表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ショタジジイ猊下は先祖返りのハーフエルフ〜超年の差婚、強制されました〜  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/60

ショタジジイと決闘

「クソガキ。そんなに吠えるなら当然、俺から決闘を申し込めば受け入れるんだろうな」


「は?」


「お前の妄言で貶された妻の名誉の回復のため、これより正式にお前との決闘を申し込む」


「えっ」


「もちろん受けるよなぁ?」


ユルリッシュ様が突然ノエル様に決闘を申し込んだ。ノエル様も怒りで狂っているのか、それとも後には引けないのか頷いた。


「も、もちろんだ!」


「俺が勝てば、お前は聖妃への名誉の毀損で牢に入ってもらう」


「えっ」


「お前が勝てば、妻が受け取った慰謝料は返還させよう。それと、お前の願いを一つ叶えてやる。…破格の条件、だな?」


私はハラハラと見守る。それしか出来ない。


「そ、それなら、剣で勝負だ!実戦殺法有りにしろ!」


「いいだろう」


「それも、今ここで勝負をしろ!後日、条件を変えられたらたまったもんじゃない!」


「…ふん。望むところだ」


「ゆ、ユルリッシュ様っ」


心配で名前を呼ぶ。呼んでどうなるわけでもないけれど。


「大丈夫だ、イザベル。必ず勝って、お前の名誉を守るよ」


「そんなことどうでもいいです!どうか、怪我はしないでください。ノエル様は、剣はお強いのです!」


ユルリッシュ様が無事ならそれでいい。負けてもいい。どうかユルリッシュ様をお守りください、星辰の神々よ!


「わかった。必ず無事に戻るよ。約束する。」


「…はい」


「愛してる。絶対勝つから」


「…はい!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ