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PreciousFeeling

作者: 東京 澪音

インディゴブルーの空が明けていく。

紫がかった青い空を割いて、辺りの景色を少しづつオレンジ色に染めてゆく。


この時を待ちわびたアサガオ達は一斉にその花を広げ、身体一杯に朝日を浴びる。

何処からともなく現れた揚羽蝶は、スパイラルしながらその周りを飛び回る。


アスファルトの丘に立って、生まれたての太陽の光に晒された僕の髪も、自然と赤く染まっていく。

その前髪の隙間から街を見た。


化粧を落とした街はとても綺麗で、その刹那を言葉で表す事など凡人の僕には難しすぎて言葉に出来ない。


誰一人いない場所。

僕一人しかいないこの場所で、沈黙の風景は流れていく。


その美しさをどう表現したらいいのか、正直戸惑うばかりではあるが、その場面を誰かに伝えたい。


インディゴブルーの空。

是非一度見上げてみてください。


僕はその空に会うたびに、悩んでいた色々な事や気持ちが嘘みたいに晴れます。

何でこんなにもちっぽけな事で悩んでたかな~ってさ。


あなたが今悩んでいるんだったら、そんな空を見上げながら少しだけ自分に自問してみるのも一つの手だって事、頭の片隅にでいいので、覚えておいてくれたら嬉しいです。

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