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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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第6話:大量の魔物と下級魔人

  俺は、早速【絶滅した種族】という本を読み進めていく。


  本の内容は。

  絶滅した種族は、ドラゴニュート族、天使族、堕天使族、吸血鬼族の4種族が絶滅している。



  ん? 確かドラゴニュート族と吸血鬼族は、絶滅したって【全王】様が言ってたけど天使族と堕天使族は、まだ1人だけど生き残ってるって言ってたな。ま、気にせず読んでいくか。



  予想だが絶滅した種族の共通の理由は、元々数が少ないという理由が挙げられる。その理由までは、わからない。

 

  種族の特徴は

 ドラゴニュート族の見た目は、人族に竜の角と翼と尻尾が生えた姿をしている。身体能力が異常に高く一つの属性魔法に優れており竜の翼が生えているため空も飛べる。最強の一角に非常に近い種族だと言われている。


 天使族の見た目は、人族に純白の翼が生えている姿をしている。身体能力に優れており魔法にいたっては、異常と呼べるほど優れ翼が生えているため空も飛べる。最強の一角に非常に近い種族だと言われている。


 堕天使族の見た目は、人族に漆黒の翼が生えている姿をしている。身体能力に優れており魔法にいたっては、異常と呼べるほど優れており翼が生えているため空も飛べる。最強の一角に非常に近い種族だと言われている。


 吸血鬼族の見た目は、人族と同じ姿をしている。身体能力にかなり優れており魔法にいたっても優れており何よりも再生能力に異常に優れ翼を生やす事ができる。吸血鬼族特有の【血液操作】が使える。最強の一角と呼ばれている。


  本の内容をまとめるとこんな物だった。


  俺も翼が生やす事ができるのかかな?


  次は【魔物の進化】という本を読み進めて行く。


  本の内容は。

  魔物は、いくつもの種類存在している。魔物の中には、ネームドモンスターというのが存在している。ネームドモンスターは、魔人族か自分よりも上位の魔物が魔物に名前をつけると名前をつけられた魔物がネームドモンスターと呼ばれるようになる。名前をつけた者が強ければ強いほどつけられた魔物が強くなり進化をする事がある。


  魔物の中に稀に進化し魔人族になる場合もある。


  魔物の進化は、同じ魔物だからといって同じように進化するわけでは、無い。


  魔人族は、元々魔物が進化して魔人族になったのである。全てが魔物が進化したのでは無く、魔素から生まれた個体もいる。その代名詞と呼ばれる種族が、吸血鬼である。他にも魔素から生まれる個体は、悪魔がいる。魔素から生まれてくるのは、ほとんどが悪魔である。


  内容をまとめるとこんな感じだった。


  吸血鬼族が元々魔素から生まれたんならそのうち生まれてくるんじゃないか? まあいいか。


  よし最後は、吸血鬼族についての本を読むか。でも、少し疲れたので背伸びをして本を読み始めた。


  本の内容は

  吸血鬼族は、最強の一角と呼ばれている。吸血鬼族は、上位魔人族と呼ばれている。吸血鬼族は、身体能力にも魔法にも優れているが特に優れているのは、なんと言っても再生能力である。そして、進化をするごとに身体能力も魔法も優れていく勿論、再生能力も優れていく。吸血鬼族特有の【血液操作】が使える。


  吸血鬼族の基本的な進化の流れ

 下級吸血鬼→中級吸血→上位吸血鬼→真祖吸血鬼→始祖吸血鬼→神祖吸血鬼


  吸血鬼族は、血を7日以上吸っていなければ身体能力と再生能力が低下して最終的には、死ぬ。血を吸えば元に戻る。


  吸血鬼族は、初めて血を吸った時に覚醒して【血液操作】が使えるようになる。それから、背中から翼を自由に生やす事が出来るようになる。


  吸血鬼族の再生能力について

  再生能力は、凄まじく首が無くなろうがすぐに再生する。


  吸血鬼族には、寿命が存在しない。


  本の内容をまとめるとこんな物だった。



  え、吸血鬼族って血を吸わないと死ぬのかどうしよ。それに、初めて血を吸った時に覚醒するのか本当どうしよ。まだ時間は、少し有るけど宿に帰ってから考えるか。


  本を読みたい終わったので本を元の場所に戻して図書館をでた。外は、暗くなり始めていたので宿に帰った。宿に着いた後に部屋でどうする考えた結果信用のできる人を見つける事にした。明日は、冒険者ギルドに行ってBランク依頼を受けようと思う。


  朝早くから俺は、冒険者ギルドに来ていた。やはり、朝は人がかなりいた。俺は、いつも通りミリアさんの所に並んだ。しばらくして俺の順番が回って来た。


「ミリアさん、討伐系の依頼で良いのありませんか?」


「白夜君! 討伐系の依頼にいく前にパーティーを組んでからの方がいいと思いますよ」


「えっと、パーティーをあまり組みたくないんですよね。」


「あ、そうなんですか。偶にですが、揉め事などを嫌ってパーティーを組まない人がいるんですよ。そういう冒険者は、基本的に奴隷を買ってますね。もし、お金に余裕があるのなら奴隷商館にでも行って見ては、どうですか?」


「奴隷ですか。また、今度行って見たいと思います」


「そうですか。今日は、一人で依頼を受けるんですよね?」


「はい。出来れば、奴隷を買いたいと思います」


「そうですか。では、 …… 」


  ミリアさんが言葉を言いかけた時に冒険者ギルドの扉が勢いよく開かれ入ってきたのは、ボロボロの冒険者だった。その冒険者が


「た、大変だ!! 森の中で下級魔人と大量の魔物に遭遇した!!」


  それを聞いた。冒険者や受付嬢の人は、恐怖している様子だった。ミリアさんも顔を青くしていた。


  ギルド職員がボロボロの冒険者に近づいていきポーションを飲ませた後に奥の部屋で話を聞くと行って奥に行ってしまった。その後に冒険者ギルドにいた冒険者達は、ギルドから出る者やギルドからの発表を待つ者とわかれていた。しばらくしてギルドの奥からギルドマスターが出て来た。


「もう知っている者もいると思うが森に下級魔人と大量の魔物が確認された! 緊急依頼として下級魔人と大量の魔物の討伐を依頼する! Cランク以上の冒険者は、強制的に参加してもらう! 昼前に門の前に集合してくれ!」


  ギルドマスターは、奥の部屋にいってしまった。


  聞いていた冒険者達は、皆ギルドを出て行った。受付嬢さん達も慌ただしくしていたので俺も冒険者ギルドをでた。今回の事が発表され住人が慌ただしくしていた。俺は、宿に戻ったらおばさんは、いつもと変わらなかった。時間まで部屋でゆっくりしてそろそろ集合時間なので刀を腕輪から取り出して腰に装備した。


 俺は、集合場所である門に向かったのだった。






最後まで読んでいただきありがとうございました。

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