第2話 私は時の子 崇りの子
すると、ドタドタと廊下を走る音が聞こえてくる
「ちょっと貴方たち!何をやってるのよ!?」
扉を開くともに学園のアリア校長先生がやってきた
すると殊美が「三咲が先に攻撃してきました」と
三咲を指差して言った
「はぁ・・・危ない所だった・・・」
そう言うと校長先生は茜香を手招きをして
「鬼崎さん、ちょっといらっしゃい」
と言った
「あ、はい」
茜香は廊下に出て校長先生についていった
茜香出て行った後、残りの先生たちが
「この机はどうしようかね?」と
三咲を睨みながら言った
「・・・・。」
三咲は黙って俯いた
「あのね、実は貴方はね・・・」
外からは洋風の街が見れるガラス越しの校長室
少しの沈黙がたって、やっと校長先生が言った
「貴方は、時の子なの」
「っ・・・・!?」
茜香は手を見るがどこにもノルアドレナリンの紋章はない
「私も最初は嘘だと思っていたの、手にはエンドルフィンの
紋章しかないからね、でもノルアドレナリンの紋章は
色んな所にできるという事が最近分かってね・・・
それで貴方のノルアドレナリンの紋章は眼にあるのよ」
そう言うと鏡を私の顔に向ける
「ノルアドレナリンの紋章はそう簡単には見えないけど
この鏡を使えば見えるのよ」
校長先生は顔に皺を寄せて一生懸命に探している
やがて、校長先生の顔が軽くなった
「やはり・・・鬼崎さんは時の子なのね・・・」
すると、校長先生が来た時の言葉甦ってきた
"「はぁ・・・危ない所だった・・・」"
「そいえば、危ない所だったと言っていましたが
それはどんな意味なのでしょうか?」
「貴方の能力は多才能力、色んな能力が使えるけど
貴方には第二の能力があるの、その能力が暴走すると
誰にも止められなくなるの・・・」
その言葉に私はハッとした
私は今まで多才能力しか知らなかったのに
なぜかあの時「第二の能力」と言っていた
あの言葉は一体どこから・・・
「うっ・・・・!!」
茜香は頭を抱え込んでしまった
「どうしたの!?鬼崎さん!?しっかりして!・・・」
目を覚ますと、そこは真っ暗だった
「何?ここはどこなんだよ?」
すると、後ろから何かの気配が感じた
私は戦闘態勢になる
「おっと、そうされると困るな」
「誰よアンタ・・・」
「分からないのかい?」
「暗くてよく見えないのよ」
「それじゃぁしょうがないな」
そう相手が言うと何かがこちらに向かってきた
「氷になれ」
謎の物体が凍り床におちた
「ん・・・フォーク?」
するとフォークが動き出し茜香の腹に刺さる
「くっ・・・!・・・なんでだ!?」
腹からは紅い液体が出ていく
「だってそりゃぁ~ねぇ~」
やっと姿が見えた
「な・・・!?私と全く同じ姿!?」
「そう、私は貴方なの、だから能力も同じ」
「黙れ!私は一人しかいないんだ!」
すると茜香は手に炎を作り
「焼き尽くせ!」
炎はもう一人の自分に向かう
「悪いけど、貴方よりは強いの」
そう言うともう一人の自分は獣化し
炎に向かって一直線に向かった
すると獣化したもう一人の自分は
炎を纏った豹になってこちらに向かってきた
つづく




