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メルヘンワールド〜夢の異世界生活〜  作者: なまら
メルヘンワールド
4/13

1-3Breaktime

ノリは目が覚めた。何処か分からない暗い部屋の中に寝かされているようだ。はじめは何も感じなかったがまた嫌な予感がしてくる。




「ま、まさかここが例の時空狭間?」



「安心してください…私はあなたを殺しかけた者ではありません…」


暗い部屋に居るのにこんなに暗い感じの声がすると、流石に背筋が震える。



「私はただの回復屋です…ここは怪我をした時に休めるんです…」





姿は見えるのだが全身に黒い布か何かをまとっているようで、顔も見えない。



「君名前は何ていうの?」




「回復屋です…」






「名前は無いの?」





「ええ…無いです…」




しかし、なんか怖い。





「な、なんか怖いぞ。君。」



「フッ」



嫌だーーーー、何この人、やっぱり怖いよー。話をそらそう。



「な、なんかポケ〇ンセンターみたいだな。」



ポケ〇ンセンターとは、昔のゲームに出てくる回復所である。まあ、こいつは異世界にいるんだから知る由もないだろう。



「そーいえば、この世界のキャラクターは人形とか、ぬいぐるみだけじゃないのか?」



刺される前にクマから聞いた話である。






「この世界は、人とメルヘンキャラが共存してるんです…人は重要キャラでメルヘンキャラは村人A的な感じです…」


村人Aは少し可哀想な感じがするが、まあそんなに重要じゃないのは分かる。





「まあ、まだ傷が痛むでしょ…寝ておきなさい…」



回復屋に言われたとおりにノリは寝ようと思った。








「怖くて寝れないよーーーーーー。」







ブレイクになんかならなかった。

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