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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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ロゼ&キングスライム

 私はスライム。でも生まれた時から他のスライムとは違うことがわかった。


 まず、見た目だ。私だけ他のスライムとは色が違った。


 他のスライムは薄い水色をしているけど私だけ黒色と白色だった。


 そして、私は生まれて直ぐに、他のスライムに襲われた。


 周りをスライム達に囲まれて次々にスライム達が突っ込んでくる。


 とても痛かったけど次第にあまり痛くなくなっていった。


 少ししか痛くはないけど少しずつ少しずつダメージが蓄積されていく。


 このままでは確実に死ぬだろうと思い死ぬ覚悟を決めた時だった。


 空から何かが、私以外のスライム達に降り注ぎ私以外のスライムはみんな死んでいた。


 私はその時、助かったと思ったでもよく良く考えればおかしなことに気がついた。


 気がついて直ぐに、空から何者かが降りてきた。


 私はスライム以外を見たことは無かったのでそれが何かわからなかった。


 でも、その何かを見た時にとても安心できた。


 安心したせいか私はポヨン、ポヨンと飛び跳ねていた。


 何者かは私を見ていた。


 すると突然どこからか何かを取り出し私の近くに置く。


 私は何かわからなかったので気にせずにポヨン、ポヨンと飛び跳ねたままでいる。


 次第に私のことをじーっと見て来るので私も飛び跳ねるのを辞め何者かをじーっと見る。


 何者かは私に何もしないのかもしれないと覚悟を決めて何者かの上に乗る。


 私は何者かに乗った瞬間に幸せな気持ちになり一生この何者かと離れたくないと思った。


 私が幸せな気持ちでいると、唐突に何者かが声を出す。


「お前の名前はロゼだよろしくなロゼ!」


 何者かが何か言っているけど何を言っているか全くわからなかった。


 そして、何者かがそう言って直ぐに、異変が起こった。


 何だか身体が、作り替えられるような感覚を感じて急いで何者かの上から離れる。


 すると身体が作り変えられる。


 身体が作り変えられている時に頭の中に音声が流れた。


『白夜君の支えになってやってくれ』


 そう頭の中に流れた。


 私は「うん」とだけ応えた。


 私が応えた後に色々な情報が頭の中に流れてくる。


 身体の動かし方から今、目の前にいるご主人についても。


 そして、私の名前はロゼだということも。


 今ならご主人が言っていることが分かる。


 でも、喋ることが出来ない。


 何故だろ?


 そんなことを思っているとご主人に質問をされる。


 ロゼは喋ることが出来ないので首を振って何とか応える。


 質問が終わった後、なんでも移動するから抱っこさせてと言われた時になんで抱っこするんだろう? と思ったけど了承する。


 ご主人に抱っこされた時、ロゼは幸せな感情が溢れ出てきてもう二度と離れたくないと思うようになった。


 ご主人がロゼを抱っこした後、ご主人の背中からカッコイイ翼が生えて空を飛んだ。


 空を飛んでいる時、周りを見たらとても凄かった。


 しばらくして何故か空を飛ぶのを止めて地面に降りた時は少し残念だった。


 地面に降りた後、ご主人がロゼを下ろそうとしたけどロゼはこのままが良かったので、ロゼは嫌だと伝える為にブンブンと首を横に振り伝える。


 ご主人が怒るか無理矢理下ろすかすると思ってけどそのまま抱っこしたままでいてくれた。


 ご主人がロゼを抱っこしたまま歩き出してしばらくして森を出た。


 森を出て少し歩いたところに、三人の人が居た。


 ご主人はその人達に向かっていくので多分この人達がご主人の仲間なのだろう。


 その後、ご主人がご主人の仲間たちにロゼについて話していた。


 一通りロゼの事を話し終えた後、ご主人の仲間の一人がスライムを捕まえたみたいでそのスライムをご主人にみせている。


 ご主人はそのスライムを気に入ったみたいでそのスライムを従魔にしていた。


 最初は嫉妬したけどよく考えたらロゼはもうスライムじゃないから関係なかったのだと思い出しそれ以来、気にならなくなった。


 スライムを従魔にした後、王都? という所に戻るらしい。


 王都? についてすぐに、ご主人がロゼに服を買ってくれたのがとても嬉しかった。


 その後にお風呂という所で暖かい水に浸かりのんびりしていた。


 でもご主人と一緒に入りたかった。


 ティアーナとセレーネとオリヴィアはとてもいい人だった。ロゼをいじめようとして来なかったから。


 お風呂を出てご主人に買って貰った服を着てご主人と別れたところに向かうとご主人が待っていたので走ってご主人に抱きついて抱っこしてもらった。


 ご主人に抱っこしてもらったまま食べ物を食べに行った。


 初めて見る食べ物だったけどとても美味しかった。


 食べ物を食べた後に寝床に向かい寝床だと思うところに着いたのだけど何故かご主人が逃げるようにティアーナ達と離れていったけどなんでだろ?


 ご主人が逃げるように部屋に向かって行った。勿論、私を抱っこした状態のまま。


 扉の前に着くとご主人がティアーナ達に向けて「おやすみ」と言ってから扉を閉めた。


 ご主人が部屋に入るなり独り言を呟き何やら納得してからロゼに降りるように言ってきたので、首を横に振ってから否定の意志を示した。


 ロゼのそんな行動を見たご主人が「どうしたら降りてくれる?」と言うので、少し考えた後にご主人と同じところで寝たいと思い寝床を指さす。


 ご主人が「一緒に寝たらいいのか?」と言うのでロゼはコクリと頷く。


 ご主人が少し考えていたが、すぐに「じゃ、一緒に寝るか」と言ってくれたので、ロゼはコクリと頷く。


 ロゼを抱っこしたまま寝床に近ずきロゼを寝床の上に下ろす。


 その後すぐにご主人が寝床に入ってきてご主人がロゼの頭を優しく撫でてくれた。


 ロゼはご主人に優しく頭を撫でられているとすぐに眠たくなって目を閉じ眠りにつく。





 白夜から逃げ延びたキングスライム。

 ――――――――――――――――――――――――


 キングスライムは毎日を洞窟の中でのんびり過ごしていた。


 最初は弱かったが、時が経つにつれて少しずつ少しずつ強くなっていた。


 スライムの8割が、生まれてから1年以内に殺されている。


 そして、生き残ったスライムや何らかの経験などを経て普通のスライムから進化をする。


 だが、進化したスライムですら他の生き物よりも弱い。


 なので、進化したスライムがさらに進化するには運に作用される。


 だが、進化しまた進化したスライムですら他の生物よりも少し弱いくらいでしかないのだ。


 長い年月をかけキングスライムになった一匹のスライムがいた。


 そのキングスライムには他のスライムよりも知性があった。


 キングスライムにはスライムだった頃からある程度の知性があった。


 その知性をいかしてスライム以外の生物にバレないようにしていた。


 そのお陰もあり長い年月を生き抜くことが出来た。


 長い年月の間にはどうしてもスライム以外の生物に見つかったりして戦うことになったりもした。


 そういう時は見つかったと思った時に直ぐに攻撃を仕掛けて倒したり他のスライムを囮にして倒したりしていた。


 そして、いつの間にかキングスライムまで進化していた。


 キングスライムに進化して少ししてこの森全体の主になった。


 森の主になってまずやった事は安全な住処を見つけることだった。


 そして、見つけたのがあの洞窟だった。


 何らかの非常事態が起きた時の為にギリギリ通れる抜け穴を作りその抜け穴の近くでのんびりと暮らす毎日を送っていると同時にキングスライムの部下を中心に森に住んでいるスライムを部下にして行った。


 だが、流石に全てのスライムを束ねることは出来なかったが、この森に住んでいるスライムの中でも強いスライムの多くを自分の部下にすることが出来た。


 それから少しずつ部下を増やしたりしていたある日、スライム以外の生物がこの森の奥に来ていることが分かった。


 キングスライムは直ぐに、スライムを避難させた。


 だが、その生物はこの洞窟に向かってきた。


 部下に命令をしてその生物を倒すように言ったが、その生物を倒すことが出来ずにキングスライムがいる場所に来た。


 キングスライムは直ぐに、その生物を倒すために攻撃を仕掛けたが、無駄に終わっただけではなく逆に反撃をされた。


 キングスライムはその生物には絶対に勝てないと思い作って置いた抜け穴に逃げる。


 キングスライムがその抜け穴を使い洞窟よりも少し離れた所に出たが、その生物は追ってきていなかった。


 一応のために隠れたが、その生物はおって来なかった。


 キングスライムは洞窟に戻ろうとしたが、もしまたあの生物に見つかれば次は殺される確率が高いと思いこの森から離れる事にした。


 幸いキングスライムの実力はそこいらの生物では倒すことが難しい程の実力を持っていた。


 キングスライムは部下を連れて行こうか迷ったが、逆に足でまといになると判断して部下を連れずに森を出ることにした。


 そして、次の森の主はキングスライムの部下のスライムがなった。


 キングスライムは故郷の森を離れて一匹だけの旅を始める。


 旅の目的は特に何も無いあえて言うのならばあの生物に出会わないようにする為の旅だ。



 ――――――――――――――――――――――――



最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけるととても嬉しいです。


アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。


この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんご協力よろしくお願いします。

魔物の名前とかにあまり詳しくありません、なのでなんでもいいので教えてく貰えれば嬉しいです。

これからもこの作品をよろしくお願いします。

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