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復讐ノダンピヰル  作者: H2O
第一幕
18/25

18 グッド・バイ 其ノ肆

挿絵(By みてみん)


東の空が淡く色を変え、のぼる太陽が波を輝かせる。

静寂となった病院に、窓から日の光が差し込む。

夜があけたのだ。


「凛太郎。」


朝日を背に受ける修二が振り向く。


「これで吸血鬼は俺だけだ。」


「そうだな。」


一晩の間、おれたちは吸血鬼と戦い続けた。

街中から集められた吸血鬼たちの全てを退治し、やっと修二と二人になった。


修二はおれに金槌と杭を手渡した。


「頼むぞ。」


「ああ、任せろ。」


白く輝く床の上に修二は腰を下ろす。

おれは修二の肩を押して、その上に跨った。


「修二。

お前は生まれてくるべきではなかったと言っていたけどな。」


杭を修二の胸にあてる。


「おれはお前と出会えてよかったと思ってるよ。」


金槌を振りかぶる。


「凛太郎、お前やっぱり変わってるな。」


修二は毒気のない無邪気な顔でわらった。 


それが修二の最期だった。


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