表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜桜の記憶  作者: mimii11
1/6

第一章:息が詰まる家と夜の自由

小学校の私は、真面目で大人の言うことをよく聞く「いい子」だった。

でも中学校に入ると、何かが切れてしまった。近所では相変わらずいい子の顔をしていたが、夜はタバコを吸い、万引きやバイクの無免許運転、夜遊びを繰り返した。家では厳しい母がいて、夜の外出や外泊は許されない。私は息が詰まるような家を抜け出し、友達と夜の街へ飛び出す日々を選んだ。


仲間は小学校からの友達や新しく出会った子たち。最初は怖かったけれど、野宿や夜中の散歩は、家の中よりずっと呼吸が楽だった。母に逆らえず、叱られる日々の中で、夜中の自由は私にとって唯一の安らぎだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ