第4話 大事なものほどなくすよね?
第4話です。ターバは洞窟散策を終えて次の日を迎えた。一件落着かと思ったら次の依頼は!?
「ピピピピピピピピピ!」
あぁ、そういえば家に帰って寝たっけ?記憶ないな。
「ポチッ!」
目覚めしを止めると、
「今日の言葉はシレゴ!それじゃあ良い一日を!」
・・・シレゴ、まぁいいや。とりあえず昨日のことを振り返ろう。昨日は洞窟散策に行った。そこでダラコストゥネルに遭遇。俺はその日の朝にルーレットが言っていた砂嵐を使い、倒した。それじゃあ今日のシレゴは?僕がまた意味を込めれば魔法になるのか?昨日だってパーティーの1人が
「系統が砂のやつはいるか!?」
みたいなことを言ってたから、砂で攻撃するためにアポディエラに砂のイメージを持ったけど・・・。まぁ考えごとはここまでにしよう。頭痛い。そう言って僕は役場に向かった。
「すみません。依頼ありますか?」
「あー探し物を手伝ってほしいっていうのがあります。」
昨日と違う人が受付にいた。僕がダラコストゥネルを倒したということは広まってないのだろうか?確かに僕が倒したことを見ていた人はアラネルしかいないけど、おかしい。普通、依頼をクリアしたら報酬をもらいに行く。その時に何があったとか、魔物が湧いてますとか、状況を伝えなければならないのだが。彼女のことだ。報酬も半分以上持って行くようなやつ、状況など伝えないだろう。理由は明白、ダラコストゥネルほどの魔物がいて、それを撃破したというのなら報酬額ははね上がる。しかし、本当にそんなことがあったのならすぐさま役場の人が現場を見に行く。そして倒された魔物を持ち帰り、売り物にするために解体するのだが、その解体するときに解体する人も職人なのでどのような技でやられたのかは一目瞭然。彼女の役職は前線に立てるようなものではない。よって彼女はダラコストゥネルがいたこと自体伝えず、報酬だけもらって行ったのだろう。下手に嘘つくと役場の人になんて言われるか分からないしな。でも、それじゃあパーティーが壊滅したことに理由がつかなくなる。今言ったようなことを考えつく人だ。そこら辺も頭がきれる彼女なら上手くやったのだろう。それはそうと探し物を手伝いに行きますか。
依頼があったへ隣町のアルシェの外れに行くと、1人のおじいさんがいた。
「おじいさん、探し物ってなんですか?」
「あぁよく来たの。実はここら辺にわしの妻の写真があるんだ。」
「ここら辺とは?」
辺りは山。風に飛ばされたのか?
「ここら辺の山のどこかに埋もれている。」
え、嘘でしょ?周りに山が5つぐらい。そして全部雲の上まで・・・。まじであんの!?
第4話も読んでくださりありがとうございます。一応言っておきます。パーティーのみんなは誰一人として死んでません!良かったぁ!ε-(´∀`*)ホッ
とても大切なことを言います。なんと・・・
役場の人は全員女性なのです!・・・驚きました?
はい、こんなことはさておき、第5話は写真探し、無事みつけられるか!?それじゃあ(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪