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ショタジジイ猊下は先祖返りのハーフエルフ〜超年の差婚、強制されました〜  作者: 下菊みこと


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ショタジジイから頬とおでこにキス

「そうだ、イザベル。謝らないといけないことがあるんだ」


「え、どうしたんですか?ユルリッシュ様」


「護衛に、注意されてな。…初対面の時、イザベルに『お前のような小娘に神官が務まるか!

』って言ってしまっただろう?ちゃんと謝っておこうと思ってな」


「え、いえいえそんな!」


「イザベル、すまなかった。許してくれるか…?」


ユルリッシュ様はそう言って、少し不安そうな表情になった。そんなユルリッシュ様に微笑む。


「いいんです。そんなの気にしないでください!ユルリッシュ様には、今日までたくさんたくさん大事にしてもらいました。だから、チャラですよ!」


「イザベル!」


ユルリッシュ様は、私のおでこと頬にキスの雨を降らせた。


「え、え、ユルリッシュ様」


「イザベル、愛してる。本当にごめんな」


「いいんです、本当に気にしてません!」


「そんな優しいところも好きだ。でも、もし嫌なことがあったら言っていいんだからな。我慢はしてくれるなよ」


「は、はい!わかりましたから!」


ユルリッシュ様は結局、気が済むまでたくさんキスの雨を降らせ続けた。

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