キャラ紹介・アズハル孤児院編
・レベッカ
本名 不明(赤ん坊の頃にマリーに拾われたため。レベッカという名もマリーに名付けられた)
年齢 (3章)17歳
身長 153cm
趣味 子どもの世話 エリーの着せ替え
エリー、クローヴィスのお馴染みの非常に黒髪黒目の明るい少女。実はエリーよりも(実年齢は)1つ年下。
孤児院に来たばかりのエリーをクローヴィスと共に支え、心を開かせた。
その時からエリーに特別な感情を抱いていたが、(当時はエリーに精神的な余裕がないこともあって)気付かれていない。
エリーの気持ちがシルヴィアに向いていることもあり、ほとんど諦めている節もある。が完全に諦めたわけではないらしい。目下の目標はエリーに告白することだとか。
エリーと同じようにギルドメンバーの資格を得ている。エリーやクローヴィスとは違い、日常のトラブル(レベッカの場合は子どもの世話など)を主にしている。
そんな彼女の趣味のひとつは"エリーの着せ替え"。
エリーは孤児院の頃から服装に無頓着だったため、服装はほとんどレベッカが選んでいた。
当時はそれなりに自重していたものの、シルヴィアと出合い自重するのを止める。
メイド服やゴスロリを着せたりと(エリーが押しに弱いのもあるが)シルヴィアと共に好き勝手やっている。
シルヴィアとの関係はお互いに"はじめて出来た年の近い同性の友達"。性格の相性も良かったのか非常に仲が良い。
シルヴィアにならエリーを任せられるとも思っている。
戦闘に関しては彼女があまり争いを好まない性格のため、武器をとることはないと思われる。
魔力に関しても、(ギュンター程ではないが)恵まれてるとは言えない。
だからこそ皆の帰ってくる場所を守ることが自分の戦いだと思っている。
・クローヴィス
本名 クローヴィス・アークライト
年齢 (3章)19歳
身長 179cm
趣味 昼寝 各地の名産品集め
エリーとレベッカの幼馴染みの人当たりのよい金髪碧眼の活発な青年。3人の中では一番年上。
人が好きとのこともあって、周りに当たっていた当時のエリーが心を開くまで諦めなかった好漢。
エリーとレベッカとは特に仲がよく、エリーを心配していたのもあり、基本はこの3人で行動していた。
孤児院に引き取られた理由は、クローヴィスの家は代々特殊な仕事をしており、それが嫌だったクローヴィスは6歳にして家を出た。
だが行き場もなく倒れたところをマリーに保護され、アズハル孤児院の生徒としてその後は過ごすことになる。
当初はキニジに剣を教わった理由は「エリーもやっているから」だったが、後々純粋に剣の腕を極めたくなりエリーと同様に愚直に修練に励んでいった。
オルクスとは半年ほどの付き合いで、雇い主と傭兵という形ながらも友人のような関係を築いている。
またエリーとは違い数ヶ月に一度は孤児院に戻っていた。趣味の名産品集めも帰ってくる時に子どもたちへのお土産とするためである。
孤児院では面倒見のいい年長者としての一面も。
武器
両剣・銘"フリューゲル"
オルクスから渡された物。
一流の鍛冶師が作ったもので、まごうときなき業物。
魔術
魔力量はそれほど多くはない。
簡単な魔術は使えるが、ほとんど使用しない。
・マリー
本名 マリー・テレジア
年齢 (3章)(自称)40代
身長 159cm
趣味 花壇の世話 切り絵
アズハル孤児院の設立者。
設立したきっかけは、17年前にレベッカを拾ったことにある。
それ以降孤児などを見捨てられず自宅で保護していたが、流石に自宅では無理があると孤児院を設立した。
レベッカと出会う前の経歴は一切不明で、一番付き合いの長いレベッカですら知らない。
年齢にしても「40過ぎたおばさんですよ」とは言っているが、とてもそうは見えず、見た目はおしとやかな20代の女性。
キニジと出会ったのは6年前に腹部に重傷を負っていたキニジを有無を言わさず孤児院に運び治療した時。
それ以降キニジとは親交を深め、キニジが帰って来た時に誰よりも喜んだのは彼女である。
エリーとクローヴィスが剣の訓練に励んでいるときに魔族に遭遇した際は、体をはって"子"を守り腹部に大怪我をしている。
その時の傷はまだ残っているが、誇りこそすれ忌々しく思うことはない。
魔術
ある程度魔力はあるのか、料理をしている時に水が足りないと魔術で水を加えたりはしているようだ。
しかしどれ程の魔力量かは誰も知らない。
・キニジ
本名 キニジ・パール
年齢 (2章) 34歳
身長 183cm
趣味 特になし
秩序の守護者No.9にして、エリーとクローヴィスの剣の師。普段は憑依術式で魔族化した顔を隠すために仮面をつけている。
禁術の憑依術式を扱える数少ない人物。大剣二振りを扱う豪傑。
秩序の守護者最高の実力を持っていると言われている。
6年前にエリーに乞われ、エリーとクローヴィスの2人に剣を教えた。
その際にエリーに「躊躇うな」と言ったことがエリーを歪めてしまったのではないか、と後悔していた。
だがシルヴィアたちエリーの仲間の存在もあってエリーだけでなく、キニジ自身も救われた。
ちなみにキニジが教えていたのは単純な直剣だったはずなのだが、エリーはナイフを用いて二刀流をやるようになったり、クローヴィスはなぜか両剣を使い始めている。
キニジ自身が我流なためなのか、教わった2人も(キニジに教わったことは守りつつ)型に囚われない戦い方をしている。
誰にも靡かないように生きてきたキニジだが、そんな彼が唯一恐れているのがマリーだ。
孤児院で介抱されたことや、マリーが大怪我した責もあってマリーにだけは頭が上がらない。
そうでなくても尻にひかれていたためマリーの言うことには基本「Yes」で応える。
武器
憑依術式で戦っていたが、大剣を再び握ってからはそっちが基本になっている。
大剣・銘"魔剣クレイヴ・ソリッシュ""魔剣クラウソラス"
いつの時代どこで作られたかわからない兄弟剣。
秩序の守護者に着任した時にギルドから渡されたらしいが…。
魔術
魔力量は決して多くはない。
憑依術式の魔力の使用量も少なくないため、普段は魔術を使うことはない。
憑依術式の"完全解放"も30秒ほどしか維持できない。
一度閑話を挟んでから本編に戻りたいと思います。
モンペリエでの話の予定です。