない】がなぜレジ係の店員のロッカーにもあるのかが検討つかなかった。
が、ただひとつでてくる言葉はあった。
厨房係「お、お前、とにかく早く、早くでてこいっ」
レジ係の店員「うん、そうする」
レジ係の店員は荷物を手早くまとめ、出口に向かった。
厨房係「おっとストップストップ、ビリっとくるから、気をつけろ、静電気の季節じゃないけどビリっとくるよ」
レジ係の店員「うん、わかった」
そしてレジ係の店員は近くにおいてあったゴムの手袋をはめて、ノブをさわろうとしたとき、まだ、触ってないのに、
「カチャ」
と音がした。
二人ともいやな予感がした。
レジ係の店員が女子更衣室で5分過ごしていまから出ていこうとしたときの出来事である。
~つづく~




