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竜の茜色の夢  作者: 木実鳴海
前章
3/5

共通言動?

「なんて言ったの?」


ボクがそう言ってからのお姉さんの反応は失礼かもしれないが見ていて面白かった。

まず、ひどく驚いた表情をして、次に深く考え込み、何かを思いついたような表情をしたり、また考え込んだり、警戒したり。

忙しい人だな。と思った。


でも、この人が考えている事は何となく分かった。

ボクを警戒しているんだと思う。たまに家の中を確認したりしていたから、この家に大事なものがあるのかはたまた荷物を運んでいた女の人の事を考えているのかも知れない。


確かに今のボクなら人から見ると危険に見えるのかも知れない。警戒されたまんまじゃ話も何も出来ないしね。

なら、ボクが人みたいになればいい。


目を瞑り、人間をイメージしていく。寝るときや何か作業したりするのはこっちの方が楽だからいつもこの姿になる。逆にいつも動き回るには不便なので半竜の姿をとる。何故か全身全ては出来ない。それより、朝と夕方だけとはいえ毎日しているためか体の変化のスピードも早くなって来た。


よし、こんなもんかな?


どう?って感じで前を見ると、そこには驚きすぎてあんぐりしているお姉さんがいた。

それは流石に驚くよね。うん、ボクでも驚くと思う。


わかりにくい例えかもしれないが、ライオンが人に変化したような事を想像して欲しい。視覚的にはだが危険度が低くなったのに加えて、姿も印象も一変したのだ。


ここで話しかけて戻ってきて貰いたいんだけれど、言葉わからないし……

ボクは身振り手振りで自分が攻撃したりする気が無いことをアピールする。すると、一瞬ビクッとなったあとボクの伝えたい事が分かったのかお姉さんも、少し考えてからOKポーズをしてくれた。その後、自分を指して何かを言っている。


「eyリス……エリス」

「エ…リス……?」


お姉さん、改めエリスさんはウンと1回頷いた。そして、手招きをして家の中へと入れてくれるのだった。


そう言えばボクの名前は何だろう。

短くてすいません。


あけましておめでとうございます。

マイペースに頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いしますね。

主人公が人から少しはなれてるって言うのが苦手な人とかいるんだろうなぁ。このまま設定は変えないけど、そのへん少し工夫してみます。

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