第1章リアルなネトゲで恋をする!!2
放課後になり久志は素晴らしい時間がやってきたと喜んでいた。
「放課後放課後!!帰ったらゲームだ!!」
「こら!!久志君廊下は走らないで!!」
委員長もとい真希は走ってる久志を叱る。しかし、それを無視している久志。すると・・・・・
――――ドン―――――
「うおっ!!」
久志は誰かにぶつかってしまった。
「いてて、わりぃ大丈夫か!?」
「うん。なんとか無事よ。ごめんね。私も周りが見れていなかったわ」
久志がぶつかった相手は同じ学年の女子である。その女子は学校のマドンナ的存在の大野雪菜である。ツインテールで、銀髪の女の子。体は小柄で、子供っぽい体つきをしている。しかし、
マドンナ的存在と言われているのが、素晴らしい性格とかわいらしい顔である。
「・・・・・・あ・・ごめん!!」
久志が謝っていると真希が鬼の形相で久志をにらむ。
「ひ~さ~し~く~ん!!!」
「んげ!!わ、わりい!!お、俺だって悪気がある訳じゃあ・・・」
「言い訳無用!!死になさい!!!」
真希は、久志の腹に向かって全力で蹴りを入れた。
「ぐふぅ!!い、委員長・・・・ご、誤解だって・・・・・・」
久志はそのまま腹を押さえて抱え込んでいた。
その後、久志は家に帰り、夕食を食べて睡眠の時間になったので寝ようとしていた。
「あ・・・・忘れてたぜ。こいつをつけないとゲームできないじゃん!!」
机においてあるVR機器を取って久志はVR機器をかけた。
「今日はさんざんな目に遭ったけど、これからゲームをしてすべてを忘れるぞ!!」
こうして、リアルの久志は活動を停止して睡眠活動に入った。