表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メルヘンワールド〜夢の異世界生活〜  作者: なまら
メルヘンワールド
2/13

1-2ハニートラップ(前半)

異世界のマスターはノリのアホさにため息をついた。



メルヘンワールド。名前だけを聞けば愉快で楽しそうな世界だが、中は全然メルヘンでは無い。なぜなら、メルヘンワールドには、復活という物が無いのだ。死んだら時空の狭間に閉じ込められGAME OVER。





ノリはそんなことも知らずに、長い直線の道を走っていた。かれこれ2km程走ったのだが、全然ゴールが見えない。




「本当に異世界なんかあるのかよ?」




呟いた直後である。目の前に突然人影が現れた。



「楽しい楽しいメルヘンワールドへようこそ!私は案内役のミラ。」




銀髪の長く髪を伸ばした女の子が喋りかけてきた。





「君があの異世界の入り口の子?」





「いいえ、あの方は異世界のマスター。この世界では神的存在なのです!!」




「へー、で、メルヘンワールドはどんな所なの?」

「それは…」




ミラは少し言葉に詰まっていた。



「ま、行ってから説明しましょう!」

「それもそうだな。」

「じゃあ、レッツゴーです!」

「おう!」






愉快にスキップしながら進むノリを後ろから見つめ、ミラは奇妙に笑うのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ