表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

「◼️」をお届けに参ります

作者: 雨宮 徹

 ピンポーン。ピンポーン。



「はーい、今行きます」私はインターホン越しに答える。



 多分、この前頼んだ人気アニメのグッズだろう。私はつっかけを履くと玄関に向かう。



「ちわー、荷物をお届けに来ました!」



「暑い中、ご苦労様」私はそう言いながら印鑑を押す。



 部屋に戻ると、早速荷解きをする。豪快にガムテープを剥がす。これよ、これ。この瞬間がたまらない。入っていたぬいぐるみを抱きしめる。よし、今日からベッドに置いて一緒に寝よう。



 ブルルブルル。



 バイブ音を立ててスマホが震える。画面には「荷物をお届けに参ります」とショートメッセージが表示された。え、さっき届いたんだけど。メッセージの中を開くと、こう書かれていた。



「死をお届けに参ります。到着予定時間は本日です」



 死を届ける? どういうこと? 詩の間違いじゃなくて? イタズラにしてもタチが悪い。私がメッセージを消そうとした瞬間、次のメッセージが届いた。



「ただいま、最寄りの配達センターです」



 ああ、イライラする。ブロックすればメッセージは届かない。私は即座にブロックした。



 ブルルブルル。



 またしても、バイブ音とともにスマホが震える。



「ご自宅の前です」



 立て続けに次のメッセージが届く。



「現在、後ろにいます」



 振り返るが、そこには誰もいない。怖がって損したわ。もう一度、スマホが震える。



「またのご利用をお待ちしています」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ