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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

《魔力無限》のマナポーター ~パーティの魔力を全て供給していたのに、勇者に追放されました。魔力不足で聖剣が使えないと焦っても、メンバー全員が勇者を見限ったのでもう遅い~ 【書籍化&コミカライズ】

作者:アトハ
※ 第2回集英社WEB小説大賞で【銀賞】を受賞しました!


「我がパーティに魔力支援しかできない無能は不要! よって貴様を追放処分とする!!」

 僕――イシュアは、そんな理不尽な理由で追放された。
 世界の希望を背負って立つはずの勇者によって。

 マナポーターとは魔力不足のパーティに、魔力を供給するパーティのかなめとも言える重要なジョブである。

「僕がいないと、すぐにこのパーティは魔力不足でまともに戦えなくなります。考え直すべきです」
「黙れ! 落ちこぼれの分際で口答えをするな!!」

 そうして追放された僕であったが――


「待ってください! イシュア先輩!」

 追いかけてきたのは、なんと勇者パーティの聖女・アリアであった。
 彼女は冒険者育成学校に通っていたときの後輩である。

「先輩に見捨てられたかと、すごい後悔してました」
「勇者パーティはどう考えても、先輩のおかげで辛うじて持っていたようなもんじゃないですか!」

 アリアは涙ながらに訴えかける。
 勇者はあろうことか、パーティメンバーに黙って僕のことを追放したらしい。

「私、先輩に付いていきます!」
「あんなリーダーに付いて行っても未来はありませんから」

 アリアはきっぱりと言い切り、僕と旅を続けることの望むと明言。
 こうして聖女様との旅が始まったのだった。



 一方、勇者パーティには修羅場が訪れていた。

 勝手にイシュアを追放した勇者は、メンバー全員に責め立てられていた。
 イシュアがパーティを支える重要人物であることを、勇者以外はみんな理解していたのだ。
 それでも勇者の権力を笠に着て、強引にAランクダンジョンの攻略を進めようとする。
 しかしメンバーが2人抜けて、すぐに魔力が枯渇する勇者パーティにそれは叶わない。

 ――勇者パーティには、どこまでも暗雲が立ち込めているのだった。


※別サイトにも投稿してます
一章 《魔力無限》のマナポーター、新天地へ
二章 《魔力無限》のマナポーター、エルフの里に降り立つ
三章 《魔力無限》のマナポータ、アメディア領に向かう
四章 《魔力無限》のマナポータ、四天王を撃退する
外伝
イシュア、相談する
2023/12/19 07:00
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