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さて、裏口にご案内いたします

同意された方は、この先にお進みください


それでは、ご案内いたします。


入って頂いた方々ありがとうございます

まだ一つ目


裏口ですから、奥に行けば行くほど 

暗くなっておりますので、ご注意下さい

 どうぞ中に・・・


まず、最初のブースは・・・

(介護支援専門員)=(ケアマネージャー)

略して(ケアマネ)


こちらを説明いたします。

 (ケアマネ)もちろん資格です。有資格者のみがケアマネとして働くことができる資格です。

では、どうやってこの資格を取得するのか?


そもそも、

介護福祉士という資格、これは聞いたことがある!という方は過半数になるでしょうか?


はい!

先ずはケアマネ資格取得を説明する前に、介護福祉士の取得方法を説明しなければなりません。


【取得方法】

① 数は少ないですけど、高校の段階で、(介護福祉科)等を専攻できる学校も存在しています


② 高校卒業後、専門学校、大学において(介護福祉科)等を専攻する


③ 介護事業所で実務経験3年経過働きながら、通信教育課程(色々あります)を経て取得する


大まかに言うと、現状はこの3つが主になります


そして、現状・・・


(介護福祉士取得後、5年実務でケアマネの資格取得の条件を有する)


少し難しくなりますが、

①の18歳で介護福祉士を取得の最短ルート、それから5年(経過後)介護福祉士として勤務

 25歳or26歳で、一発で合格するのが最短最速になります。


ちなみに、ケアマネ合格率は年度にもよりますが、10%から20%難関です!!


②と③で介護福祉士を取得してからケアマネ取得までと考えると・・・


はい!

(介護職員不足!外国人就労・・・こんな社会問題の中・・・おいおい・・ケアマネになるまでどうするよ!!)


そうなんです!!


※元々、ケアマネ取得のハードルはこんなに高くありませんでした


 年々と、取得のハードルは高くなり(経緯は割愛します、専門家でなければ必要のない情報なので)

更に、ケアマネ取得後、ケアマネとして5年勤務し、所定研修(かなり面倒)を受け認定されると取得できる(主任ケアマネ)という資格も生まれました


(主任ケアマネ)

・最短でも30歳を越えて当然!!


はい!

以上の事から

現状でケアマネとして働いている方=ベテランという見方でも良いと思います。


そして、介護福祉士は国家資格

(更新手続きもなく、原則資格を保有できる)


対して!

ケアマネは県資格なのは御存じだったでしょうか?


これは、一般的に知られていない情報だと思います

 

 有効期限は5年、更新研修を受けないと、5年が経過した段階でケアマネとして働けなくなります!


【更新研修】

研修費が6万円程度(交通費等の費用別・・そして有限な時間、経験により費用変動)

働く職場にもよりますが、個人負担(費用、研修は有給扱い)している方の方が多いです

(これはハッキリとした数字は出ていません、私の個人調査)


これらの様々な負担を労してケアマネになっても、日々の研修、事務処理、家族訪問業務、他事業所との連携、(業務過多)の一言です


そして県資格ということは・・・他県へ引っ越しした場合、引っ越し先の県に登録し直す、または所定研修を受ける場合もある。とされています・・・


(これ・・・目指す人いますかね?・・・)


国は在宅介護を推奨しています。在宅介護を支えるケアマネのハードルの高さ、現状を先ず知っていただきたく、説明させて頂きました


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、更に奥へとご案内いたします


【実状の小言】


 制度が変わる中、現50台のケアマネ職員

改めて・・勿論、ベテランです


ですが・・・・ハードルが低い時代に取得した方もいる・・・

定期的な研修を受けなければならないケアマネではありますが・・・


ケアマネとしての質・・・

うーーーーん・・

介護業界の裏側、課題になっています


ケアマネ取得のハードルが上がった事で、30台40台のケアマネの絶対数が少ない、ケアマネ自体の高齢化問題が発生しています。(非常にナンセンス!)



はい!そんなこと言っても世間は変わらず、地球は回る!


じゃぁどうすれば!?


今現在、ケアマネ契約済み、これから検討、今は関係ない、それぞれあると思いますが…


ここでハッキリ言いたかったのは、


ケアマネも1人の人間、研修や経験を積んでも、所謂(できる人、できない人)これはケアマネに関わらず、どの業界にも存在しています。

(福祉)(介護)美しく見えがちなんです

期待されているのは非常にありがたい職業だと思って、感謝しながら業務に当たっていますが、他の企業と変わらず、(仕事)です


 事業所には複数のケアマネが所属していたり、個人で事業所を立ち上げている場合もあります


 そして契約を取り交わすのは事業所と本人になりますが、担当するのは、あくまでも個人のケアマネになります


はい!!


中には・・

(ケアマネと話づらい・・動きが悪い・・全然相談にのってくれない・・)

ケアマネに対する不満の声・・・


これは、ケアマネの(質)

それとも関係なく、(人と人)としての相性もあると思います


はい!!

こういう時こそ!どうしたらいいの?


(いつもお世話になってるし)

(他の人に代えて欲しい・・・言えない・・言いづらい)


このような声が聞かれます


     結論から言います!


この業界の視点から言わせて頂きますと、

(よくある話)なだけです


直接、(変えて欲しい)と言ってこられる方も多くいらっしゃいます

人と人ですから、(相性が悪い)と感じている場合、ケアマネとしても、(かみ合ってないな?)という不安を感じていたりします

注)中にはKYなケアマネもいますので、それはそれで・・・・


これを聞いても、(私には言えない・・・)そう思われた方は


【〇〇市 居宅介護支援事業所】と検索してみてください。

ケアマネとしても、利用者側としても、自宅から近い方が良いと思います


近くの事業所を検索して、直接電話をして、(とにかく相談したい)これをきっかけにして

他のケアマネに(ケアマネを交代したい場合、どうしたら良いですか?)と相談することは、良くある話です。今まで担当していたケアマネへの配慮も勘案して動いてくれます


注)この時点で、この辺の配慮がない場合、同じことの繰り返しになる可能性があります。

そう感じてしまった場合は(また改めて考えてみます)と言い、一旦逃げましょう!


上記の場合を試しても上手くいかない場合は

【〇〇市 地域包括支援センター 管轄エリア】と検索してみてください。


あなたの住む地域を管轄する、センターが色々な介護に関する相談事を聞いてくれるはず

上記同様、同じように相談すると良いと思います


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ケアマネ1人に対して担当件数は40名前後です。(事業所体制にもよる)


御利用者様からすれば、1人のケアマネ


ケアマネは、40名分の、介護状態、医療状況、家族状況等、これらを把握しマネージメントしている仕事です


書類の量は想像を超えると思います



このブースでは、以上になります


他質問が御座いましたら、(一言)呟いてください


それではまた、休憩を挟んで、次のブースへ御案内致します。

次のブースでお会いしましょう♪


こうは言っても!!それでもなんでも!!

ケアマネは非常にやりがいのある職種です!!

本当です!!尊敬する方がたくさんいます!

介護が必要となってしまった方を、マネージメントしていく!凄い事です

尊敬と敬意を持って投稿しています

(私もケアマネ経験あります)

だからこそ・・・

当連載は、取材も行い、可能な限り、わかりやすく、実状を伝える事を第一にしておりますが、他専門家から(もっとここは、こうなんだけどな?)という意見はあるかもしれません。

あくまでも、私の独断と偏見で、フォーカスした部分を取り上げ割愛している所が多くあります事を、事前にお伝えしておきます

 !すみません!


【宣伝】

医療、介護を舞台にした(カルテの記憶)完結済み長編小説の方も宜しくお願い致します!





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― 新着の感想 ―
[一言] 文中でも触れられていますが、ケアマネを更新するのが大変ということを小耳に挟んだことがあります。 けっこう大変なものでしょうか?
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