表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かけら  作者: ひよこ
2/2

転校

私は生まれて初めて転校をした。

小さいころからずっと一緒だったみんなと離れる実感がなかなかわかなかった。


みんなに

「私転校するんだ~」

と言ってもみんな冗談だと笑っていた。

私はまだ小学生。転校しても友達だよ!向こうでも友達たくさんできる!そんな考えだった。

みんな大好き。

そうだった。


そして、私はこの転校を機に初めての彼氏というものもできた。

小学生で彼氏ってなんだろうと今はおもうが昔は少女漫画にあこがれてる年、相当浮かれていた。


そのときの私のかけらは袋に納まりきらないほどだった。

楽しくてみんなが優しいのがうれしくて離れるのは寂しいけれど新たな場所へ行くのが楽しみで仕方がなかった。


落ちたかけらは誰かが拾う。

いらないかけらは捨てればいい。


私というかけらはゴミ箱にたまるだけ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ