自然の摂理と先入観 その2
前回のお話で、既に…
ある程度は、ご想像していただけただろうか?
それでは続きを…
どうぞ…
はい…
高齢者世帯…どちらかが要介護になった時…
要介護にならなっかた方(妻なのか…夫なのか…)
どちらにしても、(気が張る)という風景を見てきた…
しかも子に心配させまいと…隠す…
(子供の世話にはなりたくない)
これは今まで何度聞いてきただろうか…
ここから先は、在宅における
高齢者世帯の在宅介護についてフォーカスしていきます…
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とある80歳を共に超えた夫婦
夫が要介護
脳梗塞後遺症で右半身に重度の麻痺があり車椅子生活
失語症が合併していた
この方は構音障害が主となる失語症だった
※相手の話は理解できる
返答しようとするが声(音)が(構)築できない障害
妻は…
「お父さん…施設に泊まるの好きじゃないから…」
レスパイト目的に使われるショートステイさえも利用せず
献身的に介護と向き合い続けていた
※レスパイト=介護休息
利用しているのは通所リハビリのみ
それも妻が車を運転して施設まで連れてきていた
※通所リハビリ=デイケア(リハビリあり)
※通所介護=デイサービス(リハビリなし)
デイケアを週2回火曜と木曜に利用していた
居宅ケアマネとして妻の介護負担を懸念し、訪問介護を提案したが…
「家の事こそ…私がやらなきゃ…お父さんに怒られちゃう…」
(何度か提案するが、一度も利用することはなかった)
夫は尿意と便意があり立つことができた
施設では当たり前だが
これを妻が自宅でその都度、介助する
(貴方は1日に何回トイレに行きますか?)
数えていませんよね…
当たり前の生理現象ですから…
(昨日のトイレの回数…思い出せますか?)
(ちなみに昨日の朝食…昼食…夕食の献立は?)
高齢になると男性は特に前立腺肥大の影響で頻尿になります
個人差はあれど、この方は日平均8回でした
もちろん…当然…夜間もですね
(夜間は最低2回だったと聞きました)
この生活は7年続きました…
今までの説明に加え
通院…掃除…洗濯などの家事全般…
想像してみてください…
私の投稿を見ていただいてる方…
年齢は様々、家庭状況も様々…
80歳を超えた自分の体さえ想像しにくいと思いますが…
今の貴方より、痛いところが増え、体力は落ち、五感は鈍くなり
40歳以上であれば、(疲れが寝ても取れにくくなった)
そんなものとは比べもにならない体でしょうね…
!!想像してみてください!!
そして…この夫婦が迎えた最期とは…
わざわざ投稿する訳ですから
壮絶な最期を迎えることにるのです…
つづく…………
このご夫婦の最期とは…
貴方の想定内なのか?
それとも…
それでは
またお会いしましょう…




