始まり
元々思いつきで書き始めた作品なので、連載がすぐ止まるかもしれません。 あまり文章を書く経験がなかったので 言葉遣いが変なところがあっても大目に見てください。
始まり
俺は空野 武瑠
しがないサラリーマンだ。
今俺は 残業明けの始発に乗って家に帰ろうとしている。
『おいてめえら静かにしろ 』
急に電車の中に怒鳴り声が響き渡った。 今、 俺の乗っている電車は 傍迷惑なテロの対象になったらしい。できれば早く家にかえして欲しいなあそう思いながら先頭車両でつり革につかまっている。
退屈だったので窓から外を見ると 電車のライトが見えた気がした。
そこで 、体中に激痛が走り俺の意識は闇に沈んでいった。
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おかしい、体がうまく動かない。
次に目覚めた時 最初に思ったことはこれだった。
体中が重く、ギプスでもつけているように 手足が動かない。 口も自由に動かすことができず とてももどかしい感じだった。
事故でも起きて脳に障害が残ったか、母さんは悲しむだろうな
そこまで考えたところで、とても大きな女性が自分を覗き込んでいることに気がついた。
その女性は 俺をひょいと抱きかかえ 理解できない言葉で話しかけてくる。
『gskgdxdjhffhxghdtg?』
俺の身長は180センチ 体重は70キロ 普段からジムに通っていたので 筋肉はそこそこあった。
そんな俺を簡単に持ち上げる ことなどできるはずがない。 そう考えて、女性が大きいのではなく自分が小さいことにようやく気がついた。
『ouggfiydehjtgfsgJnflukhgfxshmjga?』
また、女性が何かを話しかけてくる
とりあえず言葉がわからないのでは不便だから、言葉を覚えなければな。そこまで考えたところで俺は猛烈な睡魔に襲われ、意識が遠のいていくのだった。