表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/240

囚われの狐

港町で翠と再会したギラ達。

次の大陸に進むべく港と交渉し海賊退治に向かう事に。

その海賊のアジトは海の孤島にある。

そこでギラ達は一人の少女と出会う事になる。


「さて、それでは行くとしますか」

「腕が鳴りますねっ」

「海賊の親玉を討ち取れば降伏させられますよね」

「だね、とりあえず親玉を探そうか」


そうしてアジトを進み始めるギラ達。

すると開かない扉がそこにはあった。


「この扉ビクともしないね」

「力で壊すしかないのでは?」

「なら翠、さっさと壊しなさい」

「合点です!」


そうして翠の組成変更を使い扉を強引にぶち破る。

そのまま奥へと進んでいくとそこにはガスが充満していた。


「これってガスですか?」

「みたいですね、火を起こせれば爆発させられそうです」

「そんな事して平気なの?」

「衝撃を使うぐらいは出来ると思いますよ」


とはいえ魔法で引火したら大変な事になる。

なので別の火を起こす手段を探す事にした。

一旦別の道を進むギラ達。

すると海賊の副官らしき相手に遭遇する。


「お前達か、好き勝手やってくれてるのは」

「そっちこそ覚悟してもらいますよ」

「面倒なんでサクッとやっちゃいましょう」


その副官をあっさりと倒すギラ達。

するとその副官が何かを持っているのに気づく。


「なにこれ?石かな?」

「火打ち石ですね、これを使えばガスを爆発させられるかと」

「一応もらっておきましょうか」

「ですねっ、では別の道を探しますよ」


そのまま道を引き返し別の道を探す。

とりあえずさっきの場所でガスに火をつけてみる事に。

そこで爆発したガスの衝撃で新たな道が開けた。

その道の先へと進んでみる事に。


「ふむ、というかこのアジトガスが充満してるとか海賊もよく使えてますね」

「確かに、危険極まりなくない?」

「まあ事情があるのでは?」

「事情ですか、なんにしても僕達は海賊退治で来てるんですから」


さらに奥へと進むギラ達。

そして親玉らしき相手を発見する。


「てめぇら、よくも好き勝手やってくれやがったな」

「悪人に人権なし、覚悟してもらいますよ」

「ギラさんが言うと凄いブーメラン…」

「別にいいんじゃない?それじゃさっさと始めようか」


その親玉もギラ達からしたらただの雑魚だった。

海賊退治は完了し帰ろうとしたときまだ奥があるのを確認する。

念のためその奥も調べるギラ達。

そこにあったのは牢屋だった。


「牢屋ですか、おや?誰かいますね」

「女の子?もしかして獣人かな」

「だと思います、狐耳と尻尾がついてますから」

「とりあえず助けましょう」


牢屋を開けてその狐の少女を救出する。


「フーッ…」

「警戒されてますね」

「大丈夫ですよっ」


だが警戒は解いてもらえそうにない。


「まあ無理もないですよね、とりあえず行くなら行きなさい」

「ふんだ!べーっ!」

「行っちゃいました」

「僕達も帰りますか」


そうして港へ帰還する。

港の船乗り達からは感謝され、次のミストラル大陸への船を出してくれるという。

このミーア大陸では翠だけだった。

次の大陸では誰と合流出来るのか。


ギラは誰かがいるのだけは確認している。

そのまま船に乗り込み次のミストラル大陸へと出発する。


次の大陸で合流するのは誰になるのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ