↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
79/166

第77話:最強のスライムへの一歩

 冒険者ギルドを出てまずは門に向かう。勿論、王都から出て盗賊を討伐する為だ。


 そう言えばどこら辺に盗賊が出るのか聞き忘れてたな。戻るのもめんどくさいし頑張って探すか。


 スライムを強くするついでにでも探せば見つかると思うし、もし今日、見つからなくても今回の依頼は期間とかがないと言ってもいいしな。


 門に向かっているとある事を思い出した。


 そう言えば奴隷商館に行ってないな。


 明日にでも行ってみるか? でもな、オークションがもうすぐあるからな。うーん、考えものだな。


 門に向かいながら奴隷商館に行くか行かないか考えていると面白いものが視界に入る。


 おっ、なんか面白そうだな。


 俺が見たものは冒険者と思われる男二人が20代くらいの女性一人にボコボコにされているところだった。


 ボコボコにされている男二人とボコボコにしている女性一人を囲むようにして人だかりが出来ている。


 俺も見ていくかな。見ていて面白いし。て言うかあの人容赦無いな。


 何やったらあんなに怒らせられるんだ?


 少しの間、ボコボコにされる男達を見ていたらガチャガチャと音が聞こえて来た。


 ガチャガチャと音が聞こえる方向に目を向けると警備兵が数名の人が走ってこちらに向かってくるのが見えた。


 また面白そうなことが起きそうだな。


「おい! お前達何をしている!」


 こちらに向かってくる警備兵達の先頭を走っている男が言う。


 その声を聞き野次馬が何事も無かったかのように去っていく。


 残っているのは俺を含めて数人しか居ない。


 男二人をボコボコにしている女性は警備兵の声が聞こえていないかのように男二人をボコボコにしている。


 警備兵数名が女性を無理矢理に止めようとしているが、女性の力が強いみたいで警備兵まで怪我をしている。


 それから警備兵が必死に女性を止めているが、女性は聞く耳を持たず、それどころか警備兵が女性に怪我を負わせられている。


 あ、ボコボコにされている男二人は既に気絶をしています。


 一人の警備兵が何処かに急いで向かって行った。


 少ししてガッチリとしていかにも強そうな警備兵を連れて戻ってきた。


 そのガッチリとした警備兵は女性の腕を掴み無理矢理にボコボコにされている男二人から女性を離し警備兵が男二人を担架に乗せ運んで行った。


 もう終わりだな。そろそろ、門に向かうか。


 俺は興味を無くし門に向かう。



 面白いものが見れたな。あの人かなり強そうだったな。それに、熊に似ていたしな。と言うか身長デカすぎだと思う。2メートルは確実にあったぞ、外国人とかには2メートルを超える人も居たけど、生で見たのは初めてだな。


 そんなことを考えていると門が見えてきた。


 門の前には外に出る為の検査を待っている列があったのでそこに並ぶ。


 この時間帯だし並ぶのめんどくさいな。仕方ないから並ぶけど。


 しばらくしてやっと俺の番がやってきたのでやっと出れると思ったのだが、思いのほか長く検査をされたので直ぐには出ることが出来なかった。


 ふぅー、やっと出れたな。そもそもなんで荷物検査なんかやってるんだ? 王都に入る時ならともかくなんで出る時にしてるんだろ? 何かあったのかな? ま、王都ではこれが普通なのかも知れないけど。



 さてとまずはゴブリンからだな。よし、ゴブリンを探すか。


 俺は門から出てすぐにそんなことを思う。


 スライムは俺の頭の上でのんびりしている。



 門から出て街道を進んでしばらくして魔物の気配が近ずいてくるのが分かった。


 俺は魔物が近ずいてくるのが分かると頭の上に乗っかっているスライムを指先でつんつんとつつく。


 スライムはプルンと揺れて反応する。


「魔物がゴブリンだったら任せたぞ」


 スライムはプルンと揺れて反応をする。


 何言ってるか全く分からないけどまあいいか。


 そんな事をしているうちに魔物が襲いかかって来た。


 襲いかかって来た魔物は30センチ程の木で出来た棍棒を持ったゴブリンだった。


 おっ、ゴブリンだな。


「ゴブリンだったぞ、行けスライム!」


 スライムは俺の頭から飛び降りゴブリンに突っ込んでいく。


 ゴブリンはスライムの攻撃を避ける。


 スライムは体制を整えたのかまたすぐにゴブリンに突っ込んでいくがゴブリンはまたもやスライムの攻撃を避ける。


 それから何度もスライムはゴブリンに突っ込んでいくが全てゴブリンに避けられている。


 だが、ゴブリンが疲れたようで肩で息をしている。


 それを見て思ったことがスライムって体力とかどうなってるんだ? などと思っているとスライムの攻撃がやっとゴブリンにあたった。


 ゴブリンはスライムの攻撃をくらい片膝をつく。


 何だあのゴブリンカッコつけてるのか。見ていて面白いな。


 見た限りスライムの攻撃はゴブリンを絶命するまでに何度も攻撃する必要があるようだ。


 ゴブリンがスライムの攻撃をくらい片膝をついたが、スライムは容赦無く体制を整えゴブリンに突っ込んでいく。


 ゴブリンは避けられるはずもなくスライムの攻撃を背中からくらい前に勢い良く倒れる。


 ゴブリンが勢い良く倒れたのだが、倒れた際に少し大きめの石に頭をぶつけそれがトドメになり絶命した。


 俺はゴブリンが絶命したのを確認してスライムに声をかける。


「良くやったぞ。次もゴブリンが出たらよろしくな」


 スライムはプルンと揺れてポヨンポヨンと近ずいてスライムは勢い良く跳ねて俺の頭の上に乗っかる。


 こいつ頭の上に乗るの好きなのかな? まあ、いいか。


 ゴブリンの死体はそのままにして街道を進んで行く。


 俺は街道を進みながら魔物を探しながらついでに盗賊を探していると魔物がこちらに近ずいているのが分かった。


 俺はスライムを指でつつきスライムに声をかける。


「魔物が来るぞ」


 スライムはプルンと揺れて反応する。


 少ししてゴブリンが殴りかかって来る。


 今回のゴブリンは武器を持っていなかった。


 それからの流れは最初にスライムが倒したゴブリンと同じように何度も何度も突っ込んでいくの繰り返しだ。



 スライムがゴブリンを時間をかけて絶命させてから俺の頭の上に乗っかり俺は次の獲物を見つけるために歩き出す。



 獲物を見つける為に街道を進んでいるのはいいんだけどあれからゴブリン二匹にスライム一匹しか見つけれてないんだよな。勿論、スライムに倒させましたよ。


 それに、さっきからこちらの様子を伺っている人が居るんだけど、多分だけど盗賊かな? でも全然襲撃をしてくる気配がないし何よりも二人しかいないみたいだしな。


 んっ? なんだ? 急に一人が何処かに向かって行ったぞ。


 おっ、ちょうどスライムが今戦っていた三匹目のゴブリンを倒しそうだな。


 少しずつではあるが、強くなっていっていると思う。あ、スライムがだよ。俺はあくまでも見ているだけだ。でもスライムが危なくなったら見ているだけとは限らないけど。


 ゴブリンを倒したスライムがポヨンポヨンと近ずいて来て頭の上に乗っかる。


 さてとそろそろ、盗賊のお出ましかな。


 俺がそう思うと矢が俺の頭目がけて飛んできたので矢を掴む。


「あぶな。隠れてないで出てこいよ」


 俺は矢を放ったやつの方を向きそう言う。


 それから少ししてガサガサという音を立てて一人の男が出てくる。


 その男は弓に矢をつがえた状態のまま出てきて男がニヤニヤしながら口を開く。


「大人しく荷物を置いて行けば命は取らない」


「断ると言ったら、どうなるんだ?」


「それぐらい分かるだろ」


「分からないから聞いているんだが?」


「ふざけやがって殺すぞ!」


「やってみれば」


 挑発気味に言うと男は矢を俺の頭目がけて放つ。


 俺は最初と同じ様に矢を掴む。


 俺が矢を掴んで防ぐと隠れていた男達が一斉に剣や槍などで攻撃をしてくる。


 思いのほか強いなこいつら。


 そんなことを思いながら男達の攻撃を避ける。


 それに、連携もちゃんと取れているし盗賊なのか疑問に思ってしまう。


 俺は切りつけてくる男に向けて言う。


「なぁ、お前達って盗賊だよな?」


「はぁー、何言ってんだ? 当たり前だろが! おら! 何で当たらないんだ!」


 これでまちがない無くこいつらが盗賊だということが分かったな。


 反撃と行きますか。


 俺は切りつけてくる男の攻撃を避け男のみぞおちを手加減して殴る。


 男は「うっ」と言う声を上げ気絶する。


 俺は次々に男達を気絶させて行く。


 そして、最後の一人になった。


 勿論、最後の一人は俺に最初に矢を放ってきた男だ。


「いくつか聞きたいんだけど、お前らはここら辺で有名な盗賊団の者か?」


 殺気を向けながら言う。


 男は足がガクガクと震えながらも応える。


「あ、あぁ。そ、そうだ」


「お前がリーダーか?」


「い、いや違う」


「そうか。じゃあ、お前達のアジトまで案内してくれ」


「わ、わかった。だ、だが、条件がある」


「なんだ?」


「い、命だけは助けてくれ!」


 俺は少し考える素振りをしてから言う。


「いいぞ」


 男はホットしたような顔になる。


「じゃあ、案内してくれ」


「わ、わかった。つ、ついてきてくれ」


「あ、少し待った」


 俺がそう言うと男の身体がビクッとなる。


「こいつら縛るから待ってくれ」


 男はホットしたようになり応える。


「わ、わかった」


 俺は男がなにかするかも知れないので警戒しながら腕輪から前に取った蔦を出し次々と男達を縛って行く。


 縛っている何人か起きて暴れだしたが、気にせずに縛る。


 全員縛り終えて男に話しかける。


「終わったぞ。案内してくれ」


「わ、わかった」


 男がゆっくりと歩き出す。


 俺は縛った男達を引きずりながら男について行く。


 何人かは縛る時に目を覚ましていたので歩いてついてきているが、まだ目が覚めていなかった者達は引きずられたことによって目を覚まし起きていた者達が何やら説明をして大人しくついてくる。


 案内をしている男は白夜の容赦無さを見て男の顔は引きつっていた。



 しばらくして案内をしている男が足を止める。


「ここにお前達のアジトがあるのか?」


「い、いやもう少し行ったところにアジトはある」


「そうか。じゃあ、お前達はここで待ってろよ。逃げてもいいが、次は命は無いからな」


 俺は男達に殺気を向けながら言う。


 男はガクガクと震えながらも何とか声を出す。


「あ、あぁ」


 案内をした男以外はゆっくりと頷くだけだった。


 俺は男達に繋がっている蔦を近くにあった木に括りつけて先に進む。


 5分程進むと洞窟があり洞窟の入口の近くにいくつかの木で出来た家? があった。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけるととても嬉しいです。


アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。


この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんご協力よろしくお願いします。

魔物の名前とかにあまり詳しくありません、なのでなんでもいいので教えてく貰えれば嬉しいです。

これからもこの作品をよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。