なんとなくの背徳感と、清々しい朝
翌朝。目が覚めると身体がだるくて腰が痛い。
でも、ユルリッシュ様はすごく優しくしてくれた。気持ち良かったし、お互いの想いが通じたのがとても嬉しかった。
横にはすやすやと眠るいつものユルリッシュ様。
「…ふふ」
子供姿のユルリッシュ様がこの状況で隣にいると、少し背徳感を感じる。でも、ユルリッシュ様と繋がることができたのだと実感もする。
だるい身体とは対照的に、清々しい朝。まるで私達を祝福してくれているような気がして、とても幸せだ。
「んん…イザベル?先に起きてたのか」
「ユルリッシュ様、おはようございます」
「おはよう、イザベル。今日も可愛いな」
起きて早速、甘い言葉をくれるユルリッシュ様。こんなに甘やかされると、ダメな子になっちゃいそう。
「もう、ユルリッシュ様ったら」
「本心だ。…身体は大丈夫か?もしまだつらいなら無理はするなよ」
「少しだるくて腰が痛いだけです、大丈夫です」
「それは大丈夫じゃないだろう。よし、イザベル。二度寝しよう」
「え、でも」
治癒とか星辰語の翻訳とかは?
「仕事は全部俺がやっておく。イザベルはゆっくり休め」
「ありがとうございます、ユルリッシュ様。でも、いいんでしょうか?」
「イザベルは昨日、頑張って俺に応えてくれたんだからいいんだ。こんな日くらいゆっくりしてくれ」
「ユルリッシュ様…ありがとうございます」
そしてユルリッシュ様と再び横になり、ユルリッシュ様に背中をトントンと優しく叩かれるとなんだか再び眠気が来た。
「んん…ユルリッシュ様…」
「どうした?」
「大好き…」
そのまま私は、また眠ってしまった。起きるともう夕食の時間で、ユルリッシュ様は本当に一人でお仕事をこなしてくれていた。次は寝過ぎないように気をつけよう。




