表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
閉ざされた心は異世界を凍らせる  作者: ウィチロチトリ
7/11

5話 鍛治

先日、鍛治を習うことを許された?ので、いまは、父さん行きつけの鍛治師のところへ向かっている。


そしてあのあと、「どうせ将来、自分の剣は自分で作るんだろう。」 それも、全て、と苦笑した。

「ただ鍛えただけのの剣では、格好つかんだろう。やるなら最後までやれ」

そう言われ金属細工まで習うことになった。一応鍛治に一段落ついたら習いに行くことになっている


.........と、着いたみたいだ。.......

「........え?」

思わず声が出てしまった。


なぜなら.........想像以上に.......ボロイのだ。

本当に此処で鍛治屋やってんのか?と思う。


父さんがそのボロイ扉を開けて、

「おーい!居るかー!」

と、叫んだに近い大きな声を上げた。

そんな声ださんでもいいだろうに....


「居るよ!....ったくうっせーな......」

少し呆れたような声が奥から聞こえてきた。

とゆうか呆れてた。完全に


そりゃそうだ誰でも建物内で大声出されたら怒るなり、呆れるなりするよ....

父さんって馬鹿なのかな?


「おー、久しぶりだな。ルース」

どうやら鍛治師の名はルースのようだ。

.....どうでもいいが。

「.....なんだ、お前か、ヘーリイ。で、どうしたんだ?」

「いやな、うちの次男が鍛治をやりたいといいだしてな。お前のところに師事させようと思って此処に来たんだ。」

そう言って俺を前に出す。

とりあえず"解析"をしてみる。


ルース   30歳    人族

レベル31


HP 1400/1400

MP 50/50


STR 300  

VIT 560

DEX 930

AGI 120

INT 40

LUK 370

CHA 90


固有技能オリジナルスキル

 なし

技能スキル

 [鍛治:8] [魔法剣作成:3] [武器鑑定:5] [身体強化:4]


......DEXがやっぱり高いな、他のステータスのそこそこ高い。.......INT以外。

戦わせたら意外と強いんじゃないか?


....と、少し話がそれた。

ステータスから予測するに鍛治に必要なのはDEX、次にSTR、VIT辺りかな?

要するに力と器用さがあればいいと。......力はともかく器用さは大丈夫かな?


ルースさんが少し俺を見て、

「......俺は構わないが、お前はどうなんだ?ヘーリイ?」

父さんを見て言う。

「次男には、好きなことをさせようと決めていたからな。」

「そうか.....」

ルースさんが、少し悩んで....

「分かった、やってやろう。ただし、手は抜かないからな。貴族だろうが何だろうが、弟子として扱う、いいな?」

「ああ、それでいい。」

ルースさん.....ああ!めんどくさい!もとい、ルースが、俺を見て

「お前も、分かったな?」

「うん.....大丈夫.....」

「よし、じゃあ明日からこい。みっちり鍛えてやる。」

「おう、鍛えてもらえ。」

ハッハッハ!と、笑っていた。





◇◇◇◇◇◇◇◇◇


鍛治開始一ヶ月

最初は主に金属の運搬だけだった。

おそらく筋力の底上げだと思われるが今の段階でルースのSTRの5倍以上はあるから疲れもしなかった。

ルースは、俺が疲れていない事に驚いていたが、「やせ我慢するなよ。」と心配?してくれていた。


本当に疲れていないんだがな~


鍛治開始二ヶ月

ようやく金属を鍛えさせてもらえる事になった。鎚は、特別製らしくルースの、鎚より少し小さかった。なんだかんだ言って優しいんだな。

だが.....はっきり言って俺に気遣いは、不要だ。

言いたいが、言えない。子供の俺が言ったところで、背伸びしているな~と、微笑まれるだけだろう。.....くそ.....

やはり予想道理であまり形がうまく行かない。"未来予知"が、使えたら楽なのに.....


と、思っていた二週間ぐらい後、森で二本の枝で、二刀流とかできたら効率良く狩れるのに.....と考えながら左右で違う動かしかたをしていたら、技能スキル[並列思考:3]と、[二刀流:1]を手にいれていた。


これ[並列思考:3]で今の状況と、"未来予知"で、未来の状況を同時に把握出来ないかな?

と、思考していたら何と出来てしまったが、未来の状況を把握するのが、かなり難しく、今の状況を整理するのがどうしても遅くなってしまいやっぱり今の段階では、戦闘や、鍛治に応用するのは難しいとゆう結果になった。

しかしこれは訓練次第で、どうとでもなる......と、思いたい。



鍛治開始九ヶ月

あれからとくになかったので、飛ばした。

いまでは、一人で剣を、鍛えられるようになっていた。

ステータスを見たら[鍛治:5]を獲得していた。なんか成長が速いんだよな~やっぱり[実験用の体]が影響しているのかな?今度調べようっと。

ルースによると、剣が一人で鍛えられるようになるには、2、3年は必要だという。

それをわずか九ヶ月で、出来るようになるには、鍛治の天才以上の才能が、必要だと言っていた。


あ、それと、金属細工も始めた。なんと、ルースは、金属細工も出来たのでそれについても師事するようになっていた。

ルースは、「剣を買ってもらうなら一から十まで自分でやりたい。が、不格好の武器を買ってもらうのも申し訳ない」

と、言うことで独学で、金属細工を学びだしたそうだ。

.....お人よし過ぎだろルース......



加えて、双手剣術が、5、になっていた。そのうえ単剣術を覚えていた。

だが、これ以上素振りで、双手剣術が、上がる気がしない。実戦が必要だがやらせて貰えるとは、思わない。

別の武器を試して見よう。違和感の正体も分かるかも知れない。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ