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光と影

ごきげんよう、生きてますが大学が忙しく……更新できなくてすみません!


暗闇の中で一人の老人、いや正確には老人のように装っているそれが彼だ


「うむ、またもや……邪魔をされたか。なぜ分からないのだ、こんな混沌世界を、征服するしか、もう道はないというのに」


「は!……将軍」


怪人の一人が跪くように、その男性。彼は悪の組織、ブロークン・ピース通称BPの総帥の側近、ガコリス将軍。一昔、彼は腕利きの軍医だったがそれは昔事で現在は日本のオメガマンを倒すために動く悪名高き人になってしまっていた。


「AAAの兵器は、まだ強奪できないのか!」


「申し訳ありません将軍。あの会社は少し変ともうしますか、セキュリティーが厳重すぎますが故に」


「言い訳はよい。他の支部からも報告を受けておる。しかし、そうなるとと直々に怪人を送りつけた方が良いかもしれぬな。それは同時に」


「同時とは?」


「簡単なことだ。オメガマンが邪魔をするのは確実。ならば我々はそれと同時にAAAの研究施設を襲えばよろしいかと。すでにあの会社の警備システム対応の怪人はおりますが故に」


「そうか……ならば、今度の結構はそうだな……くくく、ハハハハハ!!」



悠一はいつものように朝起きて、学校に行き、帰るだけだ。しかし彼女は今日だけは違ったのだ、そう有理美幸の今日は少しだけちがったのだ。


朝めざめる彼女に最初に見るのは愛しのご主人様である悠一。彼女にはそれが当たり前でありそれ以外はないと思っている。そしていつもの通り彼女も主を下したリムジンで弟とともに。


「それでは時間に……」


「はい、お願いします」

「お願いします」


美幸は、弟と共に同じ使用人に挨拶をする。美幸はそのまま学校の人たちに挨拶をする、弟はまだまだそれに慣れていないが自分の姉がどれだけ人気なのかわかる。登校三回目にして、それを理解する。


「おお、これは美幸君でないか」


その図太い声であり、男らしい声。彼はこの学校の副会長であり、もうすぐ行われる生徒会の退任式で生徒会長になる九十九龍だ。


「おはようござます、九十九さん」


「何、俺のことは龍でいいと言っているだろうに」


彼の豪快さに男らしさはそれこそ、女を引き寄せるものだ。しかし彼女美幸には悠一しかいないのでそんなアピールは無駄に終わる。


「はいはい!暑苦しいのは朝も昼も夜もやめなさい!おっはよ美幸、ほらさっさっといったいった」


「ぐ、だ、だが妹よこれでも俺は「何か?」……なんでもない」


後ろにから龍の言葉を遮ったのはその双子の妹茜だ。茜は美幸の友人であり、そしてこの兄に少ないこの学校で文句を言える人だ。龍はそのまま肩を落としながらも学校に入るのであった。


「あ、おはようございます幸彦君」


「ああ、おはようさん薫」


一年生の二人も挨拶が終わり一緒に登校のようだ。茜は美幸に最初に謝りながら歩いた。


「ごめんね、うちの兄貴が」


「大丈夫ですよ、茜さん。しかし朝からと言うのはちょっと」


「はぁ~だよね、ミユキチ。私もそう言ったんだけどあっちは全然気にしてないと言うか分かっていないというか……まあそれよりも今日も一日よろしくね」


「もちろんですわ」


これが彼女、美幸のいつもの学校である。さて、ここら辺で悠一の動きを見てみよう。登校時に一番話題になるのはいつも美幸の登校でありそれ以外は普通な学校なので、悠一はなにもなく登校する。逆に彼の場合は誰も声をかけない。眼鏡に髪の毛で顔を隠しているせいか誰も寄り付かないのだ。唯一寄り付くのは


「お、ユウかおはようさん!」


「準か、おはようさん。お前は相変わらずのテンションだな、朝から俺はつらいものがあるぞ」


「何をいうかと言えば。テンションで言えばあの九十九だろう?今日もあの女神様こと有理さんにアタックしたらしいぜ。もちろん玉砕されたみたいだけどな」


「お前はそんな情報をどっから……まあ別に気にしないが。それよりも今日の五限生物だがお前大丈夫なのか?」


「し、しまった……ユウすぐに言って勉強を」


「却下だ。大体五限なんだから焦る必要ないだろうが」


「馬鹿かお前は!あの先生は今からやらないと死ねる量の宿題だぞ」


悠一はそんな準に拝みように手を合わせ、そのまま学校に行ってしまった。薄情極まりないものだ。

時間は過ぎて、放課後。そしてそれは今回の事件の始まりとなるのであった。


爆風。それは急遽起こったことだ……誰の仕業など決まっている。そうこの町に怒る爆発の一番の原因


「怪物の出現か」


悠一はぼそりと呟きながらも怪しまれないように、他の生徒と一緒に逃げていたがそんな最中、緊急用のデバイスが震えていたのだ。悠一は流れに乗りながらも隙がないかうかがっていた直後に、他のクラスと合流した。そう美幸のいるクラスとだ。悠一は一瞬の手話だけで美幸に指示をだしたのだ……それは簡単だ。そのまま演技をしていろだった。美幸は今度こそ悠一が怪我をしないか心配で離れたくなかったしかし、悠一はそういいそのまま列と離れた。それは一瞬の出来事に美幸は追いかけたかったのを辞めて命令に従ったのだ。


「……どうしたアリス」


[現在衛星にて確認しておりますが、そちらにも怪人が]


「そんなのはいい、早く要件を言え。こちらとて暇ではない、それに流れに逆らっている早く合流しないとまずいのだ」


[それでは……怪人に襲われました我々の会社は]


「……迎撃システムは」


[それすらもかいくぐる怪人の故に。こちらの損傷は兵器、それとデータを少々]


「データだど?」


[よく分かりませんが……兵器のデータではなく、おかしなことにこの前調べろと言われたAAAの歴史でした]


「どういうことだ……く、まあいい。すぐに戻れるようにする、お前はフォローを」


[すでに言堂様が……こちらも]


「頼むぞ」


悠一はそういうとすぐに流れに戻る。

外は怪人が暴れている、今回の怪人はわかりやすい牛タイプの怪人である。そして暴れも一塩に、この怪物は今回の搖動作戦は成功させるため、そして打倒オメガマンのため


「そこまでだ……貴様!」


天から聞こえる声。怪人はそれを聞きニヤつく、作戦は成功したのだ。怪人の前には赤と青と黄色の戦士。そう


「遅いぞ、フハハハハハ。オメガマン!」


「オメガンレッド」「オメガンブルー」「オメガンイエロー」


オメガンレッド、それは男らしい声と共にオメガマンの中で一番筋肉質であり能力も怪力である。


オメガンブルー、それは女性であるが凛とした声でオメガマンの中唯一の女性であり能力は飛行能力をもつ


オメガンイエロー、声は中性的であるが男で、能力としては体を伸縮させることの出来る、どこかのゴム人間と同じだ。


「グハハハ、今度こそお前らを葬ってやる!行くぞ」


そこからは語るまでもない、オメガマンは勝つ。しかし、それは表である裏は裏で動いていた。悠一は今までないほどに焦っていた。すぐに学生は避難させられ悠一の根回しにより悠一は学校から消えていた。


「申し訳ありません、まさかこのような事態とは」


「爺、それは後でだよ。それよりもアリス……あれの準備は出来ているな」


[十分に。怪人は兵器と共に南東の方に向かっておりますので今から急げば、メラナイトならば間に合うかと]


悠一はAIの言う事を聞く、そのまま彼はスーツを着る……その姿は獣のように顔は狼を連想できるフォルムで、装甲はすべて黒く名前の通りメラナイトのようでありそして悠一は駆ける。


「アリス、支援を頼むぞ……」


[メラナイトリンク完了。ウィングモードに移行し、いい気に距離を詰めます]


「了解した」


悠一はそのまま車から降りた瞬間に姿が見えないほどの速さで駆ける。言堂はそんな姿を見送ると、すぐに連絡を言える


「……美幸か、ああそう私だ。そっちの怪人は、そうか。すぐに迎えに行こうすでにそちらに一報入れている関係でな、ああそうだ。幸彦にもそう伝えろ、お前が心配する必要はない」


言堂はそういい電話を切る。美幸は電話先で動揺していた、自身の恋仲である彼とそして自分の精神である人がいないのだから当然だ。しかし言堂は絶対に言わない、あの事件を。なぜならば


「……美幸にはまだ早い」


悠一が本当の意味でこの町を平和にしたい原動源なのかを。


悠一は超高速型、メラナイトウィングモードで怪人の一団に衝突した。


「貴様何者だ」


怪人はそういう……怪人の容姿はまるで電波を纏ったようなアンテナの怪人だ。悠一はすぐに理解した。相手の怪人は磁場を操りシステムをやっつけたのだろうと。


「……怪人は必ずそういうのだな」


悠一はつぶやくそういい、そのまま怪人に攻撃を仕掛ける。ヒーローのように正義の味方のような堂々などない。彼の目的は盗まれた兵器の奪還か、破壊、そしてデータの破壊だ。それ以外は何も考えていない


「く、まさかAAAの黒い正体か……い、いけ貴様ら!」


怪人は石を投げるとそれはまるで収縮していたのだろうかと思うような、紙切れの兵士が出てきた。よく雑魚キャラだ。しかし悠一は一瞬でそれを蹴散らす、オメガマンなど引けを取らないなどの動きで。もともとこのメラナイとは兵士が装備をしている相手でも簡単なに倒せるが基礎だったせいで、ただの人間のような怪人では悠一のメラナイトは止まらない。


「く。しかしどうせそれも兵器……ならばこれを食らえデスセンサー!」


怪人が構えを撮った瞬間にすでに勝負はついていた……


[メラナイトパワーモード、リミッター解除と同時に腕部に集中型刃……目標沈黙、ターゲット回収完了]


機械音がそういう、正確にはAIのアリスだが。メラナイトの驚異的な使い方はその白兵戦だ。すでに怪人の腹には風穴があいていた、もちろん悠一の手には兵器も無事に回収、しかしデータは諦めていた。すでにデータはあちらに言っていただろうから。だからこそ効率よく……悠一は怪人を殺したのだ


「……こ、コンナコトガ……グワァァッァァァァァァァ!」


怪人はそして爆発した。その爆発で野次馬が出てきたようで、悠一はすぐにAIに指示を出す


「アリス、帰るぞ」


[は、はい……それと思っていた以上ですね怪人は。予想範囲250%の固さでした]


悠一は何も言わずその場をさった。そうこれが事件の始まりなのだ。この時は誰もしらない。


では次の更新はいつになるか分かりませんが、お付き合いください

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