第93話:初めての落札
オークションがどんどん進んで行きいくつかの商品が落札されてから休憩に入った。
休憩に入る前に司会者から昼休憩以外の休憩はこの休憩だけだと伝えられて休憩に入った。
休憩に入ったが、何故か緊張感がオークション会場全体をつつむ。それに、数人しかオークション会場を出ようとしないが、俺はこう言う緊張感がするのは苦手なので、一度オークション会場を出る事にしたので、ジルバさんにその事を伝える。
「ジルバさん。少し外に出ますので」
「えぇ、分かりました」
ジルバさんは休憩が終わった後に出てくる商品のチェックをし始める。
オークション会場を出ようとしたら黒い服の人に鉄だと思うが、正確にはわからない素材で出来たカードくらいの大きさの物を渡されて入る時にこれを渡せばオークション会場に入れるそうだ。
俺はオークション会場を出てため息をつく。
「はぁー。疲れた」
まだ半分くらいしか終わってないからな。ジルバさんによると今回の芸術品の部門に出品された物が少し少ない様でいつもよりも早く終わるかもと言われた。
休憩時間が短いので三~四分程、適当に歩いてからオークション会場に戻った。
オークション会場に戻って少ししてオークションが再開した。
オークションが再開されてしばらくしてついに俺が狙っている靴とソックスが出てきた。
「続きましては始まる前に紹介しましたが、もう一度簡単に説明させて頂きます。こちらのふたつの商品はセットになります。この靴とソックスにはかなり良い素材が使われております。そして、何より凄いのは両方とも別の世界の物だという事です。今こちらに置かれている物だけではなく後、九セットございます」
司会者が言い終わり少し間を開けてから始まった。
「金貨八枚!」
「大金貨一枚と金貨六枚!」
おっ、一気に上がったな。
「だ、大金貨二枚!」
「大金貨二枚と金貨三枚!」
何か二人しか参加してないな。そろそろ、俺も参加するか。
「大金貨三枚」
俺がそう言うと誰も口を開かなくなった。
少しして司会者が口を開く。
「大金貨三枚! 大金貨三枚! 誰かいませんか!」
言い終わり少しして再度口を開く。
「それでは、307番様の落札とさせていただきます」
俺が落札した後、すぐに、黒い服の人が近ずいて来た。
「すみません。先程、落札された物は今すぐにお受け取りされますか? もしされる場合は別室という事になります」
「いえ、大丈夫です。それとこれから落札した時も終わってから受け取るようにしますので」
「分かりました。それでは、こちらをこちらは落札された商品を受け取る時に私どもに見せてもらえれば別室に連れて行きそこで受け渡しをしますので。それと今日から四日以内にお願いします。それを過ぎてしまいますと落札された商品を受け渡すことが出来ません。最後に商品の受け渡しの際に代金を頂きますので。何かございましたらお声掛けください」
黒い服の人はそう言い低地に戻って行った。
黒い服の人が低地に戻った頃にオークションが始まった。今回は俺が落札した商品と同じ物なので説明は無かった。
俺は始まってすぐに、口を開く。
「大金貨三枚」
そう言うと口を開こうとした人達が口を閉ざす。
少しの間を開けて司会者が口を開く。
「大金貨三枚! 大金貨三枚! 誰かいませんか!」
言い終わり少しして司会者が再度口を開く。
「それでは、307番様の落札とさせていただきます」
そして、黒い服の人が来て先程も受け取った物を俺に渡して定置にもどる。
靴とソックスを俺が落札しては黒い服の人が来て何で出来ているか分からないものを渡し定置に戻るを後、八回繰り返した。
まぁ、わかると思うが、靴とソックスを十セット全て俺が落札したという事だ。全部大金貨三枚で落札する事が出来ので良かった。
靴とソックスを欲しそうにしていた数人の人からの視線が落札して行くにつれて殺気を放ち出して居たが、大して気にしなかった。
今日だけで大金貨三十枚の出費だ。
だが、大丈夫なのだ。何故ならダンジョンで拾った魔物の売却で無茶苦茶稼ぐ事が出来たしスタンピードが起きる前に発見したことによって冒険者ギルドから、かなりのお金を貰った。それに、冒険者ギルド以外からも貰った。と言うか、冒険者ギルドから貰ったお金よりも多かった。という訳で、今使ったお金は一部に過ぎないのだ。
まぁ、冒険者ギルド以外と言うのはこの国だ。
お金は冒険者ギルドから渡されたが、大規模討伐が終わった後に使いを送ってくるそうだ。
俺が最後に落札した靴とソックスの次の商品が落札されてから昼休憩になった。
昼休憩になったので俺とジルバさんは近くに有る酒場に向かう。
俺達以外の人達はそれぞれで、オークション会場の近くに置いてある馬車の近くで豪華な弁当を食べていたり馬車で何処かに行ったりしている。
俺達のように近くの酒場に行く者の殆どは冒険者みたいな人達が殆どだ。
酒場はすぐ近くにある為、馬車は使わずに歩いていくことになったのだが、ジルバさんは一言も喋ろうとせずに昼休憩後のオークションで出てくる商品の説明をじっくり読んでいる。
なので、話し掛けずらい。
酒場に着いてから空いている席に座ってすぐに、ジルバさんは店員さんを呼んで手短に食べられら物を頼んでいた。
俺もその時におすすめを頼んだ。
注文した料理が運ばれて来たが、ジルバさんは昼食を手短に終わらせて昼休憩が終わってから出てくる商品のチェックをしたり何かを考えたりしていたので、かなり話し掛けずらかった。
俺が食べ終わると店員さんを呼び会計をした。
あっ、昼食はジルバさんが奢ってくれた。
会計を終えてから、オークション会場に戻りオークションが始まるのを待つ。
十数分後、オークションが始まった。
俺は特に欲しいものがなかったので一応どんな商品か聞いたりしているとオークションが少しずつ進んで行きとうとう終わりを迎えた。
「それでは、これにて一日目の芸術品の部門を終了させていただきます」
最後は皆の拍手で終わりを迎えた。
オークション中の俺は目的の物を落札したので、残りは説明を聞いたりしていただけだったので思いのほか早く終わった気分だといいたいのだが、欲しいものがないせいか長く感じた。
それとジルバさんはいくつかの商品を落札していた。
俺とジルバさんはオークションが終わってすぐに、オークション会場を出た。
オークション会場を出た後でもまだ、仮面を付けておくようだ。オークション会場外であれば、仮面を外してもいいそうだが、オークション会場周辺にいる間は仮面を付けておくことをジルバさんにおすすめされた。
「白夜様。オークションはどうでしたかな?」
「そうですね。かなり緊張しましたしあの雰囲気が苦手ですね」
「そうですかな? 私はあの雰囲気は好きですよ」
あっ、ジルバさんって仕事人間かも。
「まぁ、こういう事は人それぞれですから」
「そうですね。では、そろそろ、落札した商品を取りに行きましょうか」
「はい」
「白夜様。受け渡しの際は別々で受け渡しをすると思いますので、待ち合わせ場所はここでいいですかな?」
「あっ、それなんですけど。時間もあることなので歩いて帰ろうと思います」
「左様ですか。分かりました。では、また明日私の店でお待ちしております」
「分かりました。今日はありがとうございました」
ジルバさんと別れてすぐに、黒い服の人に話し掛ける。
「すみません」
「はい。何でしょうか?」
「落札した商品を受け取りたいのですが」
「分かりました。では、番号札を見せて下さい」
番号札ってなんだと思っていると最初にオークション会場に入る時に渡された物かもと思いそれをポケットから出して黒い服の人に見せる。
「ご確認します。307番様で間違いありませんね」
「はい。そうです」
「それでは、個室にて受け渡しを行いますので着いてきてください」
「分かりました」
俺は黒い服の人について行く。
少し歩くと一つの扉の前で黒い服の人が足を止めて振り向く。
「こちらの部屋でお待ち下さい」
「分かりました」
俺は扉を開けて中に入ると長机の両側にソファーが置かれているだけの部屋だった。
だが、部屋の広さはそこそこ広かった。
少しの間、ソファーに座って待っていると扉がノックされ一人の男が入って来た。
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変更のお知らせです。
王都に着いてからオークションまでの日数は6日後だったのですが、7日後に変更致します。
ご了承下さい。
唐突ですが、サブタイトルを変更したいと思います。変更するのはオークション〇 (〇〇編)だけです。
少しずつ変更して行きます。ペース的には二日に一つくらいの予定です。何分まだ考えていないので。
それと今回もオークション〇 (〇〇編)にしていますが、オークション編が終わるまではこれまでと同じようにしていきます。
かなりややこしくなると思いますがご了承下さい。
アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。
この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんご協力よろしくお願いします。
魔物の名前とかにあまり詳しくありません、なのでなんでもいいので教えて貰えれば嬉しいです。
これからもこの作品をよろしくお願いします。




