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乾いた大陸

海賊を討伐し、船でミストラル大陸に渡ったギラ達。

仲間の気配は感じているので、この大陸にもそれはいるようだ。

玄関口の港町に下り立ちこの大陸を調べる事に。

とりあえずは情報を集める事にした。


「ここは乾いてますね」

「荒野の大陸みたいですね、それでどうしますか」

「うーん、仲間がいるのは確かだけど、どこにいるのかな」

「この街は静かですし次の街に行ってみますか?」


とりあえず意見はそれでまとまる。

港町を出て次の街へと向かうギラ達。


「それでこの大陸は何があるんですかね」

「えっと、中央にある街に闘技場があってそこから王都にも通じてるみたいです」

「ならとりあえずは王都かな?」

「ですねっ、王都に行けば何か分かるかもしれません」


そうして街道を進みその闘技場の街へと到着する。

そこは賑わっていて闘技場に挑戦する戦士も多く見られた。


「何やら賑わってますね」

「なんか凄く強い騎士が無双してるそうですよ」

「それって…」

「行ってみようか」


そうして観客席へ移動し試合場を見る。

そこにいたのはペトラだった。

ギラ達は試合が終わるのを待ち彼女に声をかける。


「ギラさん!他にも!」

「無事でしたか、何よりです」

「えっと、ペトラさんだけなんですか?」

「他にはいないの?」


ペトラの話では恋夜もいたのだが、興味があると言い城下町へ行ったという。

ペトラはそれには同行せずに闘技場で荒稼ぎをしていたとか。


「なるほど、なら城下町へ行ってみますか」

「城下町へは洞窟を徒歩で抜けるか港から渡し船を使えば行けますわよ」

「歩くのも面倒だし船使おうか」

「ですねっ、楽に行けるならそれで行くのが一番ですっ」


そうして話もまとまり渡し船を使いミストラル城下町へ向かう。

この大陸は高地民族などが暮らしているそうだ。

とりあえずその足で恋夜を探す事に。


「どこに行ったんですかね」

「さあ…なんでも国王を暗殺するとか噂が立ってましたわよ」

「それを調べてるんでしょうか」

「もう少し調べてみようか」


すると一つの屋敷からどこかで見た顔が出てくる。


「む?ギラ達か」

「恋夜さん!」

「無事で安心しましたっ」


ついでに恋夜に事情を訊く。


「なんでも国王に殺害予告が来たらしくてな、それに通じる貴族と話していた」

「はぁ、なら僕達も手伝いましょうか?」

「情報が得られそうな相手を殺させるわけにもいきませんものね」

「そうだね、出来る限りはしなくちゃ」


ならばとその貴族に話を通してれるという。

ギラ達は恋夜に連れられその話を聞いた。


その話によると今夜国王を暗殺するというらしい。

それで騎士などがチェックされたが内部にそれはいないという。

そこに偶然恋夜が興味を持ったのだそうだ。


「なら我々がやりますか、その貴族の人には伝えておきますよ」

「ですねっ、ガツンとやっちゃいましょうっ」

「なら私は話をしておく」

「頼みましたわね」


そうして暗殺を阻止すべくギラ達は夜を待つ事に。

何者からかの暗殺予告。

ギラ達はそれを阻止出来るのだろうか。


犯人が何者か、それを叩き付けてやるのである。

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