狩るモノ

【一章まで修正済み】
話は変わってません。揺れまくる視点などの整理が主です。



『大抵の問題は金と筋肉が解決する。それが俺の哲学だ。』



伯爵からの依頼で動く『サイラス“デイモン”ガーランド』という名の災害。
その類まれなる巨躯で彼は暴れまくる。

人攫いのアジトを急襲し、皆殺しにする。
街道を席巻する盗賊団を壊滅させる。
暗殺者に狙われた人物を守るために、逆に暗殺者集団を潰す。
指名手配の人外級の魔法使いを殺害する。

人外の彼ならではの筋肉に依る絶対的な暴力。

何故、その巨体なのか。
何故、筋肉を信奉するのか。

彼には秘密がある。
呪われた秘密が。