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雪国へ進め

通行証のテストのために一夜待ったギラ達。

その朝再び城へ向かい、テストの洞窟に案内される。

そこを抜け戻ってこれれば合格だという。

そうしてギラ達はテストに臨む事になる。


「ここの洞窟を抜けて戻ってこい、ですか」

「つまり入り口で見えた反対側の扉に一周するって事だね」

「魔物が強いとはいえ、通行証出すのにわさわざテストというのも」

「国としても死人を簡単に出すような真似は出来ないんだろうさ」


とりあえずそのまま洞窟を進む。

その道中で珍しいものを見つけた。


「これは金属?」

「エンシェントメタルね、結構貴重な金属よ」

「一応もらっておくか、何かに使えるかもしれん」

「それじゃこれは頂いていきましょう」


そのまま洞窟を進むギラ達。

特に仕掛けもなく魔物が出るだけで、先にはすんなり進める。

そうして進んでいくと多数の部屋がある場所に出た。


「スイッチがあって…部屋の中にもスイッチがありますね」

「つまり正解の場所だけスイッチを入れろって事か」

「ここに看板があります、丸とバツが描かれてますよ」

「部屋の並びと一致するな、つまりどっちかが正解という事だ」


そうしてとりあえずスイッチを押してみる事に。

両方のパターンを試した結果、バツ印の部屋のスイッチを起動したら扉が開いた。

開いた扉を潜り先に進むと鳥の魔物に遭遇する。


「こいつがテストの最終関門か」

「ならさっさと倒しちゃいますよ」

「派手にやっちゃいますよっ」

「やれやれね」


鳥の魔物を軽く倒したギラ達はその先にある扉を潜る。

その先は入り口であり無事に戻ってきた。

大臣から合格を言い渡され国王の下へ再び案内される。


国王はその実力を認め通行証をその場で発行してくれた。

通行証を得たギラ達は国王にお礼を言い街をあとにする。

街を出たギラ達はその足で北へと進む。

シルヴァンコートへ続く橋の検問を無事に突破し、洞窟を抜けシルヴァンコートへ。


洞窟を出たその場所は一面の銀世界だった。

メーヌとエレネはシルヴァンコートの王都にいると思われる。

それと元の世界に戻るためのヒントを国王から聞いていた。


シルヴァンコートを含む他国の国王にも訊いてみるべきと言われていた。

謁見するのなら自分の名前を出せば出来るように紹介状も書いてくれたのだ。

他国の国王にも訊く、それでヒントが得られるかは今は不透明である。


とりあえずは雪原を進む。

すると寂れた村を見つける。

とはいえその村に用はないため素通りする。


さらに進むとそこには大きな都市が見えた。

どうやらここがシルヴァンコートの王都のようだ。


街に入りメーヌとエレネを探す。

するとそれらしき人を知っているという人の話を聞けた。

どうやら東にある古代人の洞窟に向かったのだという。


国王に会う前に二人を探しにその洞窟に向かおうとする。

だが入るには国王の許可が必要と言われる。

時間はあるのでギラ達はまずは城へ向かい国王に謁見する。


国王から元の世界に戻るヒントとしてその洞窟の立ち入り許可をもらえた。

二人は恐らく許可をもらっていないはずなので、追い付ける可能性はある。


ギラ達は二人を追いかけその古代人の洞窟へと向かうのである。

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