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隠しキャラ転生物語  作者: 瀬田 彰
一章
1/122

プロローグ

本作が三つ目の作品となります。

どのくらいの話になるか全くわかりませんが、ながーい目で見守っていただけると嬉しいです。

初めましての方もこんにちはの方もよろしくお願いします。


『生まれ変わったら乙女ゲームの主人公になりたい』

 

 私の親友は病院のベッドの上で最近そう言い始めた。

 今(ちまた)で転生の物語が流行ってるからかもしれない。

 私も転生する話は色んな物を読んだ。

 だから彼女の言いたいことはわかる。

 でも乙女ゲームが舞台の場合、転生先は主人公(ヒロイン)……じゃなくて、『悪役令嬢』が殆どだと思うんだけどそれでもいいんだろうか?

 まあ、悪役令嬢になっても悪役令嬢にならないように回避して幸せになったり、悪役令嬢になる前に素敵な人が現れたり結果的にはハッピーエンド!ってパターンが王道みたいだし、それなら転生も憧れるのかもしれない。

 何より必ずしも主人公(ヒロイン)だけが幸せになるっていう話よりずっといい。

 悪役令嬢だって女の子だ。

 

「恋をするのは自由よね」


 私はそんな事を考えながら駅に向かって歩いていた。


 見慣れた景色。

 見慣れた人。

 見慣れたお店。


 私はそんな見慣れた景色を横目に進んでいく。

 私の親友はもう何年も入院している。

 そしてそんな彼女の元へ私も何年もお見舞いに通っている。


「私がもし、転生したら何になるのかな?」

 

 ふと、そう考えた時だった。


 ガラーン!


 上から大きな音が聞こえた。

 私が上を見上げると黒い塊が迫ってきていた。


「!」

 

 次の瞬間、私の意識は真っ黒な闇に覆われた――。

はい、長くなりそうな予感がプンプンします。

さあ、これからどうなることやら……。


追記、少しだけ変更しました。

基本は変わっていません。

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