AとB
友達同士でただ駄弁っている感じの日常会話
A「ねぇ…人ってどうして××だと思う?」
B「知るか!!
つーかどうした、唐突に」
A「やーさ、幽霊だとかお化けだとかってどうしているのかな~って」
B「見間違い、気のせい、幻覚、幻聴…辺りが妥当だな」
A「Bって夢無いね」
B「悪いか?」
A「ううん
考え方は自由だもん
僕の考え方は間違ってる?」
B「『人の考え方は自由』なんだろ?
間違って無いんじゃね?」
A「そっかぁー
じゃあ、Bの後ろに居るアノ子も僕の勘違いじゃないんだぁ」
B「…は?」
A「よかった~」
B「いやいやいやいや」
A「先生見てるから、アレ?こんな子居たっけ?って思っちゃった」
B「おい、A?」
A「ん~?
B、どうしたの~?」
B「オレの後ろ何も無いだろ…ってか壁だろうが」
A「えッ?…あ、本当だ」
B「お前、何見たんだよ…」
A「女の子が血走った目で〇〇先生をずっと眺めてたよ~」
B(ソレは眺めてたんじゃなくて、睨んでたんじゃ…)
《三日後》
A「〇〇先生、どうしたんだろうね~?」
B「いきなり退職だったらしいな…」
A「不思議だねぇ~…」
B(Aの言ってた女の子と何か関係有りそうだ…)
A「ねぇ!
Bはどう思う?」
B「オレ?
何かトラブルとかが原因で退職…とか」
A「相変わらず、夢が無いね!」
B「いいだろ、別に」
A「僕の考えはね――」
――あの女の子に取り憑かれちゃったんじゃないかな?
.
幽霊だとかお化けだとか
時々、特集をやったりしますよね?
そういうモノを話題にしている学生的な雰囲気を作ってみました。
見えない人も
見えたりする人も
オーラを感じる人もいる
因みに作者は
見えない人です。
何処までが真実で
何処までが嘘かなんて
分からないからこそ
面白いと感じるのかも
知れませんね
それではこれにて。