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ツタンカーメンの目玉はどこへ ①

考古学は推理小説に重なる部分がある。

重なると言ってしまうと語弊があるので似た部分があると言い直しておこう。

もちろん考古学に携わる多くの専門家は発掘と保全、それから調査結果をまとめることを旨とし、物的証拠もなしに自らの意見を前面に押し出すことはしない。

ただし、全員がそうかといえば違うと言えるし、専門家ではなくアマチュアレベルになると、どこで拾ったのかわからぬものを証拠とした憶測がすべてとなる。


ただし、商売が入っていない純粋に楽しみとしてやっているかぎり、何をどう思うかは自由であり、自由な発想ができるアマチュア考古学者が考古学的常識に囚われて動けぬ専門家を出し抜しぬいた「岡目八目」的発見だってある。

というか、考古学者は非常に狭い自らの領域から外に出ないことも事実。


これを推理小説に当てはめてみよう。

おそらく専門家が演じるのは型に嵌った思考しかできない警察。

そして、アマチュアは敏腕探偵というところだろう。

当然話としては、探偵側の勝利になるものこそ受けるわけで、信ぴょう性はともかく、人気があるのは後者と言ってもいいだろう。


ということで、探偵になりきって妄想力全開で推測してみよう。

もちろん今回の企画に則っていえば、相手からの「メッセージ」にあたる各種調査結果は使用するのだが。


そして、敏腕探偵が選んだお題は……。


黄金のマスクで有名な古代エジプトの王ツタンカーメン。

彼の遺物のひとつ純金製の棺。

その棺の顔に埋め込まれていたはずの目玉の行方である。




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