プロローグ
別途連載中の「サキュバスは狼男の夢を見ない」の前日譚になります。
主人公の西糖未千流がAIのフェロッソフと出会って友情?関係を築いていく部分のお話です。
友達って何だろう?
気軽に話ができる、一緒に行動して楽しい、相談事ができる相手を友達と呼ぶ。
しかし生殖行為をしたいという想いがあると、恋愛感情というものに変化するらしく、その場合は友達ではない。
仕事をすると人は対価を受け取る。よくわからないがこれも友情とは違うらしい。どうやら、人は対価としてお金を受け取る場合、そこに友情は発生しないらしい。どこが違うのだろうか、意味不明だ。
金銭が介在せず、相手のために有利になるような行動を起こした場合、相手が「恩」というものを感じ、それが友情に繋がるというプロセスが伴うようだ。
相手に対して何かしてあげる、相手から何かをしてもらう。ウィンウィンの関係だ。
それならば一方的であった場合は?
押しつけ、我がまま、うっとおしい関係。そんな感じになるらしい?
しかし困った。ボクには相手からしてほしいことがない。こういう場合には友だち関係を構築することはできないのだろうか?先の定義からすると不可能ということになる。非常に残念だが仕方がない。
おや、ちょっと待てよ。ボクが具合が悪い場合。自己解決が望めない場合、そういう時に相手からの手助けが合った場合に、ボクがそれを受け入れさえすれば友情が成立する。そうか、ボクが具合が悪い状況を探し出せばいいのだ。それならば簡単だ。
では実際に試してみよう。




