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君の瞳に写る唯一つの恋心

作者: けにゃタン
掲載日:2018/10/14

毎週日曜日の午前二時に学校の周りを走るのが好きな男がいました。

その男は今日も校庭の周りを走っていると校庭に何やら雛壇らしきものが置いてあるということに気づきました。

不思議に思い走るのをやめて校庭に不法侵入した男は雛壇の前まで走っていきました。

その雛壇はどうやら学園祭で使うらしく学生の創作物の横に作られておりました。

男は雛壇に近づくとその後ろに寂しそうにしている黒い人影が立っているのに気づいたので

男は声を掛けようと近づきました。


黒い影は男に気づいたのかガタガタと振え雛壇の前まで移動すると月明かりによりソレの正体がわかりました。

その正体は半分内蔵が飛び出た人体模型さんだったのである。

人体模型さんは雛壇に向かいながら何やらブツブツ言っている。

「今日はひな祭り 今日はひな祭り」

声を上げると同時に肺は動き心臓 内臓もビクビクと鼓動している。

男は人体模型さんに

「痛くないですか?」

と声を掛けると

「大丈夫!人形ですから」

と一言いい又雛壇に向かいブツブツと同じことを繰り返し話している。

放置してもいいだろうと判断した男は校庭を抜け出し走るのを続行しました。

30分くらい走った後、休憩がてらに校庭近くのコンビニに立ち入りスポーツドリンクを購入して外で休憩していると夜空からUFOらしき物体が雛壇のところへと移動しているのを見つけた。


男はUFOの後を追い校庭を覗くとUFOは雛壇の前で浮遊していた。


人体模型とUFOが何やら話している。

人体模型はソレに向かって

「貴方は誰ですか?如何してきたのですか?」

というとUFOのスピーカーから

「私は織姫です!彦星が雛祭りの夜にここに来てほしいと掲示板に書いてあったので迎えに来ました。

しかし見当たりませんね!私の彦星はどこへやら」

UFOが帰ろうとしてた時、人体模型さんは

「待ってください!私の肩を見て下さい。3年 彦星組と書いてあるでしょう?

私が彦星です!」

子供が落書きで書いたであろう彦星ネームを晒すと織姫様納得いったようで人体模型さんを連れ去っていきました。


それを見ていた男はあることに気づいた。

毎晩毎晩、走り終わった後ネット掲示板に織姫とつきあいたいとフルネームで書いてることを思い出した。そうです、男は彦星という名前であるということを思い出したのであった。


それから毎日校庭には毎日"愛してる"彦星様というミステリーサークルが書かれているのであった。


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