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第一話。始まりの朝

初めましてブラックサレナと申します。駄作であるかもしれませんがどうかよろしくお願いします。

どこかにある世界の一つ、それはヒーローとそして悪の組織がいる世界。しかしそれだけではない、悪の組織は世界征服を狙っているがだが、人間はそんな事をするやからを悪とすれば敵と言う闇もある。これは、そんな闇を無差別に葬る無法者が居た、そのナは静寂な守護者……サイレントガーディアン。


~静寂ナ守護者~


朝はいつもいい気分で目覚めたいと少年は思う。家の自室のベットの中で思うことは随分としゃれていることだ。少年の名前は本藤ホンドウ 悠一ユウイチ、今日から高校二年生になる学生。しかしそれは表の顔、裏の顔はある会社の理事長兼社長兼、研究者なのだ。まあもう一つ、秘密があるがここではまだ秘密にしておこう。

して少年の部屋のドアが開く、そこにはメイド服を着た美女が一人


「ご主人様……起きましたか?」


彼女の名は有理ユウリ 美幸ミユキ。元は孤児だったのを悠一が救い現在、苦もない生活をしている。彼女、容姿端麗で頭脳明晰と完全美少女なのだが、問題は内面にある。それは


「おはよう、美幸」


「はい、おはようございます。それではお目覚めのキスか……それか、情事を/////」


彼女、学校では非常に憧れるぐらいの優等生なのだが、彼、こと悠一のことになるとデレデレでしかも悠一をもっとも優先順位を一番に考えているのだ。確かに命を救われたことに対しては恩を感じているからの行動だけではなく、純粋に彼女美幸は完全に悠一に惚れているのだ。


「美幸姉さん、主様が困っています。離れてください、おはようございます、主様」


ドア付近からの声が聞こえる。執事服の少年が現れた


「ああ、幸彦もおはよう」


もう一人の来訪者、それは有理ユウリ 幸彦ユキヒコだ。苗字を見てわかるように彼もまた悠一に助けられた人の一人。恩を感じているのはもちろんだが、普通の恩であり現在悠一の仕事の手助けをしている。ちなみになぜ、二人が執事服に、メイド服という従者服の理由は簡単に言えば悠一に対する恩返しを兼ての奉仕。もちろんそれだけではないが、それが一番だろう。美幸の場合は違うから実質一人だが。


「今日から私も主様と一緒の門を叩くということですので、ごあいさつに」


悠一と美幸は同い年で同じ学校だ。そして幸彦は一つ年下なので後輩にあたる。


「そうか……今日は入学式か。なら行かないとな……」


悠一がそういうと幸彦は勢いよく止めに入る


「いえいえいえ!主様にそんな、煩わせるようなことはありません」


「何をいうと思えば……美幸「すでに制服はこちらに…」さすがは美幸だ。幸彦、俺らは家族だろう?ならいってやらんといけない、これは絶対だ……爺に車を回すように言ってこい、これは命令だぞ幸彦」


その時の悠一の顔は笑っていた。幸彦はそんな主のありがたき行動に深々とお辞儀をして、したにいる言堂に伝えるのであった。


「…あ、あのご主人様……そ、その」


なぜかもじもじしている美幸。悠一は少し呆れながらも


「まったく、美幸は本当にこれが好きだな」


「申し訳ありません、で、ですが」


薬中毒者とまるで似たような行動の美幸。別に彼女がおかしいわけではない。彼、悠一がそういう風に少し調教してしまったからだろう。悠一は先ほどの行動のように二人、いや正確には家族には非常に甘い。だからこれもその表れだろう


「それでは、失礼します……悠一」


美幸と悠一の関係は主従といえば主従でもあるのだが、もう一つの関係、それは愛奴隷でもあるということだ。現在というか朝必ずすることだが、悠一と美幸はキスをする。しかもそれはそれは深い物だ。美幸が悠一と呼ぶのが合図に等しい。


「はぁ、はぁ、はぁ。ありがとうございます悠一……ご主人様」


「俺も好きでしていることだ。それよりも制服に着替えるから「はい、お手伝いします」……退出しろ。どのみちお前も着替えるのだろう?」


悠一の言葉に、残念ながらも命令には従う従者美幸。悠一は用意されている制服を着る、そして伊達であるが眼鏡をつける。これは目立たないためと美幸の策だ、悠一自身は目立つ要素ないとおもっているが実際の悠一はイケメンなので目立つ。


「これでいいだろう。今日はさすがに本はいらないな……アリス起きろ」


[起動を確認。おはようございます、マイマスター]


悠一の部屋にある端末デバイスから小さい女の子が投影される。彼女名はアリス。この会社すべてのデータを管理しているAIだが、この形にしたのは悠一自身だ。現状の技術では難しいであろう投影映像を簡単に出している悠一の技術力。


[今日のご予定はフリーでございますが、どうなさいますか?]


「すでに予定は埋まっている……入学式だ、入れておけ」


[はい、更新しておきます。それと“メラナイト”の修復は56%完了しておりますのであとでそちらの部屋に移しておきます]


「了解だ。さすがは俺のシステムか……アリス、少しお願いがあるのだが」


[はい、マイマスター]


「入学する際の入学祝となれば、何を買えばいいと思う……爺からは自分で考えろと言われてしまってな」


[言堂様の言うとおりです。そういったものは自分自身で考えるものかと……それともリストアップいたしましょうか?]


「いや、いい。お前も随分人間らしくなったと思ってね……そうだな、自分で考えよう」


[それがよろしいかと。それよりもそろそろ朝食のお時間ですが?]


「そうか、それでは行くとしよう」


[はい、それではあとで携帯の方にデータを移しておきますのでご自身でご確認を]


AIの言葉をあとに悠一は部屋を出る。出た先にはすでに制服姿の美幸が姿勢よく待っていた。制服姿だから余計に清楚に見える、それとは対照的に悠一はさきほどよりも暗く見える。


「待っていたのか」


「もちろんですが、なにか問題でも?」


「いや、何もない。それでは行くぞ」


本藤家の家の間取りはただの家では無い。豪邸との中の豪邸、土地だけで言えばほぼ普通の公立の学校を超すぐらいの屋敷である。そのせいで食堂にいくのも一苦労だ。


「おはようございます。悠一様、今日は早いご様子で」


「ああ、爺おはよう。そういうけど、爺だって早いじゃないか?」


この俺が挨拶をした初老。言堂ゲンドウ 修二シュウジ、年とは思えないほどの姿勢のよさ。理由としてはまず彼は悠一のおじいさんからの代からの執事、そして現在はその孫にあたる悠一の執事であった。謎が多く昔は何をしていたのかわからないのが悠一の感想だが、家族のラインを越えている、信頼できる人でもあった。


「ホ、ホ、ホ。それもそうですなぁ~しかしながら本当に今日ぐらいはご一緒によろしいのですか?」


「ああ、いつものようにいつもの場所に」


なんと悠一、高校の近くまでいくと途中で下してもらう。理由は目立たないためだ、しかし美幸はそのままなのだ。だから美幸はどこかの令嬢であるという噂が流れていた。してそんな噂の手前、弟も同じでなければならないということだ。


「わかりました。それでは朝食にいたしましょう」


ちなみに悠一の方針で美幸と幸彦は同じテーブルで食べている。家族だからだ。


「今日はちょっとした挑戦でして、このようなものになっております」


言堂の趣味の一種が料理だ。して初老にやらせることでははいのだが、この人に勝てるのは人類で素手では現状悠一ぐらいだということで一言いえば老いていないのだ年齢に合わず


「ふむ、うまいな。相変わらず爺はすごいよ。ああ、それと幸彦俺をもし学校で会ったとしても無視をしろ。それかいないと思えいいな」


「は、はい!?」


「これは命令だ。俺は学校では何もしない人だな。なあ美幸」


「ご主人様の命令でなければ、あんな奴らなんか」


すこし病んでいる眼を言う美幸。なにかあるのだろうか。


「ほ、ほ、ほ。悠一様も面白いことを言うのはいつものことです、美幸、幸彦わかっているだろうな」


「はい」「……はい」


「まったく、美幸は少し冷静になりなさい」


「私は冷静です……ただあんな馬鹿な連中に「美幸」……はい、ご主人様!」


「大丈夫だから、まあこんな理由だからこいつには俺には近づかないようにきつくいってある。まあ会うこともないからな……そんなに見るな美幸」


「ごめんなさいご主人様。と、いうわけよ幸彦。ご主人様がそう願っているのですから従ってください」


「……わかっているから、その前にそのフォークを俺に向けるのをやめてくれないか美幸姉さん……」


美幸にとっての悠一は絶対の存在のため、侮辱されるのが許せないのだ。まあこうなっているのは弟の幸彦もあるが、そこは師である言堂氏のおかげだろう。


「二人とも、食事は静かに行うものだと、なんど言えば分かる!話てよいのは主のみと、言っておるだろうが!」


「まあまあ爺、ここでは家族としての食卓だよ。爺こそ、今俺が食事中なんだからさ」


「これは申し訳ありません、悠一様。お前らも悠一様に感謝しておくように」


ちなみにほかのメイドや執事はいないのかと言われればいないのだ。元より彼の家は広いがしかし、使用人数人って……これには理由があるがここでは伏せておこう。しかしそんな人だけでも十分なほどに動いている理由はAIであるアリスのおかげである。彼女は家のセキュリティから先も言ったように会社の機密まで、すべてが彼女の掌握かである。ただし例外があり、それは悠一本人が介入した際は是が非でも彼が一番の権利者になるのだ。このシステムは現状、三か月に一回交換され、解析すらできない。


「主様、して学校はどんなところなのでしょうか、少しは気になるのです……美幸姉さんからは主様のことしかうかがわないので」


悠一、美幸、そして今日からは幸彦もだが、通う学校の名前。


川木市立中央高校、川木市の中心にある学校。広さは普通に高校とは思えないほど広く設備もよい、校舎の中心には噴水がある。人気もありそのため中々に偏差値も高い。人気の理由の一つが制服のかわいさが女子、そして広さや部活の豊富さや交通アクセスで男子にともに人気である。私立とかもあるはずのことだが、それでも令嬢や社長などもこの学校に来ることもあるぐらいだ。


「まあ、普通の高校のそれと変わらないさ。ただ教師は教えることを主にしておりこっちの生徒のことは生徒同士で決めることが多いな。だからこそ生徒会は力が強い、まあこれは当然なわけだがな。自由とは律せられてこそ意味があるのだから」


「そうなのですか……「部活は何に入る気なのだ?」剣道部に入ろうかと。主様は入っておりませんが」


「目立ちたくないしな。それに終わったらすぐにでも会社の方のこともあるからな」


[と、いうのは建前で、マイマスターは帰りたいだけですけどね]


急に現れたアリス。


「急にどうかしたのかアリス」


[はい、お客様がお見えです……どうなさいますか?]


「はぁ~、悠一様私が出ましょう。アリスよ、頼むぞい。今日は幸彦の晴れ舞台だ、それを邪魔するものなど」


[すでに朝からくる無礼者なんてこの“AAA”には必要ありません!それじゃあパッパと終わらして、すぐに入学式に行きましょうか?それが今の最大重要の予定です]


「そうだな、すぐに終わらせてくれ爺。分かっているだろうが、お前は運転手だ。」


それからさほど時間のかからない程度に言堂は戻ってきた。ちなみに先ほど名前が挙がったのでここに説明しよう


アークアースアリス。通称AAAとも言われる世界を股にかける技術屋の大企業だ、技術としてならば軍事すらも相手する発明家の勤めたい会社ナンバーワン、してこの大企業の理事長ならび社長はいまだに知られていない。代表の名前が分からないまま会社として成り立っているのは逆にすごいことなのだが、大企業としてみれば問題だが技術屋としては問題がない。そしてその理事と社長を務めているのが悠一なのだ。しかしまだ若い上に命の危機もあるので現在は言堂が変わりのような影武者の役割をしている。


[相も変わらず言堂氏が社長との認識も出てきていますからマイマスターの計画通りです~ちなみに先ほどの二人の会社名も、その他もろもろも移しておきますので]


「わかった。爺もご苦労様、今日は学校でも二人のことお願いね」


「はい、わかりました……して悠一様はどちらで」


「う~ん、そうだな……あいつでも頼ってみるよ。大丈夫さ、幸彦の入学式はちゃんと見ると決めているんだからな」


「ありがたきお言葉」


それから三人は優雅な食事の時を過ごした。




はい、と言うわけでこれで第一話終了です。感想待ってます

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