表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
閉ざされた心は異世界を凍らせる  作者: ウィチロチトリ
2/11

神と願いの罠

ここはどこだろうか?


俺は死んだはずだ。なぜ意識がある? 


体は....動かない。


それに、あんま頭が働かない。

まるで、霧がかかっているみたいに...


「そなたが、黒宮殿か」

声が聞こえる


っ...誰だ?


「あっているようだな。わしはそうだな..."神"とでもよんでくれ」


神.....それよりも、この状態を何とかしてくれ。


「そ、それよりも...う、うむ、そうじゃな、ほれ」

なぜか少しショックを受けていた


...と、思考がクリアになったな、霧みたいなものが無くなっている。


....やはり、体は動かないか。


「すまんな、体は、今は戻せん」


そうか、しかし"今は"戻せないんだろ?


「ああ、そうだ」


いつ戻せる?


「そ、それよりも、わしはそなたに、謝罪をしなければならない」


謝罪?


「"実験"に付き合わせてしまい、申し訳ない。」


"実験"?とゆうのはわからんが俺は実験体にされてたんだな。

そのせいで"何か"が俺の体にあったのか。


「....そうだ。わしは感情のある生き物を実験体にしてしまったのだ。それに対する報いを、受けなければならない」


....変わった奴だな


「そこで、4つだけ願いを叶える。」


おいおい死んだあとだぜ?何が出来る?


「それは、そなた次第じゃ」


...性格悪いなあんた。


普通だったら、神と会えるなんて生き返り決定だというのが王道で、当たり前だ。

そうゆうのが染み付いていると思う。

"記憶持ちで、転生したい"これで1つの願いなのだ。

だから叶えられる願いは最高で3つ。


「なるほど、"記憶持ちで、転生したい"これで一つの願いか?」


やっぱりあんた、俺が考えてることすべて読めるだろ。

それと、"記憶持ちで、退屈しない世界に、転生したい"これで1つの願いで、いいか?

地球にもう一度転生なんて意味ないからな。


「長いが、まあよい」


ちなみに、願いを叶えられる回数を増やす願いは、叶えられるか?


「無理じゃ、.....個神的に」


なんだそれ....まぁ無理ならいい

そうだな..じゃあ"体のスペックはこのまま"で


「む、...分かった3つ目は?」

明らかに嫌そうな顔したな

みえなくてもわかる


そうだな...そういや聴くの忘れてた、もう転生する世界決まった?


「ああ、そなたらの世界で言うゲームの世界じゃ、王道ファンタジーの世界とも言うな」


そうか...ステータスはあるか?


「あるが、道具を使わないと見れないみたいじゃ。それもかなり雑じゃな」


じゃあ[鑑定]とか、[解析]で、詳しく表示されるもの。


「分かった。最後は?」


"未来予知"で、少し先見えるだけでいいからさ。


「よかろう、これでいいんじゃな。」


ああ。


「では、行ってこい」


そう言われたとき、また意識を失った。







「ふふふ、面白い奴だったのう。あの実験をしたのはよかったかもしれんのぅ」

あの、"人を信じない人"はどう生きていくのだろうか...とても興味深い。

...が

「あの体は、実験用の特別なものじゃからのう....」


あの体は、結果が分かりやすいように成長しやすいうえに、無限に成長するようにしてある。

つまりステータスが上昇しやすく、限界がない。

......チートである。


どんなになっているかのぅ...

次、会うときが、楽しみじゃ そう言い、"神"も姿を消した。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ