嫌いなままのあの夏が。
須藤瀬奈の過去、それは苦しく悲しいものだった。毎日楽しい日々を送っていても、絶対に忘れられない過去の話。小学1年生の頃、友達をビンタし周りにすごく避けられていた。そんな時、入学当初友達となった、齋藤優菜がずっとそばにいてくれた。時は過ぎ中学生の秋、瀬奈は中学一年生の夏のことを思い出してしまう。
●,過ぎ去っても消えないあの夏の傷。
2021/11/24 18:00
1、私の人生はここから苦かった。
2021/11/25 18:00
2、不安な日へのカウントダウンは、もう始まっていた。
2021/11/26 18:00
3、幸せになったら、絶対地獄へ落ちるのか。
2021/11/27 18:00
4、入学したら、絶対うまくいかない。
2021/11/28 18:00
5、じゃあ最初から、出会いたくなかった。
2021/11/29 18:00