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アークライセンス  作者: 植伊 蒼
第1部‐英雄の力‐
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4章『彼である事』:3

 それから数分後。

 遥が持っていた携帯に連絡があり、重要な仕事の関係だったらしくそれを受けた彼女は席を外していた。

 残されたのは飛鳥と隼斗の男二人。

 遥が部屋を出てからかれこれ3分は立っているのだが、部屋の中はものの見事に静寂だった。

 ただでさえむさくるしいというのに、お互いだんまりでは息苦しさが半端ではない。

 何か話そうと飛鳥は考え、結果として隼斗に聞こえるように露骨にひとり言を喋るという非常にチキンな手段を選んだ。

「なんか、勢いで話決めちまったなー……」

 飛鳥は壁にかかっていたカレンダーを見るフリをして、チラチラと視線を隼斗に送る。隼斗もそれに気付いたのか、伏せていた目を上げた。

「不安かい?」

「少しはな」

 飛鳥は素直に肯定する。

「けど、別に深刻に考えてるわけじゃない。多少は不安でもいざ始まったらどうにでもなるんじゃないかって気もしてるし。ほら、上の学校への入学前の気分と同じだよ」

 飛鳥にとって今感じている不安は、小学校から中学へ上がるときも中学から高校へ上がるときも感じていたその感情と似ていた。そういうときもいろいろ不安に思いつつも始まってみればどうにでもなるもので、それならば今の状況もさほど深刻になるようなものでもないのだろう。

「確かに、毎度自分がうまくやっていけるか不安に思うけど、毎回そうじゃないとはいえ実際には問題なんて何もないことの方が多いよね」

「だろ? だからまぁ、大丈夫なんだと思ってる」

 手持ち無沙汰に弄んでいたグラスを机に置き、飛鳥はぼんやりと天井を眺める。

 その対面の隼斗が、手元にあった何かの資料を引き寄せながら口を開いた。

「アスカは、どうしてアークのパイロットになることを引き受けたんだ?」

「それはとっくに言ったじゃないか。ヒーローに近付けるなら、俺は迷いなく乗ってやるって。実際その実感はあったし、その上で俺であることを求められたなら、俺はそれで良いんだ。……ああ、なるほど、つまりあの時点で試してたってわけか」

 飛鳥がひとり言のようにそう呟くと、隼斗は申し訳なさそうに俯いた。そんな彼に向けて、飛鳥はニヤリと笑みを浮かべた顔を向けた。

「分かってないな、隼斗。……こいつはピンチじゃない、チャンスなんだ。少なくとも俺にとってはな」

「っ…………」

 何かを言おうとして、口をつぐんだ隼斗。ややあって、小さく息を吐きつつ肩の力を抜いた。

「まったく、アスカは悩みがなさそうで羨ましいよ」

「なんだよ、人の頭が軽いみたいに。嫌味かよ」

 馬鹿にされた気がした飛鳥が口をとがらせるが、隼斗は「いやいや、褒めてるんだよ」と適当に答えた。

 飛鳥は上げかけていた腰を再びソファーにドカッと沈めた。

「逆に聞くけど、隼斗はなんでアークのパイロットになったんだよ? お前自身あんまり肯定的じゃないように感じたけど」

「僕か……。そうだな、確かにアークのパイロットが良いものだとは思っていないよ」

 隼斗はゆるゆると首を振り、小さな声で続けた。

「僕がアークのパイロットになったのは中学生の時、13歳の時だったかな。そして僕がアークのパイロットになったのは……いや、この場合はアークの力を求めた理由か」

 何かに思いを馳せるように少しだけ視線を上げ、隼斗は自嘲気味に笑った。

「何か特別でありたかった。というより、そうなることを求められたから僕自身そうあることを求めた。……結果は予想した通りだったよ、バーニングは僕をパイロットとして受け入れ、晴れて60億分の26の仲間入りさ」

 それが何を言いたいのか、飛鳥には全く分からない。ぼかしたような表現は、漠然とした輪郭だけを表していた。

 語りたいのかそうでないのかさえあいまいな隼斗の言葉は、ひとり言にも近い声で続けられる。

「ただ、特別すぎたんだろうな。アークのパイロットを変更するためには、前任のパイロットが死ぬより他ない。逆に言えばパイロットを殺せばそれを変更することができる。……結局、僕はいろんなものを対価に払って、良くも悪くも以前の自分のままではいられなくなった」

 さびしそうに語る隼斗だったが、はっきり言って飛鳥には全然理解できない。飛鳥は眉を寄せて首をかしげた。

「つまり、どういうことだよ?」

「僕に関しては元々めんどくさい身の上だったんだよ。だからアークのパイロットになったのを切っ掛けに、特別になりすぎた自分の身分を新しく作り直す必要が生まれた……、命を狙われる危険もあったからね」

「うぇ、マジかよ……」

 嫌な事実に、飛鳥は露骨に顔をしかめた。

『死ねばパイロット交代』という言葉を聞いた時点でなんとなく飛鳥の頭をよぎった事実ではあったが、目の前に実例がいるとなると感じ方が違う。今更ながら決断を早まったかと考えだした飛鳥を見て、隼斗は何故かおかしそうに笑った。

「くくっ……冗談だよ、真に受けるな」

「なっ、お前タチの悪い冗談やめろよ!」

「ははは……悪いね、ただ分かっておいてほしいことがある。……確かに僕らは特別な人間だ。だが、だからこそ思い通りにならないことも多い。僕らが自分勝手なことをすれば、それこそ何百何千って人を巻き込むことになる。それを忘れないでくれ」

 浮かべていた笑みを引っ込め、真剣な目でそう語る隼斗。

「あ、ああ……。気を付けるよ」

 隼斗の急な態度の変化に、飛鳥はたじろぎながらも曖昧に頷いた。それを見た隼斗は、満足そうに何度が頷いた。

 飛鳥は話を切り替えて尋ねる。

「あと、そうそう。聞きそびれてたんだけどさ、アークって正式なパイロットがいなくても動かせるのか?」

「うん? いや、基本的には動作させることは出来ないよ。どうしたんだい、急に?」

 飛鳥はあごに手を当てて、首をかしげながら話しだす。

「遥さんの話聞いてる段階から気にはなってたんだけどさ、アークって本来のパイロットがいないと起動しないんだろ? じゃないと必死になって探す意味がなくなるし。なら俺がアストラルに乗る前にお前のバーニングとアストラルが戦ってたのはどういうことなんだ?」

 飛鳥がそう尋ねると、「ああ、そのことか」と隼斗は何かに思い至ったように手を打った。そして手近にあった棚の近くにおかれた段ボール箱に歩み寄ると、その中から何かを引っ張り出した。

 隼斗はそのまま飛鳥の対面に戻ると、ガラステーブルの上にその物体を置いた。

 それは、電子回路の付いた注射器のようなもの。

「あの時は会長がこれを使ったのさ」

「なんだこれ、注射器か? これは何の道具なんだ?」

 飛鳥はその注射器のようなものを手に取って、目を近づけて観察しながら訊いてみる。

「それはダミーライセンスって言って、偽のライセンスを人に埋め込んでアークのパイロット確認を偽装する道具なんだ。端的に言えば、それを使えば理論上は誰でもアークを操作することができるようになるんだ」

「そんなもんまであんのかよ。つか、それだったら正式なパイロットってそんなに大したもんじゃないんじゃないのか?」

 飛鳥は何気なくそう尋ねるが、隼斗は首を横に振った。

「だから理論上は、って言っただろ? 理屈としては誰だってそれを使えばアークを起動できるはずなのに、どういうわけだかそれが正しく機能するのは会長個人だけなんだよ」

「会長だけって、そりゃまたなんで?」

「その辺りも調査中だけど、現在は詳細不明だ。他の何人かにも試してみたらしいんだけど、どれも結果は芳しくなかったみたいでね」

 ふぅむ、と飛鳥は考え込む。

 どんな人間にも、という目的で作られた道具が特定個人にしか使用できないというのはかなりおかしな話だろう。飛鳥としては『遥なら仕方ない』みたいな感覚もあるのだが、それは一般的な感性ではない。

 とはいえ、そんなことを素人が推測を立てたところで意味などほぼ無いだろう。その辺りを理解しているのか、隼斗は特にその話題には深く触れなかった。

「それと、アークに搭乗してもCPUによる思考のブーストは行われなくなってしまうから、量子コンピューターなんかでそれを代用して外部から遠隔操作をするしか動作させる方法がないんだ。そして、この方法がまた頭にかかる負担が大きくてね、おいそれと使えるものではなかったりするんだ」

 飛鳥がうなずく。

「ついでに言うと、人が近くにいないと、アークのジェネレーターは出力が極端に小さくなってしまう特徴があってね。まともなデータ収集にさえ使えないって有様なのさ」

「人がいないとダメってどういうことだ?」

 人がいないと出力が落ちるロボットというのも変な話だ。ロボットなんて完全自動でも動きそうなものなのだが。

 不思議そうな顔をする飛鳥を見て、隼斗は苦笑しながら、

「いやぁ、実はその辺りはまだ研究中でね。いくつか仮説はあるんだけど、どれも正しいかは分からないって奴なんだよ。ただ、研究者がアークのコックピットの様子を調べてる時なんかは、動かしてみればある程度の出力が確認できているんだ。だから、すぐ近くに人がいるという条件があるんだと考えられているんだよ」

 ほんとはもっといろいろと実験はされてるんだけどね、と隼斗は続けた。

 どうやらそのような諸々の理由があって、アークの正式なパイロットというのは重要なものらしい。だが、すぐに納得できるような内容かと言われるとそうではない。

 腑に落ちないようで首をかしげている飛鳥を見て、隼斗はこう付け足した。

「アークの最大の特徴がいわゆる無限エネルギー供給機能でね。燃料やバッテリーといった一切のリソース無しで半永久的に稼働することができるんだ。だからまぁ、その辺りの何かと関連があるんじゃないかって考えられているよ」

 何気ない様子の隼斗からとんでもない発言が飛び出した。

「無限エネルギー? それ物理的におかしくないか?」

 物理にはエネルギー保存の法則という大原則がある。簡単に言えばエネルギーは外部から力が加わらない限り、その総量が変化することは決してないということだ。つまり、0から0より大きなエネルギーを生み出すことは出来ないということになる。だとすれば、リソース無しでエネルギーを生み出すというのはどう考えてもあり得ない事実だ。

 あるいは、アークという古代技術はそんな無茶すら押し通してしまうのだろうか。

「確かにおかしいんだけど、どんな実験を何度やってもアークの周囲では観測可能なエネルギーの総量が増加していたんだよ。納得出来るかと言われると微妙だけど、でも全て結果として現れているから反論のしようもないんだよ」

 やれやれだと言わんばかりに両手を広げてため息をつく隼斗。客観的に事実を述べているにしては主観による意見が混じっている辺り、隼斗も研究には深くかかわっているのだろう。

「とは言っても、んなことできるんならそれこそ永久機関が内蔵されてるようなもんなんだろ。いくらすごい技術だからってそこまでのものか?」

 実際に自分で見たわけではない飛鳥からすれば、そんなことを言われても「はいそうですか」とはならない。

 訝しげに尋ねると、隼斗は肩をすくめた。

「まぁ皆あり得ないとは思ってるよ。ただ、実験結果は数字で出てるからね。それ自体を否定することはできない。……だからもっぱらトリックを探す方に注力してるね」

「ふぅん、トリックねぇ……」

 詳しい話になると理解できないであろうことはわかりきっているので、飛鳥は適当にそう返した。その辺りを察したのか、隼斗は苦笑して、

「まぁでも、この前の戦いで変わったデータが取れたらしいから、トリックが暴かれるのは意外とすぐかもしれないけどね」

 この前の、というとアストラルとバーニングのあの戦いのことだろう。完全に門外漢の飛鳥には見当もつかないが、あの戦いのどこかにトリックを暴くヒントがあったようだ。

 飛鳥がそのことについてぼんやりと考えを巡らせていると、隼斗がつまらなさそうに話しだした。

「アークが現行の軍事力に対して持っている優位性っていうのはそういう特殊技術に由来するところが大きいんだ。無限にエネルギーを供給するジェネレーターやら、通常の軍事レーザーの一切を拡散させ無力化させる干渉光波発生結晶、果てはエネルギーから物質を作り出して装甲の再生さえ行えてしまう装置まである。こういうふざけた機能が山積みだから、どこの国も兵器らしく使おうなんて考え始めるのさ」

「へぇ……」

 吐き捨てるような隼斗の言葉に、冷たいものを感じた飛鳥はその話題を引きのばさないようにと曖昧に答えるにとどまった。

 確かに、大国がどこも軍縮を進めるこの時代に兵器開発などというのはナンセンスといえるだろう。そういうことを考慮すれば、よほどのことがない限り戦争になどならないとは思われるのだが。

 ごちゃごちゃと飛鳥が考えていると、一足先に気持ちを切り替えたのか隼斗が少し明るい声で話し始める。

「アークは未知の部分が大きいとはいえ、研究は進んでさまざまなことが解明されている。僕らの文明が重ねた年数がプラス何千年かされるのは近い将来の話かもしれないね」

「って言われても実感ないけど、それ以前に何が言いたいんだ?」

 ポカンとして尋ねると、隼斗はクスリと笑って、

「ま、アークは兵器どうこうでなくても純粋に技術的に役立つ部分も多いということさ。だからこれから一緒に頑張ろうじゃないか、皆の生活を豊かにするためにさ」

 茶化したような隼斗の言葉を聞いて、飛鳥は「あっははは」と腹を抱えて笑いだした。

「ははは、なるほどな。そう言われると確かに平和に聞こえるし、俺にも出来そうな気がしてくるよ」

「だろう? 物は言いようって奴……とはちょっと違うかな。でもそんなところだ」

 しばし二人は顔を突き合わせて笑っていた。

 それが少し落ち着いたところで、隼斗がポツリと呟く。

「それに、アスカにはあまり気負わないでいてほしいからね。君とはまだ親友でありたいからさ」

「いきなりそういうのはやめろよ気持ち悪い……。つーか、俺がアークに乗るのにお前が関わってたとしても、それと俺たちが友達なのに関係はないだろ。それともあれか、俺にパイロットの才能があったから俺と友達になったとかか?」

 飛鳥は冗談めかしてそう訊いたのだが、問いかけられた隼斗は質問が気に入らなかったのか思いのほか勢いよく怒りをあらわにした。

「それは絶対にない! 僕はそういう打算で人間関係を作ったりしないからな。僕が友達だと思ったアスカに、パイロットの才能があったんだよ」

 露骨に怒った様子で噛みついてくる隼斗に飛鳥は少々たじろぎながら、

「あー分かってる分かってる。冗談なんだから本気にするなっての。……けど、パイロットの才能ってどうやってわかるんだ? なんか機械でも使ったのか?」

 飛鳥の問いに、隼斗は首を振った

「一応アークの近くによれば適性があるかどうかはわかるんだけど、僕とかはそんな感じで決まってしまったし。だけどアスカの場合はそうじゃない」

「じゃあどうやって?」

「うーん、なんて言えばいいんだろう……。なんというか、会長って人の才能を見極める才能みたいなものがあってさ、アスカを見たときにアストラルへの適性があるのがわかったって言っていたよ」

「…………あの人って超能力者だっけ?」

「そう思うのも無理はないけど、会長は自称『ちょっと頭の良い一般人』だからねぇ。どういうものかは僕には想像もつかないけど」

 そう言いながら微妙な表情で笑う隼斗。飛鳥も特に追及はせず「まぁそんなもんか」で済ませていた。

 こと月見遥という少女に限定すれば、アークなんぞより常識が通用しないであろうことをこの二人は知っていたからだ。

「とりあえず俺は全然何も分かんないからさ、いろいろ質問させてもらうぜ、先輩」

「ああ、ここでは僕が先輩だからね。いいよ、何でも聞いてあげるよ」

 飛鳥に頼られたことがうれしいのか、立ちあがって胸をドンと叩く隼斗。飛鳥はニヤリと意地の悪い笑みを浮かべると、

「じゃあ先輩焼きそばパン買ってこい」

「よしわかっ……待て、おかしい。なんでパシリを引き受けられそうになってるんだ」

「何でも言うこと聞くって言ったじゃん」

「命令に従うって意味じゃないぞ!?」

「ちぇーつまんねぇの~。……と、それはいい。つーか、俺そろそろ帰らないといけないし、今日はもういいや」

 飛鳥は壁にかかった時計を見ながら呟いた。時計の針はもう6時を回っており、いい加減帰らないと夕食がまた弁当になってしまう。

 隼斗も時間を確認すると、少し驚いた様子を見せた後頷いた。

「おっと、もうこんな時間か」

「ああ。というわけで、俺はもう帰るから遥さんにはよろしく言っといてくれ」

「了解、わかったよ。……ところで、飛鳥はこれからも来るのかい?」

「おう。明日も伺おうかとは思ってるけど、問題あるか?」

 一応事前確認ということで飛鳥が尋ねると、隼斗は首を振って否定した。

「問題なんてないよ。そうだね、それじゃあ明日の放課後にまた『古技研』の部屋に来てくれ」

「古技研、古代技術研究会ね。はいはい了解。そんじゃあな」

 足元の鞄を拾い上げ、雑に担ぎながら部屋のドアに向かって行く飛鳥。

 ドアノブに手をかけたところで、後ろから声がかけられた。

「あ、そうそう。エレベーターまで送ろうか?」

「うん? いやそれは……」

 飛鳥はエレベーターからこの応接室のような部屋までの道順を頭の中に思い浮かべようとして、

「……やっぱ頼むわ」

 自分の記憶力の無さをどうでもいいところで再確認しながら、飛鳥はそう返すのだった。

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